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コルンゴルト&ニールセン ヴァイオリン協奏曲集 イ・ジユン&ポスカ

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こんにちは、
ともやんです。

コルンゴルトとニールセンのヴァイオリン協奏曲をヴァイオリン独奏イ・ジユン、伴奏クリスティーナ・ポスカ指揮オーデンセ交響楽団の演奏で聴きました。

素晴らしい曲と見事な演奏を堪能しました。

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コルンゴルトのヴァイオリン協奏曲

エーリヒ・ヴォルフガング・コルンゴルト(1897-1957)は、現在のチェコのブルノ出身。幼少の頃から神童ぶりを発揮し、マーラーに絶賛され、リヒャルト・シュトラウスを戦慄させたという。名ピアニストのシュナーベルは彼の曲をリサイタルで紹介し、大指揮者ニキシュは曲まで委嘱したそうです。

また映画音楽にも踏み込み、ハリウッドに進出してアカデミー賞まで獲得しています。
しかしナチス政権となりユダヤ系のコルンゴルトは、アメリカへの亡命を余儀なくされ、しばらくは生活のため映画音楽などを作っていました。その大管弦楽を使った曲作りは、後世のジョン・ウィリアムズにも多大な影響を与えたと言われています。
ヴァイオリン協奏曲は、戦後に作曲されハイフェッツが初演し、その後も愛奏した曲です。

ニールセンのヴァイオリン協奏曲は、1911年の作曲で翌年12年2月28日にペデル・メレルの独奏、ニールセン自身指揮の王立劇場管弦楽団で初演されました。
交響曲で発表で名声を得ていたニールセンは、ヴァイオリンの名手でもあったことからヴァイオリン協奏曲の要望も高かった。

なお、僕の持っている古い音楽事典では、初演の独奏者が、ニールセンの娘婿であるハンガリー出身のヴァイオリニスト、テルマーニー・エミルとなっています。
ただ初演当時まだ18歳だったことから調べてみると、娘婿になったのが1918年だということで間違いとわかりました。
なお、初演者のペデル・メレルの詳細に関しては不明です。

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イ・ジユン&ポスカ コルンゴルト&ニールセン ヴァイオリン協奏曲集

この曲の聴きどころは、イ・ジユンの澄みきったヴァイオリンの音色と卓越したテクニックと伴奏のクリスティーナ・ポスカ指揮オーデンセ交響楽団の色彩溢れる温かみのある演奏。
ポスカは、フランダース交響楽団とベートーヴェンの交響曲も録音して、そのレビューは改めて当ブログでしたいと思います。

おすすめのCDです。

エーリヒ・ヴォルフガング・コルンゴルト – Erich Wolfgang Korngold (1897-1957)
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op. 35
Violin Concerto in D Major, Op. 35

1.(09:37) I. Moderato nobile
2.(09:24) II. Romanze: Andante
3.(07:41) III. Finale: Allegro assai vivace
total(26:42)

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カール・ニールセン – Carl Nielsen (1865-1931)
ヴァイオリン協奏曲 Op. 33
Violin Concerto, Op. 33, FS 61

4.(20:27) I. Prelude: Largo – Allegro cavalleresco
5.(06:46) II. Poco adagio –
6.(10:32) II. Rondo: Allegretto scherzando
total(37:45)

イ・ジユン – Jiyoon Lee (ヴァイオリン)
オーデンセ交響楽団 – Odense Symphony Orchestra
クリスティーナ・ポスカ – Kristiina Poska (指揮)
録音: 26-28 June 2017, Carl Nielsen Hall, Odense, Denmark

コルンゴルト & ニールセン: ヴァイオリン協奏曲集 イ・ジユン 、 クリスティーナ・ポスカ 、 オーデンセ交響楽団

2016年“カール・ニールセン国際コンクール”で第1位を獲得した韓国のヴァイオリニスト、イ・ジユン。1992年生まれの彼女は、2013年“オイストラフ国際コンクール”で優勝し、2015年の“エリザベート王妃国際コンクール”にも入賞するなど、既に世界中の注目を集めています。
多くのオーケストラと共演する他、室内楽奏者としても活躍し、各国の音楽祭でも演奏を重ねています。このデビュー・アルバムでは得意とするニールセンと、後期ロマン派のヴァイオリン協奏曲の中でも高い人気を誇るコルンゴルトの協奏曲の2曲を演奏。その才能を遺憾なく発揮しています。



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