トスカニーニ名盤ヴェルディのレクイエム奇跡のステレオ録音

トスカニーニ
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こんにちは、
ともやんです。

トスカニーニ奇跡のステレオ録音!
ヴェルディのレクイエムが高音質UHQCDにて登場!
秘蔵の写真を用いたデジパック仕様(完全限定盤)

という衝撃的なキャッチコピーで、2020年1月にリリースされたCDをご紹介します。

クラシック音楽界の三大レクイエムというとモーツァルト、フォーレ、そしてヴェルディだそうです。

僕は、モーツァルトは何度も聴いているし合唱団で歌った経験もあります。
一方、フォーレとヴェルディは、何度か聴いてみようと思いましたが、なかなか全曲を通して聴いていません。

ただ、敬愛する音楽評論家宇野功芳氏は、モーツァルトは未完成だし、フォーレは小規模だが、ヴェルディは、何度聴いても、いちばん飽きがこないし内容も多彩で断然すばらしい、と著書の記しています。

そんなことから近頃は、ヴェルディのレクイエムに興味を持っています。
まずCD等で聴いて、機会があれば歌ってみたいと思っています。

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合唱団でヴェルディのレクイエム

近年増えたのか?それとも以前からそうだったのか、合唱団やコーラスサークルといった活動は、僕の住む横浜市や近隣の川崎市では、活発に行われているようです。

それとも全国規模でもそうなのでしょうか?
実は、すぐ近くの地域でも20数年に渡って大曲を演奏し続けている合唱団があり、見学に行ったことがあります。

そしてその合唱団が、次の公演のために練習していたのがヴェルディの「レクイエム」なのです。

ヴェルディのレクイエムのことは、略してヴェルレクというようですね。

当然僕も誘われたのですが、当時別の合唱団での公演を控えていたので、遠慮して次の演目である、ベートーヴェンのミサ・ソレムニスから参加する伝えていました。

なんと言っても当時の歌いたい優先順位は、圧倒的にベートーヴェンの方が高かったのです。

さて、聴いてもなかなか理解できない場合は、実際に演奏に参加するのが一番の方法です。しかし、さすがに楽器を学んで練習を積みオケの中で演奏をするのは時間が掛かり過ぎます。

特に合唱団に参加している男性たちは圧倒的に会社員をリタイアした人たち中心です。
経験者ならともかく、いちから始めるなんてとても時間はありません。

そうなると自分が元から持っている楽器、つまり声があれば演奏できる合唱がいいのです。

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ヴェルディのレクイエムを聴いた印象

ヴェルディのレクイエムの合唱団には参加しませんでしたが、その公演を聴きに行くことにはしました。

まず第一印象は、なんだこの劇的な曲は、これがレクエイムなのか!
ということでした。

レクイエムとは、日本語で鎮魂歌です。

つまり死者を悼み、その霊を慰めるものですから、厳かで静かでやや重苦しい印象を持っていました。

しかし、ヴェルディにレクエイムは、さすが著名なオペラ作曲家だけでに劇的で、第2曲のDies iraeなどは、死者がびっくりして「わぁ!死んでる場合じゃない!」と飛び起きるんじゃないかと思うほどです。

それともトスカニーニの演奏だからでしょうか。

さて、トスカニーニの1951年の録音は、元からステレオ録音だったわけではなく、偶然にそうなったようですが、聴いているとこの当時の録音にしてはかなり高音質で、他の録音に感じる乾いた窮屈感がなく、とても伸びやかで潤いすら感じるのです。

ぜひ聴いてみてご自分の耳で確認されることをおすすめします。

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トスカニーニ 名盤中の名盤 ヴェルディのレクイエム

ジュゼッペ・ヴェルディ – Giuseppe Verdi (1813-1901)
レクイエム
Messa da Requiem
total(77:25)

作詞 : ミサ典礼文 – Mass Text
ヘルヴァ・ネッリ – Herva Nelli (ソプラノ)
フェドーラ・バルビエーリ – Fedora Barbieri (メゾ・ソプラノ)
ジュゼッペ・ディ・ステファノ – Giuseppe Di Stefano (テノール)
チェーザレ・シエピ – Cesare Siepi (バス)
ロバート・ショウ合唱団 – Robert Shaw Chorale
NBC交響楽団 – NBC Symphony Orchestra
アルトゥーロ・トスカニーニ – Arturo Toscanini (指揮)
録音: 1951, Carnegie Hall, New York, United States

アルトゥーロ・トスカニーニ 、NBC交響楽団 ヴェルディ: レクイエム(全曲)<完全限定盤>

トスカニーニ傑作中の傑作、1951年の「ヴェルディ:レクイエム」にステレオ録音が存在しておりました!といっても初めからステレオ収録を行ったわけではなく、偶然にもマイクが二カ所に同時に立っていたという事情によります。

右チャンネル、左チャンネルは異なるレコーダーによる録音故に、もちろん合成による不安定な箇所もありますが、伸びやかで良く歌う木管、艶やかな弦楽の妙技、歌手の堂々たる歌唱が見事にとらえられております。芸術鑑賞に十分なクオリティです。

この名演は、イタリア、ミラノにある音楽家専用の老人ホーム「カーサ・ヴェルディ」(ダニエル・シュミットのドキュメンタリー映画『トスカの接吻』でも有名)への基金のための演奏会で8Hスタジオでなくカーネギーホールで行われました。

正に万感を込めての超絶的ライヴ。

前半プログラムはヴェルディ:「テ・デウム」でこれもステレオで現存する可能性が高く調査中とのことです。トスカニーニがこだわったヴァイオリン両翼、低弦左側のオーケストラ配置が存分に堪能できる貴重な一枚がUHQCDで甦ります。

写真も初めて公開される珍しいもので1950年4月のNBC響アメリカ国内ツアー時のリハーサル風景です。さらに気鋭のジャーナリスト、ネストル・カスティリオーネ氏による書下ろし記事(対訳付)がつきます。
タワーレコード・オンラインショップの商品案内より



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