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外山雄三さん 死去 NHK交響楽団指揮者

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こんにちは、
ともやんです。

昨日の朝刊を読んで、息を飲みました。
指揮者の外山雄三さんの訃報は新聞に載っていました。

現在、日本の指揮者では多分最長老の方です。
1931年5月10日東京生まれですから、92歳でした。
1歳年下の盟友岩城宏之さんは、もう17年も前に旅立たれていますので、ぜひ、天上で音楽談議に花を咲かせて欲しいと思います。

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外山雄三さん 死去 NHK交響楽団指揮者

NHK交響楽団正指揮者で、国内の多くの楽団で音楽監督などの要職を歴任した外山雄三(とやま・ゆうぞう)さんが十一日、慢性腎臓病のため死去した。92歳。東京都出身。葬儀は近親者のみで行った。喪主は妻弥加(みか)さん。後日、お別れの会を開く予定。

外山さんは東京芸術大で作曲を学び、一九五六年にNHK交響楽団で指揮者デビューした。京都市交響楽団や名古屋フィルハーモニー交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団で常任指揮者や音楽監督などを歴任。大阪交響楽団名誉指揮者。

作曲家としては「管弦楽のためのラプソディー」のほか、オペラや交響曲、合唱曲など多彩な作品を手がけた。今年五月の東京での公演中に体調を崩し、療養していたという。
東京新聞2023年7月14日web版より

上記は、東京新聞のweb版ですが、僕は昨日の朝刊で知りました。
2020年12月に大阪交響楽団とのベートーヴェンの交響曲全集が出た時、お元気で活動されているんだと嬉しく思ったのですが。

残念ながらベートーヴェンとブラームスの交響曲全集は未聴ですが、1960年のNHK交響楽団との世界ツアーの録音は、若き日の貴重な記録として今回改めて聴き直し、外山さんを偲びました。

心よりご冥福をお祈り致します。

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外山雄三 名盤 ベートーヴェン交響曲全集

ベートーヴェン: 交響曲全集 外山雄三 大阪交響楽団

浪速のバンベルク響、大阪交響楽団がここまでやった!
超感動のベートーヴェン交響曲全集

チャイコフスキーの三大交響曲ディスクが好評の大阪交響楽団シリーズ。第2弾はベートーヴェン・イヤーの2020年最後を飾る交響曲全集。

2016年5月から2020年10月までかけ、外山雄三がじっくり手掛けた全集、まさに各曲が長編小説を読むような充実感と深みに満ち、大阪交響楽団の成長著しい演奏を堪能できます。

基本的に遅めのテンポによりますが、堂々として説得力に満ち、聴き手をぐいぐいとその世界へ引き込みます。

弦楽の豊かな響きも特筆。いずれも巨匠芸ですが、初期の第1番、第2番が驚きの境地を示した名演。まさに巨匠の至芸を味わえます。
キングインターナショナル

外山雄三 名盤 ブラームス交響曲全集

ブラームス: 交響曲全集 外山雄三 大阪交響楽団

浪速のバンベルク響、大阪交響楽団がここまでやった!
90歳の巨匠外山雄三とのブラームス交響曲全集

2021年に90歳を迎えた日本で現役最長老指揮者・外山雄三。彼が大阪交響楽団とブラームスの交響曲全集を完成させました。全曲中第1番と「悲劇的序曲」は2020年、第2番と4番は2021年という最新ライヴです。
第1番と4番がゆっくりめ、第2番と3番が速めなのが特徴ですが、全体に悠然として滋味あふれる大きな音楽を聴かせてくれます。ブラームスの音楽とはいえ、ことさら重厚になることもなく、若々しささえ湛えた自然な語り口が魅力。巨匠外山雄三90歳の境地を披露してくれます。
キングインターナショナル

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NHK交響楽団 世界一周演奏旅行1960

ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー – Pyotr Il’yich Tchaikovsky (1840-1893)
ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 Op. 23
Piano Concerto No. 1 in B-Flat Minor, Op. 23

1.(19:19) I. Allegro non troppo e molto maestoso – Allegro con spirito
2.(06:57) II. Andantino semplice – Prestissimo – Tempo I
3.(07:07) III. Allegro con fuoco
total(33:23)

松浦豊明 – Toyoaki Matsuura (ピアノ)
NHK交響楽団 – NHK Symphony Orchestra
外山雄三 – Yuzo Toyama (指揮)
録音: 4 September 1960, Moscow Tchaikovsky Conservatoire Memorial Hall

NHK交響楽団 世界一周演奏旅行1960

1960年、NHK交響楽団は戦後初の世界一周ツアーを行いました。敗戦から15年、高度成長期を迎える前の日本の、文化復興を諸外国に披露するため国を挙げての一大事業となりました。同年8月29日から11月4日まで、インドに始まりアメリカまで大成功の連続だった伝説を、55年を経て音で確認することが実現しました。
出演も岩城宏之、外山雄三の指揮、園田高弘、松浦豊明、中村紘子のピアノ、堤剛のチェロと超豪華。いずれも若く、岩城宏之(28)、外山雄三(29)、園田高弘(32)、松浦豊明(31)で、堤剛は18歳、中村紘子に至っては16歳。彼らが日本の威信にかけて臨むエネルギーと緊張が伝わってきます。



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