こんにちわ、
ともやんです。
ん!?
ダイヤモンド?
僕は、37年間のサラリーマン人生を送りましたが、勤めていた会社はジュエリーを扱う会社で、僕は約20年間、ダイヤモンドの輸入卸の部署にいました。
そしてダイヤモンドの買付のため60回前後も海外出張に行ったものです。
ダイヤモンドの求めて、ロシアのモスクワ、ベルギーのアントワープ、ドイツのフランクフルト、イスラエルのテルアビブに行きました。
だからダイヤモンドのいう言葉にすぐ反応していしまいます。
しかもクラシック音楽界にダイヤモンドという苗字の作曲家いたなんて初めて知りました。
やはりこの世界は広いです。
デイヴィッド・ダイアモンド アメリカの作曲家
デイヴィッド・ダイアモンド(1915-2005)は、アメリカのニューヨーク州ロチェスターの出身。
クリーブランド音楽大学とイーストマン音楽学校で、作曲家バーナード・ロジャースの下で学んだ人です。
僕は、50年間クラシック音楽を聴いてきましたが、初めて名前を聴きました。
作品は、11曲の交響曲、3曲のヴァイオリン協奏曲、チェロ協奏曲、11曲の弦楽四重奏曲など多く残されています。
世代的には、バーンスタインと同世代で、同じユダヤ系の作曲家です。
ダイヤモンドという名字自体が、ユダヤ系を思わせます。
CDに収録されている曲では、ヴァイオリン協奏曲が粋な響きで聴かせてくれるし、管弦楽のための幻想曲「巨大な部屋」は、感銘深い作品です。
ぜひ、聴いてみてください。
ダイアモンド 交響曲第1番、ヴァイオリン協奏曲&「巨大な部屋」
デイヴィッド・ダイアモンド – David Diamond (1915-2005)
交響曲第1番
Symphony No. 1
1.(07:06) Allegro moderato con energia
2.(08:30) Andante maestoso
3.(06:27) Maestoso – Adagio – Allegro vivo
total(22:03)
録音: June 8, 1992, Seattle Center Opera House
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ヴァイオリン協奏曲第2番
Violin Concerto No. 2
4.(11:27) Allegro aperto
5.(11:08) Adagio affettuoso
6.(10:48) Allegro vivo
total(33:23)
イルッカ・タルヴィ – Ilkka Talvi (ヴァイオリン)
録音: September 11, 1991, Seattle Center Opera House
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管弦楽のための幻想曲 「巨大な部屋」
The Enormous Room (Fantasia for Orchestra)
7.(15:32) The Enormous Room
録音: 1991/2, Seattle Center Opera House
演奏
シアトル交響楽団 – Seattle Symphony Orchestra
ジェラード・シュワルツ – Gerard Schwarz (指揮)
ダイアモンド:交響曲第1番/ヴァイオリン協奏曲第2番/巨大な部屋(タルヴィ/シアトル響/シュワルツ)
新ロマン主義としての立場を旗幟鮮明にしていたダイアモンドですが、「交響曲第1番」や「ヴァイオリン協奏曲第2番」は、どちらかといえば新古典主義的な作風が支配的で、簡潔な形式の中で手際よく表現されている明朗快活な曲想と、スパイスの効いたオーケストレーションが聴きものです。
一方、幻想曲との言明の通り、自由な形式による「巨大な部屋」は、行き違いで投獄された体験に基づく、E.E.カミングズの戦争小説にインスパイアされた作品ですが、こちらではより生々しい表現が前面に出てきており、ゆったりとした流れの中で繰り返される、情感のうねりが静かな感動を誘います。
CD帯紹介文
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