ベルリンフィル

カラヤン

カラヤンのチャイコフスキー第5番 大排気量スーパーカーの咆哮の如く

カラヤンのチャイコフスキー第5番 ピョートル・チャイコフスキー(1840-1893) 交響曲第5番 ホ短調 作品64 ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 ベルリンフィルハーモニー管弦楽団 1971年録音 僕は、チャイコフスキーの交響曲では、こ...
フルトヴェングラー

フルトヴェングラーの“運命”初めての録音から輝かしい未来のはずが

フルトヴェングラーの運命 ルードヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827) 交響曲第5番ハ短調作品67“運命” ウィリヘルム・フルトヴェングラー指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 第1楽章:Allegro con brio...
クナッパーツブッシュ

クナッパーツブッシュの英雄 戦前の呪いと怨念と懺悔の凄演

こんにちは。 ともやんです。 クナパーツブッシュ指揮のベートーヴェンの英雄は、 4種類の録音が残されています。 1943年3月31日-4月1日 ベルリンフィル(当録音) 1951年5月9日ライヴ ブレーメンフィル 1953年12月17日ライ...
カラヤン

カラヤン フィルハーモニア管との最初のベートーヴェン交響曲全集

カラヤンの記念碑 最初のベートーヴェン交響曲全集 ヘルベルト・フォン・カラヤン(1908-1989)の名前は、クラシック音楽に日ごろ接していない人も、その名前だけは聞いたことがあるでしょう。 時の流れは早く、亡くなってもう30年近く経つんで...
フルトヴェングラー

フルトヴェングラー ベートーヴェン”エロイカ” 最後の名演

こんにちは、 ともやんです。 20世紀最高の指揮者を誰かひとりを挙げてください、という質問があったとしたら10人中半数以上の人は、フルトヴェングラーの名前を挙げるのではないでしょうか? 僕もトスカニーニとどちらにしようか迷ってから、やはりフ...
カラヤン

カラヤン チャイコフスキー 交響曲第5番 1971

こんにちは、 ともやんです。 僕は、チャイコフスキーの交響曲では、この第5番が一番好きです。 流れとしては、ベートーヴェンの第5番やブラームスの第1番に通じる、苦悩から希望への流れで気持ちを熱くしてくれます。 そしてカラヤンはチャイコフスキ...
ベートーヴェン

アバド&ベルリンフィル ベートーヴェン交響曲第1番&2番

こんにちは、 ともやんです。 クラウディオ・アバドは、僕が初めて海外のメジャーオーケストラ、指揮者と接した最初の人です。 僕が中学3年生の時になんとウィーンフィルハーモニーが北陸・富山市にやってきました。
チェリビダッケ

チェリビダッケとベルリンフィル メンデルスゾーン イタリア交響曲

こんにちは、 ともやんです。 1950年1月、この頃になると、チェリビダッケとベルリンフィルの関係はかなり悪化していたようです。 このコンサートの2ヶ月後の西ドイツ国内ツアーは、ベルリンフィルがチェリビダッケを嫌がり、フルトヴェングラーも都...
フルトヴェングラー

フルトヴェングラー ベートーヴェン交響曲第5番&第6番 復帰ライブ

こんにちは、 ともやんです。 フルトヴェングラーの戦犯容疑が晴れて、戦後復帰最初のコンサートの記録です。 1947年5月25日日曜日のことでした。 会場のティタニア・パラスト館は、元々映画館でしたが、戦後直後は、アメリカ軍兵士のショウ劇場と...
ブルックナー

フルトヴェングラー&ベルリンフィル ブルックナー交響曲第9番

こんにちは、 ともやんです。 戦況も深刻化してきた1944年の録音。 有名なウラニアの英雄と同じ年。 フルトヴェングラーの神髄はやはりベートーヴェンですが、ブルックナーでも同じスタイルで動的なブルックナーになっています。 ただ、僕はこれはこ...
シューリヒト

シューリヒト&ベルリンフィル ベートーヴェン交響曲第6番”田園”

こんにちは、 ともやんです。 ドイツが生み出したもっとも優れた指揮者であったカール・シューリヒト(1880-1967)は、遺された録音からもシューリヒトの厳しい精神と温かい感情、優れたバランス感覚、細部まで神経を行き届かせた緻密さが伝わって...
シューマン

朝比奈隆と大阪フィル ヨーロッパ・ライヴ’75 入魂のシューマン

こんにちは、 ともやんです。 僕は90年代に朝比奈さんのコンサートには何度か足を運びました。 演目はベートーヴェンだったりブルックナーだったり。 90年代の朝比奈さんと言えば、圧倒的なカリスマ的存在でした。 コンサートはいつも満員。 演奏が...