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エメリャニチェフの英雄 新進気鋭の颯爽とした演奏は最高!

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こんにちは、
ともやんです。

今日は、マクシム・エメリャニチェフというロシア出身の今年30歳になった指揮者の演奏をお届けします。

トスカニーニもフルトヴェングラーもカラヤンもみんな30歳の頃はありました。

でも残念ながら往年の指揮者の30歳の録音はなかなか聴けませんし、録音自体が残っていません。※カラヤンは残っているようです。

結局、僕らは往年の指揮者の演奏は、それなりにお年を召してからの録音を中心に聴いています。

そして、そんな指揮者の録音と現代の若手の指揮者の演奏を比べて云々自体もおかしいです。

というわけで、僕は自分への戒めも含めて、若手の指揮者、80年代以降の人たちのCDも積極的に聴いていきたいし、ご紹介していきたいと思います。

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マクシム・エメリャニチェフのついて 1988年ロシア生まれ

なかなか名前を発音できなかった。

やばい、年かな?

マクシム・エメリャニチェフは、1988年ロシア生まれの今年30歳の指揮者。

指揮者以外でも、フォルテピアノ奏者、チェンバロ奏者でもあり、モダン・オーケストラとバロック・オーケストラの両方で活躍する気鋭の若手です。

古楽アンサンブル、イル・ポモ・ドーロの首席指揮者を務め、次シーズンにはスコットランド室内管弦楽団の首席指揮者に就任することが発表されているので今後が楽しみです。

鍵盤楽器奏者としては、フォルテピアノを弾いてモーツァルトのソナタ集の録音をリリースしているということでこちらも聴きたいですね。

また今年9月に来日していて東京交響楽団を指揮して、ベートーヴェン、ブラームスなど指揮していますから、聴かれた方もいらっしゃるでしょう。

https://ebravo.jp/archives/46907 <<<詳しくはこちらをチェックください。

英雄は、最初の2つの和音を聴いた瞬間から引き込まれていしまいました。
第1楽章の繰り返しもして、演奏時間46分ですから快速テンポです。

でも、せかせかした感じは全くなく、胸がすく思いの演奏です。

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エメリャニチェフの名盤 ベートーヴェン交響曲第3番”英雄”

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第3番 変ホ長調 「英雄」 Op. 55
Symphony No. 3 in E-Flat Major, Op. 55, “Eroica”

1.(16:27)I. Allegro con brio
2.(13:21)II. Marcia funebre: Adagio assai
3.(05:26)III. Scherzo: Allegro vivace
4.(11:39)IV. Finale: Allegro molto
total(46:53)

ニジニ・ノヴゴロド・ソロイスツ室内管弦楽団 – Nizhny Novgorod Soloists Chamber Orchestra
マクシム・エメリャニチェフ – Maxim Emelyanychev (指揮)
録音: 20-23 September 2017, Manor Rukavishnikov, Nizhny Novgorod, Russia

ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」/ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲(ニジニ・ノヴゴロド・ソロイスツ室内管/エメリャニチェフ)

「英雄」はもう最初の2音を聴いただけで、これはとんでもなくいい演奏だと実感した。

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室内オケでピリオド奏法を意識した演奏で、テンポは早目とはいえノリントンやガーディナーほどの超快速ではない(3楽章を除く)。特殊奏法、特定の楽器の強調、テンポの微妙な変化などいろいろ手の込んだことをやっているが、どれもさりげなくやっていて押し付けがましさがない。

弦楽器の配置はヴァイオリンは対抗配置だが低弦は上手側という、昨今流行の配置を採用している。オーケストラは初耳だが、技術は申し分なく、一人ひとりが自発的に演奏している様が見えてくるようである。

英雄はもう何十種類の演奏を聴き、もうあらゆるものが出尽くしたと思っていたが、まだこんな演奏が出てくるかと心底驚いた。ブラームスもいい演奏だが、交響曲でぜひ聴いてみたい(来日公演は見落とした、残念)。
ナクソス・ミュージック・ライブラリーのレビューより

エメリャニチェフの名盤 ブラームス”ハイドンの主題による変奏曲”

ヨハネス・ブラームス – Johannes Brahms (1833-1897)
ハイドンの主題による変奏曲 Op. 56a
Variations on a Theme by Haydn, Op. 56a, “St. Anthony Variations”

1.(02:03)Theme: Chorale St. Antoni: Andante
2.(01:14)Variation 1: Andante con moto
3.(01:01)Variation 2: Vivace
4.(01:40)Variation 3: Con moto
5.(01:56)Variation 4: Andante
6.(00:54)Variation 5: Poco presto
7.(01:18)Variation 6: Vivace
8.(02:33)Variation 7: Grazioso
9.(01:06)Variation 8: Poco presto
10.(03:44)Finale: Andante
total(17:29)

ニジニ・ノヴゴロド・ソロイスツ室内管弦楽団 – Nizhny Novgorod Soloists Chamber Orchestra
マクシム・エメリャニチェフ – Maxim Emelyanychev (指揮)
録音: 20-23 September 2017, Manor Rukavishnikov, Nizhny Novgorod, Russia

ムラヴィンスキーの再来?!
エメリャニチェフ驚きの指揮者デビュー

先日初来日し、東京交響楽団とブラームスの交響曲第1番やベートーヴェンの「皇帝」(スティーヴン・ハフ独奏)で日本デビューを果したマクシム・エメリャニチェフ。クルレンツィスのムジカエテルナの通奏低音奏者として、モーツァルトのダ・ポンテ・オペラ三部作録音で驚くべき才気を発揮して注目されました。しかし彼はモスクワ音楽院指揮科でロジェストヴェンスキーに師事、さらにクルレンツィスのもとで研鑽を重ねるなど、現在最高の訓練を受けたサラブレッド。イタリアのイル・ポモドーロを指揮し、イタリア・バロックの声楽作品などのディスクもリリースしていますが、今回は古典派、ロマン派のドイツ作品に挑戦しました。

ニジニ・ノヴゴロド交響楽団は、ロジェストヴェンスキーがモスクワで演奏を禁じられたシュニトケ作品を初演したり、ロストロポーヴィチが指揮者デビューしたことで知られる優秀団体。

今回エメリャニチェフは、フル編成ではなく室内管弦楽団まで刈り込んで録音に臨みました。彼はオーケストラの音響効果に非常な興味を持ち、客席でどう聴こえるか細心の注意を払って楽器を配置し、その微妙な向きまでこだわるオーディオ・マニアの一面もあります。

単に音響のみならず、初演当時のオーケストラの編成まで丹念に調べ、当録音でも弦楽器をそれに則した数にしたとのこと。まず驚かされるのはテンポの速さ。それが全く自然で推進力と生命力となっています。また小編成ながら音量も造形も大きく、まさに「21世紀のムラヴィンスキー」登場かと興奮させられます。クルレンツィスに勝るとも劣らぬ才能の発見と申せましょう。
キングインターナショナル

まとめ

若い人の演奏は、聴いていて楽しいです。

思いっきり若さを発揮してほしいですね。

中には、往年の指揮者の真似をするような人もいるようですが、若手は、その特権を主張してほしいです。

自分が、60歳になって思うことは、当たり前ですが、人生は一度、過ぎた年月は戻ってこないのです。

20代も30代も過去のものになります。

だからその時しかできない演奏をしてほしいですね。

マクシム・エメリャニチェフからは、今後も目が離せません!



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