こんにちは、
ともやんです。
モーツァルトの弦楽四重奏曲というとBGMにちょうどいいな、という程度にしか聴いていなかったのですが、少し前に聴いたアルミーダ・カルテットを聴いて考えが少し変わり、今日受け取ったアリアCD店主松本氏のメールでこれは素晴らしい作品なんだと考えを新たにしました。
アルミーダ・カルテット モーツァルト弦楽四重奏曲全集
アリアCD店主松本氏から届いたメールの一部を以下に引用します。
“このモーツァルト弦楽四重奏曲全集は素晴らしいと思います。
数年かけてどんどん評価されていくのではないでしょうか。とりあえず要チェックかと思います。決して大げさでなく、モーツァルトの弦楽四重奏曲録音の歴史は、アルミーダ弦
楽四重奏団の前と後とで変わるかもしれない。
この自由自在に飛翔する才気あふれた感性。これまでいろいろな団体の演奏を聴いてきたが、こんなにも溌溂として血気盛んな演奏は聴いたことがない。曲によってはまるで違う曲にさえ聴こえる。”
僕が聴いたことがあったのは、VOL.3から第2番と第8番。
共に10分前後の曲ながら、あれっ?モーツァルトの弦楽四重奏曲って「こんなに活きが良かったけ。」と優雅なだけじゃないんだと考えを新たにしたものです。
そして松本氏のメールは次のように続きます。
“とくに店主が愛する第7番までの美しく気高い早春のような初期作品群。
モーツァルトの天才性が満ち溢れたこの傑作群を、彼らはなんと美しく晴れやか
に演奏していることか。”
これは全集を手に入れて聴き込むしかないと思った次第。
アルミーダ・カルテット モーツァルト: 弦楽四重奏曲集 Vol.3
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト – Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791)
弦楽四重奏曲第2番 ニ長調 K. 155
String Quartet No. 2 in D Major, K. 155
1.(03:21) I. Allegro
2.(03:34) II. Andante
3.(01:28) III. Molto allegro
total(08:23)
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弦楽四重奏曲第8番 ヘ長調 K. 168
String Quartet No. 8 in F Major, K. 168
4.(04:41) I. Allegro
5.(03:49) II. Andante
6.(03:15) III. Menuetto
7.(01:57) IV. Allegro
total(13:42)
アルミーダ四重奏団 – Armida Quartet
録音: January 2020, b-sharp Studio, Berlin-Pankow, Germany
モーツァルト: 弦楽四重奏曲集 Vol.3 アルミーダ・カルテット
「弦楽四重奏の父」であるハイドンのオペラにちなんで名付けられ2006年にベルリンで設立されたアルミーダ四重奏団。
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彼らはこれまでの聴き慣れた習慣に疑問を投げかけようとまるで作曲家が自分の肩越しに見ているかのようにモーツァルトの作品を徹底的に吟味し探求しています。
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アルミーダ弦楽四重奏団 モーツァルト 弦楽四重奏曲全集
アルミーダ弦楽四重奏団による、モーツァルトの弦楽四重奏曲全集。
ヘンレ社&音楽学者のヴォルフ=ディーター・ザイフェルトとの共同プロジェクトによる、新しい原典版モーツァルト弦楽四重奏曲全集。
モーツァルトの原典にあたることで、これまで見落とされていた細部を発見し、各パッセージを刺激的な、新たな方法で解釈。
モーツァルト: 弦楽四重奏曲全集 (第1番~第23番) アルミーダ・カルテット
ヘンレ社&音楽学者のヴォルフ=ディーター・ザイフェルトとの共同プロジェクトによる、アルミーダ弦楽四重奏団の『モーツァルト:弦楽四重奏曲集』(全5巻)がCD7枚組の全集となって登場!
アルミーダ弦楽四重奏団は、ヘンレの新しい原典版モーツァルト弦楽四重奏曲全集のコンサルタントとしての役割を果たすなど、音楽の技術面でも最前線におり、演奏家と音楽学者との密接なコラボレーションにも積極的に取り組んでいます。
彼らはモーツァルトの原典にあたることで、これまで見落とされていた細部を発見し、各パッセージを刺激的な、新たな方法で解釈することができるようになったのです。
「弦楽四重奏の父」であるハイドンのオペラにちなんで名付けられ、2006年にベルリンで設立されたアルミーダ弦楽四重奏団は、2012年にARDミュンヘン国際音楽コンクールで1等賞と聴衆賞、更に6つの賞を受賞しカルテットとしての華々しいキャリアをスタートさせました。2014年~2016年にはBBCの「ニュー・ジェネレーション・アーティスト」に選ばれています。
これまでC’Aviレーベルを中心に10枚ほどのCDをリリースしていますが、中でもモーツァルトの弦楽四重奏曲集は第3巻(8553032)がBBCミュージック・マガジン「Instrumental Choice」、第4巻(8553205)がオーパス・クラシック賞「Chamber Music」「Classical Without Borders」、第5巻(8553496)がレコード芸術の海外盤Review特選に選ばれるなど、特に高い評価を得ています。
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