こんにちは。
ともやんです。
カラヤン&ベルリンフィルの60年代、伝説のベートーヴェン交響曲全集にLPレコードで出ました。
【LPレコード】 ベートーヴェン: 交響曲全集デラックスLPセット<限定盤> ヘルベルト・フォン・カラヤン 、 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 、 ウィーン楽友協会合唱団
カラヤンとベルリンフィルによるベートーヴェン交響曲全集は、70年代、80年代と録音していますが、このベルリンフィルの最初の全集である60年代の録音が最高と思います。
55年に主席指揮者になってから5年が経ち、カラヤンの音になってきています。
しかも今回、LPで全集が発売され、この機会は逃せません。
ヘルベルト・フォン・カラヤンへの想い
ヘルベルト・フォン・カラヤン(1908-1989)に対しては、複雑な気持ちを持っています。
美人で教養もありそうな憧れの女性とようやくデートが出来たのに、いざ会ってみると今一つ面白くない。
でも周囲からは彼女は素晴らしいといううわさは耳に入ってくる。
やっぱり自分が未熟だったのかと自己嫌悪に陥る。
僕は、クラシック音楽を聴き始めて50年経ちます。
最初は、岩城宏之さんの指揮姿に惹かれて音楽が好きになりました。
そして中学1年生に初めて買ったLPレコードが、カラヤン指揮フィルハーモニア管のベートーヴェンの運命とチャイコフスキーの悲愴でした。
このLPは、それこそ擦り切れるほど聴きました。
そして、今でも大事に持っているLPでカラヤン指揮ベルリンフィルのブルックナー”ロマンティック”を中三で買いました。
でも、ここまででした。
初恋はうまくいかないといいますが、カラヤンとの恋もここまでで、その後改めて聴き始めたのは、なんと40数年経った60歳前後の頃からです。
さすがに60歳になると視野も広くなります。
それでもやっぱりカラヤンの音楽はよくわかりません。
チャイコフスキーであんなに凄い演奏をする人がなんでベートーヴェンが面白くないのか?
ただ、60年代までのカラヤンは、無条件で感銘を受けます。
ベルリンフィルの響きが、スポーツカーの咆哮のように聴こえます。
これがアドレナリンを掻き立てます。
1962年のベルリンフィルとの最初のベートーヴェン交響曲全集から第9は、その集大成ともいえる怒涛の演奏で圧倒されます。
ぜひ聴いて頂きたい全集で、全集はちょっという方は、第九をどうぞ!
カラヤン 伝説の60年代ベートーヴェン交響曲全集はLPで
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第9番 ニ短調 「合唱付き」 Op. 125
Symphony No. 9 in D Minor, Op. 125, “Choral”
作詞 : フリードリヒ・フォン・シラー – Friedrich von Schiller
1.(25:29) I. Allegro ma non troppo, un poco maestoso
2.(11:04) II. Molto vivace
3.(16:30) III. Adagio molto e cantabile – Andante moderato
4.(24:01) IV. Finale: Presto – Allegro assai,IV. Presto – Allegro ma non troppo – Tempo I – Vivace – Tempo I – Adagio cantabile – Tempo I: Allegro – Allegro assai – Tempo I: Allegro – Allegro assai
total(77:04)
グンドゥラ・ヤノヴィッツ – Gundula Janowitz (ソプラノ)
ヒルデガルド・レスル・マイダン – Hildegard Roessl-Majdan (コントラルト)
ワルデマール・クメント – Waldemar Kmentt (テノール)
ウォルター・ベリー – Walter Berry (バス)
ウィーン楽友協会合唱団 – Wiener Singverein
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 – Berlin Philharmonic Orchestra
ヘルベルト・フォン・カラヤン – Herbert von Karajan (指揮)
録音: October 1962, Jesus-Christus-Kirche, Berlin, Germany
【LPレコード】 ベートーヴェン: 交響曲全集デラックスLPセット<限定盤> ヘルベルト・フォン・カラヤン 、 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 、 ウィーン楽友協会合唱団
カラヤン伝説の60年代ベートーヴェン・チクルスが豪華装丁のLPボックスとして再登場
ベートーヴェンの交響曲全集を4回も録音したカラヤンですが、ヤノヴィッツ等名歌手を従え、ベルリン・フィルとは初となった「第九」をはじめ、1960年代のこのチクルスはカラヤン自身にとってもエポック・メイキングなものでした。フランス・ディスク大賞受賞をはじめ、世界中で絶賛されたこの名盤を、ドイツ・グラモフォン120周年を記念して、1200セット限定で重量級180gLPで復刻し、シリアル番号入り豪華装丁のBOXに収めて限定発売致します。デザインはグレゴール・ヒルデブラントによるもの。
ユニバーサル・ミュージック
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【CD】 Beethoven: 9 Symphonies ヘルベルト・フォン・カラヤン 、 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
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