こんにちは。
ともやんです。
2015年の大みそか以来、
僕は3年連続、東京文化会館に通っています。
それは、『ベートーヴェンは凄い!』と題する、
ベートーヴェン交響曲9曲を一晩で演奏するコンサートを聴くためです。
今年も大みそかのチケットも取りました。
大体いつも7月にチケットが発売され、すぐ取るのですが、
もうそれからこの大みそかが楽しみで生きているようなものです。
何と言っても、演奏が、
炎のコバケンこと小林研一郎指揮の
岩城宏之メモリアル・オーケストラだからです。
小林研一郎のベートーヴェン 円熟の彫りの深さは絶品
以下の記事は、今年1月の毎日新聞の記事ですが、
筆者は、15回開催の内、14回聴かれていて、しかも2007年以降、
つまり小林研一郎が一人で担当するようになってから聴き続けて、
その小林研一郎の音楽作りの変化について書かれています。
↓ ↓ ↓
https://mainichi.jp/classic/articles/20180116/org/00m/200/001000d
今日紹介するCDは、1998年、小林研一郎も58歳で、
まさに炎のコバケンの異名がぴったりの小林研一郎の唸り声※まで聞こえる、
まさに燃えたぎる演奏です。
※多分唸り声だと思います。最初この雑音が何だろうと思いましたが、
小林研一郎の唸り声とするのが一番腑に落ちます。
しかし、僕が聴きだした2015年以降は、そんなイメージとは違っていました。
小林研一郎の演奏は、確か80年代にマーラーの復活の演奏を聴きましたが、
それ以来で、やはり年齢と共に円熟と彫りの深さを大いに感じました。
僕が大みそかに行きだした2015年以降は、テンポも遅くなり、
じっくり聴かせる深い音楽作りになってきていると思います。
その分、心に深く沁み込んできます。
小林研一郎も今年で78歳なられたのですね。
小林研一郎 1998年のライブ 九州交響楽団との熱い魂の凄演
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第9番 ニ短調 「合唱付き」 Op. 125
Symphony No. 9 in D Minor, Op. 125, “Choral”
作詞 : フリードリヒ・フォン・シラー – Friedrich von Schiller
1.(16:50)I. Allegro ma non troppo, un poco maestoso
2.(10:53)II. Molto vivace
3.(15:59)III. Adagio molto e cantabile – Andante moderato
4.(26:39)IV. Finale: Presto – Allegro assai
total(70:21)
高橋薫子 – Nobuko Takahashi (ソプラノ)
栗林朋子 – Tomoko Kuribayashi (アルト)
伊達英二 – Eiji Date (テノール)
直野資 – Tasuku Naono (バリトン)
福岡県合唱連盟 – Fukuoka Department Choral Association
九州交響楽団 – Kyushu Symphony Orchestra
小林研一郎 – Ken-Ichiro Kobayashi (指揮)
録音:1998年12月 福岡サンパレスホール
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付き」(九州交響楽団/小林研一郎)
投稿日:2012/12/20
年末恒例の第九。2012年最後のレコメンドは、「炎のコバケン」小林研一郎&九州交響楽団によるアルバムです。1998年12月に行われた福岡サンパレスホールでのライヴ録音。ライブならではの臨場感あふれるアルバムで、特に4楽章の歓喜の歌では、燃えたぎる指揮が目に浮かぶようです。フィナーレに向かうにしたがって、オーケストラも合唱もだんだんテンションが上がっていきます(コバケンさんの唸り声も入っています)。炎の男による、炎の第九で年末を締めくくりましょう。
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