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辻井伸行 ベートーヴェン ピアノソナタ第23番 熱情

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こんにちは、
ともやんです。

僕が辻井伸行氏の演奏を聴いたのは、彼が2009年にヴァン・クライバーン国際コンクールで優勝してから、かなり経ってからのことでした。

彼が視覚に障害を持つ音楽家だということは知っていましたが、なんとなくメディアの取り上げが、ハンディを乗り越えての偉業のような扱いに多少引いたのかもしれせん。

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辻井伸行 その素晴らしさを知って

僕は、ある出来事から大いに反省したものです。それは、知り合いに音大のピアノ科を出て、ピアノを教えて入れる若い友人がいるのですが、ある時、たまたま音楽の話しになり、辻井氏のことも話題に上がりました。
その時、彼女は音楽家として大したことがない、という意味のことを言いました。僕は突っ込むこともなく、へえ、みたいなリアクションでした。

その言葉から辻井伸行を聴くのが遅れたという理由ではないですが、多少影響したとは思います。

でも、その後やはり自分で確かめてみないということで辻井伸行の演奏録音を聴いてみたのです。多分ヴァン・クライバーン国際コンクールの時のものです。

曲名は忘れましたが、その素晴らしい演奏に僕は感銘を受けました。
そして、そのことを友人に言ったのです。「君は大したことがないと言ったけど、素晴らしいよ」とそうしたら彼女は、誰かが言っていたから、と答えたのです。
なんだ、彼女自身の意見でもなく、しかも誰から意見もまた聴きだったのです。

僕は、彼女に対し怒る気よりも自分を恥じました。

やはり、自分で聴いて、感じて、言葉にするということが大事なのです。

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音楽を聴く 感じる 感想は人それぞれ

音楽を聴いて、感じる、感動する、しないは人それぞれです。

自分がどんなに感動しても誰でも同様に感度するわけではなく、人が感動したというものに自分も感動するわけではありません。

またその逆もしかりです。

感性の問題なので、自分でどういう風に感じてもよく、正解はないけど、間違いでもないということです。

だから自分がこう感じたと言えばよいのです。
辻井伸行のベートーヴェンを聴きながらそう思いました。

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辻井伸行 ベートーヴェン ピアノソナタ第23番 熱情

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調 「熱情」 Op. 57
Piano Sonata No. 23 in F Minor, Op. 57, “Appassionata”

1.(09:26) I. Allegro assai
2.(06:09) II. Andante con moto
3.(08:12) III. Allegro ma non troppo – Presto
total(23:47)

辻井伸行 – Nobuyuki Tsujii (ピアノ)
録音:ヴァン・クライバーン 国際ピアノコンクール
Fort Worth,Texas May22-June7,2009

2009 Van Cliburn International Piano Competition: Final Round – Tsujii Nobuyuki

Amazon Musicで聴くことができます。

ベートーヴェン:≪悲愴≫≪月光≫≪熱情≫ 辻井伸行

人気・実力ともに日本を代表するピアニストとして世界にはばたき続ける辻井伸行。CDデビュー10年を迎え、その成長の証を刻んだディスクが登場。

ピアニストにとって王道中の王道、ベートーヴェンの3大ソナタ。ポップソングにもカバーされたことのある≪悲愴≫の第2楽章は辻井がアンコールでもよく演奏する曲。

演奏を重ね、熟成させ、満を持して2017年2月と9月に分けてセッション録音。定評のあるベルリンのテルデックス・スタジオによる名録音で、時に繊細微妙、時に力強く地響きと唸りをあげる辻井のベートーヴェンをご堪能下さい。



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