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カラヤン ベートーヴェン 劇音楽「エグモント」の超名演

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カラヤンは、不思議な指揮者です。

全盛期には帝王とまで呼ばれ、それこそ多くの名門オーケストラ、歌劇場、そして主要な音楽祭を牛耳っていました。

 

それは類まれなビジネスセンスだけのものではなく、当然音楽的な才能や実力がベースにあってのことです。

だから残されている録音には名盤も数々あります。

 

でもことベートーヴェンになると、特に5回も全集を録音している交響曲に関しては、感銘深いものは少ないです。

先日も、60年代にベルリンフィルを指揮した第3番“英雄”を聴きましたが、本当につまらない。

 

推進力もあって覇気溢れる演奏なのですが、どこがどうtまらないのかわからないくらい面白くない演奏です。

その後、バーンスタイン指揮ウィーンフィルやカール・ベーム指揮ベルリンフィル、ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮ウィーンフィルを聴きましたが、やはりカラヤン盤はつまならい。

 




カラヤンを再認識 エグモント序曲の凄さ

 

ところが、69年に録音した劇音楽「エグモント」の序曲を聴いてぶっ飛びました。

えっ!?これってカラヤン?

ジャケットを改めて見直したくらいです。

 

この劇音楽「エグモント」の序曲は凄いです。

僕はこのエグモント序曲が好きで、それこそいろんな指揮者で聴きましたが、ここまで彫りの深い充実した演奏を聴かせてくれた指揮者は少ないです。

 

2年ほど前に初めて聴いた時の僕の日記を転記します。

 

『劇音楽『エグモント』作品84

ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団1969年録音。

 

エグモントは、序曲は単独で演奏されますが、全曲なるとなかなかないですね。一度は聴いておこうかと序曲から聴き始めて、僕は、戦慄のあまり身震いして固まってしまいました。

な、なんという凄い演奏なのか!このCDの前にアバド&ウィーンフィルの序曲集を聴いていたのだが、あまりの違いに愕然としてしまいました。

カラヤンは、こんなにも凄まじい演奏が出来るんですね。なんでベートーヴェンの交響曲でも同じようにしないんだろう。

僕はどちらかというとアンチ・カラヤンでしたが、いっぺんに好きになってしまいました。とにかく、今まで聴いたエグモント序曲の中でも最高の演奏です。』

 



カラヤン ベルリン・フィルハーモニー 劇音楽エグモント

 

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
劇音楽「エグモント」 Op. 84
Egmont, Op. 84
作詞 : ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ – Johann Wolfgang von Goethe

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1.(08:23) Overture
2.(02:54) Song, Die Trommel geruhret (The Drum Resounds)
3.(02:51) Entr’acte No. 1: Andante
4.(05:15) Entr’acte No. 2: Larghetto
5.(01:41) Freudvoll und leidvoll (Blissful and Tearful)
6.(03:51) Entr’acte No. 3: Allegro – Marcia
7.(03:21) Entr’acte No. 4: Poco sostenuto e risoluto
8.(03:13) Clara’s Death
9.(04:06) Melodram: Susser Schlaf, du kommst wie reines Gluck
10.(01:18) Sieges Symphonie: Allegro con brio
total(36:53)

 

グンドゥラ・ヤノヴィッツ – Gundula Janowitz (ソプラノ)
Erich Schellow (ヴォーカル)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 – Berlin Philharmonic Orchestra
ヘルベルト・フォン・カラヤン – Herbert von Karajan (指揮)
録音: January 1969, Jesus-Christus-Kirche, Berlin, Germany

 

………………………..

 

11.(14:06) ウェリントンの勝利(戦争交響曲) Op. 91 11.
Wellingtons Sieg oder Die Schlacht bei Vittoria, Op. 91, “Battle Symphony”, “Wellington’s Victory”

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 – Berlin Philharmonic Orchestra
ヘルベルト・フォン・カラヤン – Herbert von Karajan (指揮)
録音: January 1969, Jesus-Christus-Kirche, Berlin, Germany

 

ベートーヴェン:劇音楽「エグモント」/ウェリントンの勝利/行進曲集(ベルリン・フィル/カラヤン)

 

ベートーヴェン生誕200年となる1970年を前に、1969年の年明けにまとめて録音されたベートーヴェンの管弦楽曲から、≪エグモント≫と≪ウェリントンの勝利≫をカップリングした1枚。タワーレコード

 

 




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