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カール・ベームの真髄は60年代の名盤にあり

ブラームス
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こんにちは、
ともやんです。

カール・ベーム(1894~1981)私がクラシック音楽を聴き始めた中学生の頃、つまり1970年代の超アイドル指揮者でした。

当時は、カラヤンとベームが人気を2分していてともにドイツグラモフォンレーベルに毎月にように新譜が出ていたと思います。

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カール・ベームの名盤 カラヤンとの比較

豪華で華麗、スマートなカラヤンに比べ堅実で無骨、実直というイメージがベーム。

外面的な効果狙ったカラヤンに対して内面に充実を図ったベーム。

相反する2人のキャラは、レコード会社の戦略だったのかもしれません。

また音楽雑誌では、カラヤン派とアンチカラヤン派に分かれ、アンチカラヤン派が押す代表がベームでした。

それにバーンスタインが絡んできて当時は対抗図がシンプルで選びやすかったなあ。

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カール・ベームの名盤 1960年代

当時のLPレコードは高価で、一枚2,500円から3,000円していました。

当然中学生にとっては高価も高価。

お年玉や小遣いをコツコツ貯めてやっと買える代物でした。

だから選びに選んで買ったものです。

ベームの指揮で最初にモーツァルトの交響曲40番ト短調と41番「ジュピター」オーケストラは、ベルリン・フィル。

モーツァルト:交響曲第40番 第41番≪ジュピター≫ カール・ベーム ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

40年経ったいまでも大事にしているLPです。

いま聴いても冷徹で凛とした演奏。

晩年の好々爺としたイメージとはほど遠い、

峻厳な表現で思わず襟を正してしまう演奏ですね。

その他の1960年代の録音でベームの本領が発揮されているのは、ベートーヴェン交響曲第3番”英雄”とブラームス交響曲第1番。

ベートーヴェン: 交響曲第3番《英雄》・第7番/ブラームス: 交響曲第1番、他<タワーレコード限定>

ブラームス:ピアノ協奏曲第2番 モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番 ヴィルヘルム・バックハウス カール・ベーム ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

バックハウスと共演したブラームスピアノ協奏曲2番とモーツァルトのピアノ協奏曲第27番も最高です。

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最後に

ベームは、日本国内で人気を博してきたのは、70年代で既に80歳近くになっていて、ウィーンフィルとのベートーヴェン、モーツァルト、ブラームスが代表盤にようで中にはいい演奏もありますが、私は、あまり評価しません。

※画像はイメージ

どうも全体的に間延びして緊張感が乏しいように思います。

やはり録音でベームの本領が発揮されている演奏を聴くにはやはり1960年代がおすすめです。

カール・ベームの真髄は60年代の名盤にあり!



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