こんにちは。
ともやんです。
トスカニーニのベートーヴェン・ツィクルスの中でも最も評価の高いものがこの1939年の連続演奏会ライヴです。
ほぼ毎週のペースで繰り広げられた名演集です。
この時代トスカニーニは体力的に充実していた様子で、NBC響を完璧に掌握。
自由自在なテンポ変化を見せるかと思えば、インテンポの部分では厳格さ強烈さも際立っております。
巨匠も歌ったり、怒鳴ったりとかなり高揚しています。
なお、当ブログでは、この第8番をご紹介したのち、全曲のレビューもしていますので、こちらもぜひ読んでください。
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トスカニーニの名盤 伝説のベートーヴェン交響曲全集 1939年の凄絶
トスカニーニの名盤 ベートーヴェン交響曲全集より第8番
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第8番 ヘ長調 Op. 93
Symphony No. 8 in F Major, Op. 93
NBC交響楽団 – NBC Symphony Orchestra
アルトゥーロ・トスカニーニ – Arturo Toscanini (指揮)
録音: November 1939, Studio 8H
Ⅰ(09:04) Allegro vivace e con brio
Ⅱ(03:36) Allegretto scherzando
Ⅲ(04:37) Tempo di menuetto
Ⅳ(07:31) Allegro viva
total:24:48
ベートーヴェン・フェスティヴァル 1939 アルトゥーロ・トスカニーニ 、 NBC交響楽団
トスカニーニ ベートーヴェン交響曲第8番
ベートーヴェンの交響曲第8番は、どちらかというと楽天的で優雅に演奏されることが多い曲です。
でも僕は前々から特に第1楽章の後半展開部では、なんか追い込みをかける様な盛り上がりを創れる曲だと思っていました。
ここの部分を緊張感たっぷりにぐいぐい行ってくれるのが、トスカニーニです。しかも1939年盤がいいです。
まとめ
トスカニーニの指揮でベートーヴェンの交響曲第8番を聴くと、遊びじゃないんだぜと、その気迫のこもった真剣勝負に圧倒されます。
だからこんな勇猛な交響曲だったんだ、と思い知らされます。
しかもただ厳しいだけではなく、弦楽器の艶やかさや木管楽器のチャーミングさも忘れてはいません。
聴き終わった後、俺ももっと頑張れるぜ、勇気を与えてくれる名演です。
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