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山田一雄&京都市響 ベートーヴェン 第九

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こんにちは、
ともやんです。

今年は名指揮者山田一雄さんが亡くなって30年です。
もうそんなに経ったんだ、と感慨深いものがあります。

4歳年上の朝比奈さんが没後20年とヤマカズさんより10年後に亡くなっていますが、ヤマカズさんは78歳でしたので特別遅いわけではないです。
朝比奈さんが長生きだったんですね。

中学生からクラシック音楽を聴き始め、レコードも集めるようになり気が付くと50年。
美少年もすっかりおじさんになってしまい、来年の65歳からはしっかり高齢者の仲間入りです。

人生を重ねてくると若い時とは違う考え方、感じ方になってきます。

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山田一雄を聴きたい

僕は、80年代から朝比奈さんのコンサートには何度か行きました。ただ、残念ながらヤマカズさんのコンサートには結局行きそびれました。

ただ、結婚してからサラリーマン時代は、ほとんどコンサートには行っていません。
それは時間とお金の問題でもあったのかもしれません。

僕は結婚してすぐに3人の子供に恵まれました。
当然子供中心の生活になり自分の楽しみにお金を使うのも偲ばれました。

ただ、同僚たちと飲みに行ってたりはしているので、これは言い訳ですね。

さて、僕は50歳になるまでは、指揮者って大変だなぁ、と感じていました。
指揮者は、自分で楽器を弾いたりしないので、高齢になるまで続けていく人が多く、むしろ表立って引退する人の方が少ないように思います。

だからまさに世を去る時が引退ということになります。
また公演中やリハーサル中に亡くなる方もいるくらいです。

若い頃はそこまで働かなくてもと思っていたのですが、今は逆です。

つまり人生の最期まで働けるという職業に憧れも感じるようになりました。
当然高齢になれば、仕事量の経るでしょうが、単発のコンサートやレコーディングでも引退をしなきゃ出来るわけです。

僕もそんな風に最期を迎えたいものです。

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山田一雄&京都市響 ベートーヴェン 交響曲第9番

ヤマカズさん、72歳の時の京都市響とのライブ。
宇野功芳風に言えば、まさに切れば血が出るような演奏です。

腰の座った演奏で、ずっしりと手応えがあります。
また第4楽章のバスのソロが始まる前の主題の変奏部分の美しさは涙が出るほどです。

朝比奈さんの整然とした演奏とが対極の動と情の演奏だと思います。
ぜひ、聴いて欲しい名盤です。

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第9番 ニ短調 「合唱付き」 Op. 125 (日本語歌唱)
Symphony No. 9 in D Minor, Op. 125, “Choral” (Sung in Japanese)
作詞 : フリードリヒ・フォン・シラー – Friedrich von Schiller

1.(17:09) I. Allegro ma non troppo, un poco maestoso
2.(12:57) II. Molto vivace
3.(15:57) III. Adagio molto e cantabile – Andante moderato
4.(26:39) IV. Finale: Presto – Allegro assai
total(72:42)

秋山恵美子 – Akiyama emiko (ソプラノ)
荒道子 – Ara Michiko (アルト)
田口興輔 – Taguchi Kousuke (テノール)
勝部太 – Katsybe Futoru (バス)
京都市立芸術大学音楽学部合唱団 – Chorus of Kyoto Municipal University of Arts
ベリョースカ合唱団 – Beryouzka Chorus
京都市交響楽団 – Kyoto Symphony Orchestra
山田一雄 – Kazuo Yamada (指揮)
録音: 1983年12月21日 京都会館第一ホール(ライブ)

ベートーヴェン: 交響曲第9番 Op.125 (12/21/1983) / 山田一雄指揮, 京都市交響楽団, ベリョースカ合唱団, 他<タワーレコード限定>

ヤマカズ、渾身の『第九』、ヘリテージで再発売!!
「真に充実し切った、切れば血の出るような音のドラマ!」 -宇野功芳-
山田一雄の「第9」がついに発売される。まさに待望久しい、といわなければならない。山田より4歳年上の朝比奈隆のレコードが次々と登場するのに比べ、淋しい想いを禁じえなかったが、両者の実力は五分と五分、ともに日本の指揮界を代表する二人なのだ。……朝比奈隆の十八番がブルックナーだとすれば、山田の動的な音楽はベートーヴェン、ベルリオーズ、チャイコフスキーなどにぴったりだ。

とくにベートーヴェンの音のドラマは山田の最も得意とするところで、これだけのベートーヴェンはなかなか聴けるものではない。…-宇野功芳-(充実し切った音のドラマ~山田一雄のベートーヴェン初登場 VDR-1330 ブックレットより)



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