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ヤノフスキ ベートーヴェン 交響曲全集より”英雄”

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こんにちは、
ともやんです。

ポーランド出身でドイツで育ったマレク・ヤノフスキについて、約2年前の2018年12月24日の記事で絶賛しています。

ヤノフスキ ブルックナー交響曲第1番と第2番を聴け!

そして、その記事の中で、ぜひ、ベートーヴェンの交響曲全集も録音して欲しいな、と締めくくっています。

実は、その時点で既にヤノフスキとケルンWDR交響楽団による全集の企画はスタートしていたのです。

当然僕はそのことを知る由もなく、当時すでに80歳を目前にしていたヤノフスキに録音するなら早くしてほしいと単純に思っていた次第です。

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ヤノフスキ ベートーヴェン 交響曲全集

ヤノフスキ&ケルンWDR交響楽団によるベートーヴェン交響曲全集は、昨年11月にリリースされました。

おお、一瞬僕の願いが通じたのかと喜んだものですが、録音スタートは既に2018年9月から始まっていたようで、極東の一好楽家が思うほどですから、レコード会社はそんなことお見通しだ!とばかりに録音していたのです。

さて、早速に入手し聴きました。
最初に第3番”英雄”を聴きました。

ブログ記事を書きながらの視聴だったこともあり、あれ?軽快なテンポ、さっと過ぎ去っていくような演奏と言う印象でした。

あれ?なんか拍子抜け。
ただ、その後、第4番、運命、田園、第7番、第8番、そして第九をかいつまんで聴いてみると、おお、これって凄い演奏かもしれない、と感じてきました。

英雄にしても、力を抜くというと語弊がありますが、8割くらいに決め所では、ビシッと決める、という感じで、聴いたあと、いい演奏聴いたなぁという満足を覚えるのです。

全体にテンポは速めで、引き締まった演奏ですが、あっさりはしておらず、内声部を充実させ、奥深い演奏を実現しています。

ながらで一聴しただけ、拍子抜けしたと感じた僕がアホでした。

この全集は、何度も聴き込みたい全集です。引き続き、英雄以外の曲に関してもレビューして行きたいと思います。

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ヤノフスキ ベートーヴェン 交響曲第3番”英雄”

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第3番 変ホ長調 「英雄」 Op. 55
Symphony No. 3 in E-Flat Major, Op. 55, “Eroica”

1.(16:11) I. Allegro con brio
2.(15:23) II. Marcia funebre: Adagio assai
3.(05:41) III. Scherzo: Allegro vivace
4.(10:53) IV. Finale: Allegro molto
total(48:08)

西ドイツ放送交響楽団 – West German Radio Symphony Orchestra
マレク・ヤノフスキ – Marek Janowski (指揮)
録音: February 2019, Kolner Philharmonie

ベートーヴェン 交響曲全集 マレク・ヤノフスキ ケルンWDR交響楽団

 

ベートーヴェン生誕250周年記念
巨匠ヤノフスキ率いるケルンWDR響とのベートーヴェン交響曲全集が登場!!

2020年のベートーヴェン生誕250周年を記念してPENTATONEレーベルより強力盤の登場。巨匠マレク・ヤノフスキ率いるケルンWDR交響楽団(ケルン放送交響楽団)による交響曲全集がリリースされます!すでに第5番「運命」&第6番「田園」(KKC 6108 / PTC 5186809)は単売でリリースされておりますが、その他の作品はこのセットにて初登場です。

当録音は2018年10月から2019年11月にかけて、当団の本拠地ケルン・フィルハーモニーにて収録されました。

ヤノフスキのベートーヴェンといえば2018年12月のNHK交響楽団との第9演奏会で披露された重厚さを持ちながらも全曲を通して速めのテンポ設定で非常に見通しのよい演奏が話題となりました。

また、2019年11月のケルンWDR交響楽団との来日公演では「田園」を披露。その圧倒的な統率力とパワフルなエネルギーの中にも繊細な響きを作り上げる巨匠ならではの演奏を聴かせてくれました。

ケルンWDR交響楽団といえば数多くの名録音でも知られますが、ベートーヴェンの交響曲全曲録音は2017年11月から2018年2月にかけて、首席指揮者ユッカ=ペッカ・サラステとのライヴ録音(KKC 6095 / PH 18066)も記憶に新しいところ。サラステとの録音の後にヤノフスキとの録音がはじまりました。

当団は2017年から2019年の2年間の間に2度の全曲録音を完成させたことになります。



 

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