メルマガ登録

コパチンスカヤ ジョージ・アンタイルの見た世界

[広告] 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

こんにちは、
ともやんです。

自分がヴァイオリンを始めたこともあり、どうしてもヴァイオリニストに興味が行きます。お気に入りのヴァイオリニストは何人かいますが、その中でコパチンスカヤは、トップクラスに気になるヴァイオリニストです。

抜群のテクニックも魅力ですが、その前衛的で斬新な表現は、どんなことをしてくれるんだろう!?と聴く前からわくわくしてしまいます。

スポンサーリンク

ジョージ・アンタイルとベートーヴェン

ジョージ・アンタイル(1900-1959)は、アメリカの作曲家でピアニスト。
アンタイルは、”未来派ピアニスト”を自称していて、リサイタルの際自らの作品の前に好んでベートーヴェンの作品を演奏していたそうです。

今回紹介するアルバム『ジョージ・アンタイルの見た世界』は、鬼才パトリツィア・コパチンスカヤがジョージ・アンタイルを取り巻く世界を描きあげたものです。

ベートーヴェンの個性が、色濃く出始めた頃の作品でもある、ヴァイオリン・ソナタ第7番でも、コパチンスカヤのはじめるような個性的な解釈が魅力です。

スポンサーリンク

ジョージ・アンタイルの見た世界について

ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタと共に、アルバムに核になっているのが、ジョージ・アンタイル自身のヴァイオリン・ソナタ第1番です。
当時”狂乱の時代”と言われていたパリに渡ったアンタイルは、ピカソやストラヴィンスキーらと交流し刺激を受けました。

その中で詩人エズラ・パウンドに恋人だった、ヴァイオリニストのオルガ・ラッジを紹介され、彼女とたびたび演奏旅行を行うようになり、この作品を彼女のために書きました。

当時のパリの雰囲気をよく反映した、サティやミヨーなどにも通じる洒脱で躍動感のある作品です。

その後、アメリカに戻り、作曲家のモートン・フェルドマンやジョン・ケージと親交を深めています。このアルバムには、そんな彼らの実験的な作品も収録しています。

普段聴くクラシック音楽とは違う刺激が、脳を覚醒させてくrます。
ぜひ、聴いてみてください。

スポンサーリンク

コパチンスカヤ ジョージ・アンタイルの見た世界

モートン・フェルドマン – Morton Feldman (1926-1987)
1.(01:54) ヴァイオリンとピアノのための小品1.
Piece for Violin and Piano

——————

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
ヴァイオリン・ソナタ第7番 ハ短調 Op. 30, No. 2
Violin Sonata No. 7 in C Minor, Op. 30, No. 2

スポンサーリンク

2.(07:34) I. Allegro con brio
3.(08:19) II. Adagio cantabile
4.(03:31) III. Scherzo: Allegro
5.(05:01) IV. Finale: Allegro – Presto
total(24:25)

——————

ジョン・ケージ – John Cage (1912-1992)
6.(03:43) 夜想曲
Nocturne

——————

ジョージ・アンタイル – George Antheil (1900-1959)
ヴァイオリン・ソナタ第1番
Violin Sonata No. 1

7.(09:53) I. Allegro moderato
8.(03:01) II. Andante moderato
9.(05:05) III. Funebre, lento espressivo
10.(06:45) IV. Presto
total(24:44)

——————

モートン・フェルドマン – Morton Feldman (1926-1987)
11.(07:20) エクステンション I
Extensions I

パトリツィア・コパチンスカヤ – Patricia Kopatchinskaja (ヴァイオリン)
ヨーナス・アホネン – Joonas Ahonen (ピアノ)
録音: December 2020, Radio Studio Zurich, Switzerland

ジョージ・アンタイルの見た世界 パトリシア・コパチンスカヤ ヨーナス・アホネン

パトリシア・コパチンスカヤのプロフィール

1977年、モルドヴァ生まれの女性ヴァイオリニスト。音楽家の両親のもとに育つ。ウィーンおよびベルンで作曲とヴァイオリンを学び、数々の国際コンクールで受賞を重ねる。

2004年にヨーロッパ放送連盟のニュー・タレントSPP賞、2006年にはドイツ放送局賞を受賞。ウィーン・フィル、フィルハーモニア管といった一流オーケストラとの共演を果たしている。2008年にファジル・サイとのデュオ作で日本デビュー。

2013年5月、バルトークなどの難曲に挑んだコンチェルト・アルバムを発表。慈善団体テール・デゾム(人間の大地)の親善大使として、子供たちのための様々なプロジェクトを支援している。



スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました