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NHK交響楽団の第九 太平洋戦争下 昭和17年の貴重な録音

こんにちは、

ともやんです。

こんな録音が残されていたなんて!

この録音は、ナクソスジャパンが運営するナクソス・ミュージック・ライブラリーで聴くことが出来ます。

CDで購入できるかどうか現時点で確認できませんが、

カタログ番号は、NYNN-0001
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付き」(日本語歌唱)(三宅春恵/四家文子/木下保/矢田部勁吉/日本交響楽団(NHK交響楽団)/山田和男)(1942)(N響アーカイブシリーズ)

ナクソス・ジャパンでは、(株)NHKエンタープライズと提携し、NHK交響楽団の過去の貴重な放送音源をリリースする「N響アーカイブシリーズ」を行っています。

NHKには、昭和初期から現在に至るまでのNHK交響楽団の演奏録音のテープが多数保管されていますが、それらの中から、特に貴重と思われるものをピックアップし、マスタリングを実施した上でリリースしているということで、これを聴くだけでも僕は、ナクソス・ミュージック・ライブラリーに入会する意義はあると思います。

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NHK交響楽団の第九 録音データ

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第9番 ニ短調 「合唱付き」 Op. 125 (日本語歌唱)
Symphony No. 9 in D Minor, Op. 125, “Choral” (Sung in Japanese)

作詞 : フリードリヒ・フォン・シラー – Friedrich von Schiller

三宅春恵 – Harue Miyake (ソプラノ)
四家文子 – Fumiko Yotsuya (アルト)
木下保 – Tamotsu Kinoshita (テノール)
矢田部勁吉 – Keikichi Yatabe (バス)
日本放送合唱団 – Japan Radio Chorus
日本交響楽団(NHK交響楽団) – Japan Symphony Orchestra
山田一雄 – Kazuo Yamada (指揮)
録音: December 1942, Tokyo Metropolitan Hibiya Public Hall

Ⅰ(16:48)Allegro ma non troppo, un poco maestoso
Ⅱ(09:55)Molto vivace
Ⅲ(14:51)Adagio molto e cantabile – Andante moderato
Ⅳ(25:37)Finale: Presto – Allegro assai
total(67:11)

指揮は、山田一雄。この時まだ30才の青年指揮者でした。

非常にキリリと引き締まったトスカニーニを思わせる演奏で、戦後、正指揮者になる岩城宏之も同様な演奏スタイルだったので、岩城も山田の影響を受けていたのだでしょうか?

当時のNHK交響楽団は、まだ日本交響楽団と言っていた時代でした。
歌詞は、日本語に訳され、しかし、むしろ文語体なので、日本語に関わらず聞き取りにくい部分が多いです。

なお、録音は当然期待できません。最初から雑音が大きいですが、聴いていくうちに気にならなくなるのが不思議です。

 

NHK交響楽団の第九 戦争下の貴重な録音

第二次世界大戦下(太平洋戦争)の日本で演奏された「第9」全曲の録音です。

NHK交響楽団が「日本交響楽団」という名称であった戦時中の1941年12月に、「大東亜戦争(太平洋戦争)開戦一周年」として開催された公演での演奏になります。

演奏会場は、日比谷公会堂。

当時はここぐらいしかなかったのです。

ソリストには三宅春恵(S)四家文子(A)木下保(T)矢田部勁吉(Bs)と、当時の第一線の歌手を揃えています。

4楽章の歌詞は矢田部勁吉の手による日本語のものですが、時代を反映した文語調のものとなっています。

ドイツは同盟国でしたが、ドイツ語もダメだったようです。

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戦局が混迷を深めていったこの時期、演奏者や聴衆はどのような気持ちで演奏し、聴いていたのか、様々な想像をかき立てられる録音です。

1942年は、前半こそ、日本軍の快進撃が続いていましたが、この演奏が行われた12月にはニューギニア島バサプアで日本軍が全滅するという悲劇が生まれています。

ここから劣勢となり破滅への道が3年近くも続いたのですから、国を運営するものは、左右関係なくまず国民のことを考える人間でなくてはいけないのです。

しかし、権力をもった者は、そうでないことの方が多いのが歴史が証明しています。

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NHK交響楽団の第九 ナクソス・ミュージック・ライブラリー

ナクソス・ジャパンは、(株)NHKエンタープライズと提携し、NHK交響楽団の過去の貴重な放送音源をリリースする「N響アーカイブシリーズ」を始めています。

 

NHKには、昭和初期から現在に至るまでのNHK交響楽団の演奏録音のテープが多数保管されていますが、それらの中から、特に貴重と思われるものをピックアップし、 マスタリングを実施した上でリリースしています。

その中から「ナクソス・ミュージック・ライブラリー」にて、全世界へ同時配信を行います。

第1弾として、2012年4月25日(水)より10タイトル、ついで7月28日(土)に7タイトル、8月31日(金)に6タイトル、そして10月24日(水)に10タイトルをそれぞれ配信開始し、予定タイトルが出揃いました。

どの録音も、日本のクラシック音楽の歴史を語る上で重要なものばかりであり、これまでレコードやCDで一度も発売されたことのない貴重な録音も多数含まれています。

クラシックファンでなくても、日本人であれば一度は聴いておきたい録音の数々といえるでしょう。

僕は、ナクソス・ミュージック・ライブラリーに7月に入会したばかりですが、それまで毎月1万円以上、CDを購入していましたが、それがまったく買わなくなりました。

ナクソス・ミュージック・ライブラリーはおすすめです。

こちらからアクセスしてください。

http://ml.naxos.jp/

なお、僕はナクソスジャパンから1円に頂いておりませんので販売目的の勧誘ではありません。

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まとめ

ナクソス・ミュージック・ライブラリーの「N響アーカイブシリーズ」は、聴きものですし、タイトルの1番にこの1942年(昭和17年)の第九を持ってきたことに僕は志を感じました。

僕は、NHK交響楽団の演奏をTVで観て、クラシック音楽が好きになりました。
僕が小学生の5年、6年の頃ですから、1968年、69年でしょうか。

指揮者は岩城宏之氏でした。当時岩城氏もまだ30代、表情豊かな指揮姿に魅せられました。
時には、森正氏の指揮もありましたが、僕は岩城氏の指揮を観て聴くのが好きでした。

岩城氏の実演を聴いたのはずっとあと約20年後のことでした。

岩城氏は、2006年に73才で亡くなりましたが、岩城氏の遺志を継いで続いている大みそかのベートーヴェンの全曲演奏は、2015年から毎年聴きに行っています。

指揮者は、小林研一郎氏、管弦楽は、岩城宏之メモリアル管弦楽団。

今年のチケットも既に購入していていまから楽しみにしています。



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