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ヤーコプス ベートーヴェン ミサ・ソレムニス

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こんにちは、
ともやんです。

現在、2月3日の公演に向けて、ベートーヴェンの大曲『ミサ・ソレムニス』を練習中です。何分、始めて歌うし、練習期間も短いので大変です。
でもステージに上がる以上は、しっかり歌えるようになるまで練習しないとお金を払って来てくださるお客様に申し訳です。

https://www.panamusica.co.jp/ja/

僕は、パナムジカという会社からベースパートのCDを取り寄せてそれを何度も聴きながら練習しています。これは予習復習に欠かせないし、楽譜を読むのが苦手な僕としては、聴いて憶えるしかない、というのもあります。

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ベートーヴェン ミサ・ソレムニスの発音について

ベートーヴェンのミサ・ソレムニスは、ミサ曲のテキストそれほど難しいものは少ないです。しかし、簡単に思える単語の発音が、指揮者の意図するものがあり、それは練習中に指示されるし、有難いことに合唱団のHPにも記載されています。

例えば、昨日練習したCredoですが、このまま読むと「クレード」ですが、「クリード」に近い発音をするようにという指示です。

そこでいくつかの録音を聴いたのですがほぼ「クレード」と聴こえます。つまり「クリード」というのは少数派なのか?それとも日本人には、「クレード」聞こえるが、実は「クリード」と発音しているのか?とそれでもしつこく色々聴いていたら、出てきました。

「クリード」と発音している録音が!

それがヤーコプス盤だったのです。

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ヤーコプス盤の魅力

それぞれの演奏録音を語るほど、ミサ・ソレムニスを聴き込んでいるわけではないし、まだ語るほど歌の練習を積み重ねたわけではありません。

でも、このCDの解説をみるとなかなか工夫を凝らした内容のようです。

特にソリスト、合唱団の配置にヤーコプスの主張があります。
以下、ヤーコプスは次のように語ったそうです。

「19世紀の終わりまで、オラトリオの公演では合唱はオーケストラの横、前方にさえ置かれており、後ろに配置されることはありませんでした。それには大きな利点があり、第一に合唱団は難しいパッセージでも歌いやすく、第二に、聴衆はベートーヴェンが苦心したテキストをより深く理解することができます。また4人のソリストをオーケストラの後ろに配置するのはまるで天使の合唱のようです。私はこれがベートーヴェンの夢見ていた方法なのではないかと考えています。前方の地上の合唱と後方の天使の声お互いに呼応しダイナミックなコントラストを生むことができます。」

僕は、これからの練習に友としてこのCDを聴き込んで行くことにしました。

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ヤーコプス ベートーヴェン ミサ・ソレムニス

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
ミサ・ソレムニス(荘厳ミサ曲) ニ長調 Op. 123
Mass in D Major, Op. 123, “Missa solemnis”
作詞 : ミサ典礼文 – Mass Text

1.(08:43) Kyrie
2.(02:59) Gloria: Gloria in excelsis Deo
3.(02:32) Gloria: Gratias agimus tibi propter magnam gloriam tuam
4.(02:27) Gloria: Qui tollis peccata mundi
5.(02:36) Gloria: Qui sedes ad dexteram Patris
6.(06:37) Gloria: Quoniam tu solus sanctus
7.(03:44) Credo: Credo in unum Deum
8.(04:46) Credo: Et incarnatus est de Spiritu Sancto
9.(02:48) Credo: Et resurrexit tertia die
10.(06:00) Credo: Et vitam venturi saeculi
11.(03:35) Sanctus: Sanctus Dominus Deus Sabaoth – Hosanna in excelsis
12.(01:24) Sanctus: Praeludium
13.(09:36) Benedictus
14.(06:41) Agnus Dei: Agnus Dei qui tollis peccata mundi
15.(07:26) Agnus Dei: Dona nobis pacem
total(71:54)

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ポリーナ・パスティルチャク – Polina Pasztircsak (ソプラノ)
ソフィー・ハームセン – Sophie Harmsen (メゾ・ソプラノ)
スティーヴ・ダヴィスリム – Steve Davislim (テノール)
ヨハネス・ヴァイサー – Johannes Weisser (バス)
RIAS室内合唱団 – RIAS Chamber Chorus
フライブルク・バロック・オーケストラ – Freiburg Baroque Orchestra
ルネ・ヤーコプス – Rene Jacobs (指揮)
録音: May 2019, Teldex Studio Berlin, Berlin, Germany

ベートーヴェン: ミサ・ソレムニス ルネ・ヤーコプス

ヤーコプスによる「ミサ・ソレムニス」が登場!

ハルモニアムンディのベートーヴェン生誕250周年である2020年から没後200年となる2027年に向けた録音企画シリーズ。2021年初回のリリースはヤーコプス指揮による「ミサ・ソレムニス」。
ベートーヴェンの「ミサ・ソレムニス」は、作曲家最晩年の大作であると同時に、解釈が非常に難しいことでも知られますが、それだけに指揮者の力量が問われます。

ベートーヴェンは、親交の深かったルドルフ大公の大司教就任祝いにこのミサ曲を書き始めましたが、結局それには間に合わず、就任から4年後にようやく全曲が初演されました。実際完成したのは、カトリックの典礼、ドラマチックな表現力、瞑想的な祈り、賛歌のような表現、古風な要素、交響曲的な構成といったものを一つにまとめ上げた記念碑的な芸術作品でした。それは何より、この作曲家がミサ曲という枠組みを超える作品を生み出すべく格闘していたからといえるでしょう。
ヤーコプスは、今回の録音で合唱をオーケストラ左右に、ソリスト4人はオーケストラの後ろに配置しています。

「19世紀の終わりまで、オラトリオの公演では合唱はオーケストラの横、前方にさえ置かれており、後ろに配置されることはありませんでした。それには大きな利点があり、第一に合唱団は難しいパッセージでも歌いやすく、第二に、聴衆はベートーヴェンが苦心したテキストをより深く理解することができます。また4人のソリストをオーケストラの後ろに配置するのはまるで天使の合唱のようです。私はこれがベートーヴェンの夢見ていた方法なのではないかと考えています。前方の地上の合唱と後方の天使の声お互いに呼応しダイナミックなコントラストを生むことができます。」

オーケストラと歌唱陣の高いテクニックとヤーコプスたちだからこそ実現できた、見事な録音が実現しました。



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