メルマガ登録

クレメンス・クラウス リヒャルト・シュトラウス 英雄の生涯

リヒャルト・シュトラウス
[広告] 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

こんにちは、
ともやんです。

村上春樹さんの『更に、古くて素敵なクラシック・レコードたち』は、同シリーズの2冊目です。これが面白い。

村上さんは、音楽評論家ではないし、多分、レコード会社との結びつきも薄いと思うので、忖度のないコメントが清々しい。

スポンサーリンク

クレメンス・クラウス 古風さにハマるといい

ウィーン出身の名指揮者クレメンス・クラウス(1893-1954)は、かなり古い指揮者という印象を持っているが、そう感じるのは、61才と比較的早く亡くなっているからで、生年は1893年とカール・ベームより1年早いだけの同時代の人で、それを思うとそんなに古い人とは思えなくなってきます。

しかし、やっぱり1954年とフルトヴェングラーと同年に亡くなっているので、それまでの録音しか聴けないので、やはりベームと同世代といっても、クラウスの場合は50年代までの録音しか聴けないから、クラウスよりも26年長生きしたベームの60年代、70年代と生きて奏でた音楽と比べると、やはり古く感じてしまいます。

しかし、村上さんは、その古風さに一旦馴染んでしまうと、これがリヒャルト・シュトラウスと同時代の演奏なんだ感心すると記していますが、その感覚よくわかります。

僕自身、クラシック音楽を聴き始めたのは、1970年からなので、やはりクラウスの演奏を聴いていると安心感が生まれます。
また、モノラルながらデッカの録音は素晴らしく臨場感と深みを感じます。

スポンサーリンク

クレメンス・クラウス リヒャルト・シュトラウス 英雄の生涯

リヒャルト・シュトラウス – Richard Strauss (1864-1949)
交響詩「英雄の生涯」 Op. 40, TrV 190
Ein Heldenleben (A Hero’s Life), Op. 40, TrV 190

1.(04:00) Der Held (The Hero) –
2.(03:00) Des Helden Widersacher (The Hero’s Enemies) –
3.(11:57) Des Helden Gefahrtin (The Hero’s Companion) –
4.(08:49) Des Helden Walstatt (The Hero’s Field of Battle) –
5.(08:24) Des Helden Friedenswerke (The Hero’s Works of Peace) –
6.(06:31) Des Helden Weltflucht und Vollendung (The Hero’s Withdrawal from the World)
total(42:41)

ヴィリー・ボスコフスキー – Willi Boskovsky (ヴァイオリン)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 – Vienna Philharmonic Orchestra
クレメンス・クラウス – Clemens Krauss (指揮)

デッカ録音全集<限定盤> クレメンス・クラウス

オーストリアの偉大な指揮者によるデッカ録音全てを集大成。
CD16枚組BOXセット

オーストリアの指揮者クレメンス・クラウスがデッカに行った広範囲にわたる全録音が初めてまとめられ発売されます。このCD16枚組BOXで、新たにこの指揮者の比類なき才能に触れることができるでしょう。新規リマスタリング。オリジナル・ジャケット仕様。限定盤。

クレメンス・クラウスは1947年、ロンドンでブラームスの作品を初めてデッカに録音し、その中にはキャスリーン・フェリアーが華麗な歌声を披露する『アルト・ラプソディ』もありました。

その後録音が行われたのは、クラウスが1954年5月、メキシコでの演奏会の数時間後に心臓発作で亡くなるまでの7年足らずの間でしたが、数々の名録音が遺されました。

特にリヒャルト・シュトラウスとヨハン・シュトラウスの両シュトラウスを得意とし、ここにもR.シュトラウスの『アルプス交響曲』以外の交響詩、クリステル・ゴルツが歌う『サロメ』、クラウスの妻であるヴィオリカ・ウルスレアクが終幕の三重唱を歌う『ばらの騎士』、そして「ニューイヤー・コンサート」の曲が収録されています。

R.シュトラウス自身とは緊密な関係にもありました。また、クラウスはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団との関わりも深く、「ニューイヤー・コンサート」の創始者としても知られています。

バックハウスとのベートーヴェンの協奏曲3曲はマニアの間でずっと愛され続け、さらに有名なのが『レオノーレ』『フィデリオ』序曲集で、『サロメ』とともに亡くなる直前の貴重な録音となります。



スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました