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山田一雄 最晩年ライヴ集1989-1991 “英雄”

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こんにちは、
ともやんです。

今年は、ヤマカズこと指揮者・山田一雄氏の没後30年。
もうそんな経つのかと感慨深いものがあります。

なんと言っても僕が一番残念に思うのは、ヤマカズさんの実演を聴くことが出来なかったこと。

今年没後20年の朝比奈さんのコンサートには、何度か足を運びました。
ただ、これは個人的な問題ですが、ヤマカズさんの現役当時は、あまり関心がありませんでした。

しかし、ここ数年でヤマカズさんのCDを聴きだして、彼の激しくも愛情あふれる演奏が大好きになり、CDを集め出しました。

そして年も押し迫った数日前に新星日本交響楽団との最晩年のライヴ録音を買い求め聴きだしたのです。

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山田一雄&新星日響 ベートーヴェン交響曲第3番”英雄”

正確な年は忘れましたが、僕は新星日響が年末に行う第九の合唱団の一員として東京文化会館とサントリーホールで歌ったことがあります。

まだ独身の時だったので、80年代のことだったと思います。
本番の数日前にリハーサルで練習場に行ったのですが、女性の比率が高いオケで、僕はちょうどコントラバスの後ろにいましたが、自分の身体よりも大きいのではと思う楽器をグイグイ弾いていたのが印象に残っています。

その新星日響も残念ながら2001年に東京フィルとの合併でなくなってしまいました。

そんな意味でも、貴重な録音です。

6枚組で、1枚目が、90年の七夕の公演。
大らかで愛のこもった名演で、ヤマカズさんの曲に合わせて歌う声も収録されていて、感動なしに聴けない録音です。

聴き終わったら涙が溢れていました。

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山田一雄 最晩年ライヴ集1989-1991 ベートーヴェン交響曲第3番”英雄”

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第3番 変ホ長調 「英雄」 Op. 55 (2000年7月8日 ザ・シンフォニーホール)
Symphony No. 3 in E-Flat Major, Op. 55, “Eroica”

1.(15:55) I. Allegro con brio
2.(17:07) II. Marcia funebre: Adagio assai
3.(05:56) III. Scherzo: Allegro vivace
4.(13:06) IV. Finale: Allegro molto
total(52:04)

新星日本交響楽団 – Japan Shinsei Symphony Orchestra
山田一雄 – Kazuo Yamada (指揮)
録音:1990年7月7日 東京サントリーホールにてライヴ収録

山田一雄 最晩年ライヴ集 1989-1991<タワーレコード限定>

1977年に顧問に就任した後、1981年より名誉指揮者の地位にあった新星日本交響楽団(2001年に東京フィルハーモニー交響楽団と合併)との貴重な最晩年にあたる僅か3年間にキャニオン・クラシックスがライヴ収録したこれら盤は、ベートーヴェンの3曲とリハーサル風景が3枚組、残りは1枚として、計4種が1991年10月に発売されました。

その後ベートーヴェン以外は一度も再発されることはなく、2000年代に市場から姿を消し、長い間廃盤でしたが、ファンには再発が望まれていた音源です。

この時代のヤマカズは、序文解説に山崎氏が書いているように”真剣で情熱的な、無我夢中の「遊び」こそ、ヤマカズの真骨頂なのだ。”にまさに表れていると言えます。

76歳から78歳にかけての生涯最後の3年間の貴重な記録であり、各リハーサル風景でのやり取りにもあるように、両者が理解を超えた(共に遊びを真剣に楽しむ)真の朋友として、この期間に確かに存在していたという証とも言えるかも知れません。

そこには、音楽に対して熱く、愛情を持って常に接していたヤマカズの姿が描かれています。他のどのオケよりも一体感が伴ったこれらの演奏こそが、山田一雄という唯一の音楽家が達した境地を示しています。

今回の解説書では、亡くなったあとに寄せられた朝比奈隆の追悼文を冒頭に、序文解説では新規で山崎浩太郎氏による文章を掲載しました。さらに、キャニオン・クラシックにも在籍していた、2018年現在のオクタヴィア・レコードの代表である江崎友淑氏により、新規でDSDマスタリングを行いました。シリアル・ナンバー付の700セット限定で、そしてタワー企画盤としては初めてUHQCDとしてリリースいたします。
タワーレコード・オンラインショップより



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