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エラス=カサド&パリ管 ストラヴィンスキー&エトヴェシュ

エラス=カサド
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こんにちは、
ともやんです。

今朝は、スペインの指揮者エラス=カサドの指揮、僕がいま一番注目しているドイツのヴァイオリニスト、イザベル・ファウストのソロでエトヴェシュのヴァイオリン協奏曲第3番とストラヴィンスキーの「春の祭典」を聴きました。

エトヴェシュ・ペーテル(またはペーター・エトヴェシュ)は、ハンガリーの現代音楽の作曲家で、ヴァイオリン協奏曲第3番は、エラス=カサドとイザベル・ファウストに捧げられています。

この曲は、2019年7月12日にスペインのグラナダ音楽祭の委嘱作品として、イザベル・ファウストのソロ、エラス=カサド指揮マーラー室内管の演奏で初演され、二人に捧げられました。

このCDでは、研ぎ澄まされたファウストのヴァイオリンと色彩豊かなパリ管の響きが聴きものです。

「春の祭典」では、ゆったりした開始からエラス=カサドの明晰な解釈とパリ管による精緻で多彩な色彩感をもつ演奏、個性的なパリ管の奏者たちの楽器一つ一つが良く響き、最高のアンサンブルが素晴らしいです。

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エラス=カサド パリ管 ストラヴィンスキー”春の祭典”他

ペーテル・エトヴェシュ – Peter Eotvos (1944-)
ヴァイオリン協奏曲第3番”アルハンブラ”
1.(23:19) Violin Concerto No. 3, “Alhambra”
イザベル・ファウスト – Isabelle Faust (ヴァイオリン)
パリ管弦楽団 – Orchestre de Paris
パブロ・エラス=カサド – Pablo Heras-Casado (指揮)
録音: September 2019, Grande salle Pierre Boulez, Philharmonie de Paris, France

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イーゴリ・ストラヴィンスキー – Igor Stravinsky (1882-1971)
春の祭典
Le sacre du printemps (The Rite of Spring)

2.(03:32) Part I: Adoration of the Earth: Introduction –
3.(03:26) Part I: Adoration of the Earth: The Augurs of Spring – Dances of the Young Girls –
4.(01:18) Part I: Adoration of the Earth: Ritual of Abduction –
5.(03:20) Part I: Adoration of the Earth: Spring Rounds –
6.(01:41) Part I: Adoration of the Earth: Ritual of the Rival Tribes –
7.(00:39) Part I: Adoration of the Earth: Procession of the Sage –
8.(01:38) Part I: Adoration of the Earth: The Sage – Dance of the Earth
9.(04:23) Part II: The Sacrifice: Introduction –
10.(03:40) Part II: The Sacrifice: Mystic Circles of the Young Girls –
11.(01:25) Part II: The Sacrifice: Glorification of the Chosen One –
12.(00:39) Part II: The Sacrifice: Evocation of the Ancestors –
13.(03:48) Part II: The Sacrifice: Ritual Action of the Ancestors –
14.(04:53) Part II: The Sacrifice: Sacrificial Dance
total(34:22)

パリ管弦楽団 – Orchestre de Paris
パブロ・エラス=カサド – Pablo Heras-Casado (指揮)
録音: September 2019, Grande salle Pierre Boulez, Philharmonie de Paris, France

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ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」/エトヴェシュ:アルハンブラ(ファウスト/パリ管/エラス=カサド)

今回録音されたのは、1913年パリのシャンゼリゼ劇場で初演され、一大センセーションを巻き起こしたストラヴィンスキーのバレエ音楽《春の祭典》。

反バレエ的な動き、バレエ界にとって大スキャンダルでもありましたが、同時に聴衆を驚かせたのは、5管編成という独特のオーケストラ編成から生み出される響き、そして不規則で鋭いアクセント、変拍子というストラヴィンスキーの斬新な音楽です。

エラス=カサドの明晰な解釈とパリ管による精緻で多彩な色彩感をもつ演奏、個性的なパリ管の奏者たちの楽器一つ一つが良く響き、最高のアンサンブルで奏でています。

第1部では、土着的な要素よりも知的で洗練された印象ですが、第2部では万華鏡のように、光と色彩が目まぐるしく変化する演奏、それを躍動的かつ鮮やかに引き出すエラス=カサドの手腕にも脱帽です。

カップリングのペーテル・エトヴェシュのヴァイオリン協奏曲第3番《アルハンブラ》。この作品は2019年7月12日にスペインのグラナダ音楽祭の委嘱作品として、イザベル・ファウスト、エラス=カサド指揮マーラー・チェンバー・オーケストラによって初演されています。

スペイン・グラナダにある有名なアルハンブラ宮殿に触発され、そして初演者であるイザベル・ファウスト、エラス=カサドの二人に捧げられています。エトヴェシュは、「宮殿の噴水、その次元、周囲の山々、アンダルシアの素晴らしい夕日、これらすべてが私の作品の一部となりました。私が画家であったらそれを描いていたでしょう。」と語っています。また作品には、二人の名前が音名として隠されています。
キングインターナショナル



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