こんにちは、
ともやんです。
昨年12月に引越しして、昨日LPレコードを聴かれる環境にしました。
早速、ターンテーブルに乗せて聴いたのが、スコット・ジョプリンのピアノラグ集。
演奏は、ジョシュア・リフキンによるピアノソロ。
部屋で仕事するには最高なBGMです。
軽やかでうるさくなく、そして飽きない。
仕事の友の音楽として最適かもしれません。
スコット・ジョプリン ジ・エンターテイナー
スコット・ジョプリンは、1968年11月24日生まれと考えられたいましたが、ラグタイム研究家の調べで誤りであることが判明し、現在では、1967年7月から1868年4月までの出生ではないかという説が有力なようです。
また出生地もアーカンソー州、ルイジアナ州とテキサス州の州境地帯に位置するカス郡のリンデン付近と考えられているようです。
父親は黒人農夫で母親はアフリカ系アメリカ人で、スコットが子供の頃にテキサス州に移住。幼少期から音楽的才能が現れ、両親はスコットの才能を伸ばすことに力を貸し、ピアノを買い与えたりしたということなので、19世紀末の黒人の教育機会や限られた仕事しかなかった状況を考えると両親の素晴らしさがわかります。
スコットは、49歳でニューヨークで生涯を閉じています。
生前から版権収入はあったようですが、重要な作曲家を認められたのは、亡くなって50年以上経った1970年代のこと。
1973年の映画『スティング』で使われたことで大ヒットしました。
この映画、僕にとっても大学時代に観た映画でも最高に楽しんだ映画で、1930年代を舞台にしたもので監督はジョージ・ロイ・ヒルで、ポール・ニューマンとロバート・レッドフォードの名コンビによるコンゲーム物語です。
さて、僕が楽しんでいるLP2枚分が、CD1枚に収められて楽しめます。
スコット・ジョプリン ジ・エンターテイナー
スコット・ジョプリン – Scott Joplin(1868-1917)
1.(03:13) メイプル・リーフ・ラグ
Maple Leaf Rag(1899)
2.(04:58)ジ・エンターテイナー
The Entertainer(1902)
3.(03:13) ラグタイム・ダンス
The Ragtime Dabce(1906)
4.(04:24) グラジオラス・ラグ
Gladiolus Rag(1907)
5.(04:36) フィグ・リーフ・ラグ
Fig Leaf Rag(1908)
6.(03:07) スコット・ジョプリンのニュー・ラグ
Scott Joplin’s New Rag(1912)
7.(03:53) ユーフォニック・サウンズ
Euphonic Sounds(1909)
8.(02:56) エリート・シンコペーションズ
Elite Syncopations(1902)
9.(051:16) ベセーナ
Bethena-A Concert Waltz(1905)
10.(03:45) パラゴン・ラグ
Raragon Rag(1909)
11.(06:40) ソラス
S0lace-A Mexican Serenade(1909)
12.(03:26) パイナップル・ラグ
Pine Apple Rag
13.(04:00)しだれ柳
Weeping willow
14.(03:00) カスケーズ
Cascades
15.(04:00) カントリー・クラブ
Country club
16.(02:00) ストップタイム・ラグ
Stoptime Rag
17.(05:11) マグネティック・ラグ
Magnetic Rag(1914)
ジョシュア・リフキン – Joshua Rifkin(ピアノ)
録音:1970-1972
ジ・エンターティナー~ジョプリン:ピアノ・ラグ集 ジョシュア・リフキン
20世紀初頭に世界的なブームとなったラグタイムの最大の作曲家ジョプリンの名作集。「ジ・エンターテイナー」は映画『スティング』に使われて大ヒットしました。ピアニストのリフキンは、音楽学者である一方、10代からジャズやラグを演奏していたジョプリン演奏の第一人者です。ノリのいいテンポ感で、素朴な味わいをもって演奏される古き良きアメリカの音楽。
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