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ジャン・フルネ 命日に聴く サン=サーンス&フランク

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こんにちは、
ともやんです。

ジャン・フルネという指揮者の名前は、かなり以前から知っていました。確かNHK交響楽団を指揮している番組を観たからでしょうか。

そんなことでてっきりこのブログで取り上げていたと思って調べてみたけど出てこないので、どうやら初めて取り上げるようです。

今日が命日と言うことで、今朝はジャン・フルネ指揮東京都交響楽団によるサン=サーンスの交響曲第3番とフランクの交響曲を聴きました。

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ジャン・フルネについて

ジャン・フルネは、1913年4月14日フランス北部の街ルーアンの生まれ。
地図で見ると、パリから北西に70キロほど行った場所。

2008年11月3日にオランダで死去。95歳でした。

ジャン・フルネは、パリ音楽院でフルートと指揮を学び、1936年に生地のルーアンで指揮者としてデビュー。戦前はフランス国内での活動だったが、戦後1950年に急病のファン・ベイヌムの代役でコンセルトヘボウ管の指揮を務めた縁からオランダ放送フィルの常任指揮者(1961-73)、ロッテルダム・フィルの音楽監督(1961-71)を務めオランダ放送フィルではのちに終身指揮者に就任しています。

一方、日本には1958年にドビュッシーのオペラ『ペレアスとメリザンド』の日本初演の指揮者として来日。よっぽど相性が良かったのか、その後頻繁に来日しています。

東京都交響楽団との結びつきが一番強いようですが、日本フィル、群響、N響、札響にも客演し名演を残しています。

しかも2005年の引退公演を都響と日本で行ったことは、世界中から驚きの声が上がったそうですが、それだけ日本への思いが強かったのだと思います。

練習が穏やかだったそうですが厳格で、演奏は端正で洗練されたものでした。

しかし、今回聴いたサン=サーンスとフランクの交響曲は端正さに加え、かなり白熱した演奏を展開しています。

演奏が終わった後の聴衆の興奮ぶりは凄くて、実演では相当感銘深いものだったと思われます。

聴きたかったなぁ。

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ジャン・フルネ フランス音楽の偉大な守護者

タワーレコードのオンラインショップでは、ジャン・フルネの演奏について次のように解説しています。

「フランス音楽の偉大な守護者」と呼ばれた世紀を代表する巨匠ジャン・フルネ(1913-2008)。

東京都交響楽団とは1978年の初共演以来、2005年の引退コンサートまで数々の名演を世におくりました。

都響は2009年に永久名誉指揮者の称号を授与し、途切れることなくその業績を讃えています。

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引退直前の「晩年の全盛期」における演奏-悠々たる歩みから、オルガンが閃光を放つ圧倒的なサン=サーンス、峻厳とした響きに、作品の本質が明らかになるフランク。

フランス圏を代表する交響曲と佳品の演奏、ここにフルネ芸術のすべてがあると言えるでしょう。

タワーレコードより

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ジャン・フルネ 名盤 サン=サーンス&フランク 交響曲

カミーユ・サン=サーンス – Camille Saint-Saens (1835-1921)
交響曲第3番 ハ短調 「オルガン付き」 Op. 78
Symphony No. 3 in C Minor, Op. 78, “Organ”

1.(10:50) I. Adagio – Allegro moderato –
2.(09:54) I. Poco adagio
3.(07:45) II. Allegro moderato – Presto – Allegro moderato – Presto – Allegro moderato –
4.(09:21) II. Allegro moderato  Presto Maestoso – Allegro
total(37:50)

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セザール・フランク – Cesar Franck (1822-1890)
交響曲 ニ短調 M. 48
Symphony in D Minor, M. 48

4.(19:43) I. Lento – Allegro non troppo
5.(12:27) II. Allegretto
6.(13:19) III. Allegro non troppo
total(45:29)

東京都交響楽団 – Tokyo Metropolitan Symphony Orchestra
ジャン・フルネ – Jean Fournet (指揮)
録音:2002年4月20日 東京芸術劇場、2003年4月15・19日 サントリーホール(ライヴ)

サン=サーンス 交響曲第3番「オルガン付き」/フランク:交響曲 ジャン・フルネ 東京都交響楽団

“フランス音楽の偉大な守護者”と呼ばれた世紀を代表する巨匠ジャン・フルネの生誕100年記念アルバム。1978年の初演から2005年の引退コンサートまで数々の名演を世に送り出した東京都交響楽団との共演の中から、引退直前の”晩年の全盛期”における2002年/2003年のライヴ録音を収録。



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