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デイヴ・ブルーベック 合唱作品集 ブルーベックとアメリカの詩人たち

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こんにちは、
ともやんです。

デイヴ・ブルーベック(1920-2012)と言えば著名なジャズ・ピアニストです。
アメリカのカリフォルニア出身で幼少からクラシック・ピアノのレッスンを母親から受けました。

1938年にパシフィック大学に入学し本格的に音楽を学ぶようになる。
ただ、当時は第二次世界大戦の真っ只中の関係で、4年間を軍隊で過ごすことになりました。
ただ、任期が終わると再び大学に戻り、ミルズ大学に通いクラシックのコンポーザーであるDarius Milhaudに音楽を学んでいます。

つまりブルーベックは、クラシック音楽の基礎が出ている音楽家だったんですね。

このブログでは、ブルーベックの記事を以下の2件投稿しています。

デイヴ・ブルーベック 歌曲集は最高!

デイヴ・ブルーベック 夜想曲集 洗練された都会の音楽

ジャズのプレイヤーの中では、キース・ジャレットのようにクラシックの録音を残している人がありますが、彼の場合は、なんかたどたどしかったする部分もあります。

しかし、ブルーベックの作品は、まさに本格的なもので、クラシックの現代音楽の作曲家として取り上げられるのは全く違和感がありません。

今回聴いた、合唱曲集も素朴なコーラスと相まって哀愁、郷愁をそそり心が洗われる思いです。

ぜひ、聴いて欲しい一枚です。

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デイヴ・ブルーベック 合唱作品集 ブルーベックとアメリカの詩人たち

BRUBECK, D.: Choral Music (Brubeck and American Poets) (Pacific Mozart Ensemble)

デイヴ・ブルーベック – Dave Brubeck (1920-2012)
4つのニュー・イングランドの小品
4 New England Pieces
作詞 : Herbert Brokering
1.(02:09) No. 1. Autumn In Our Town
2.(05:10) No. 2. Once When I Was Very Young
3.(02:53) No. 3. Two Churches
4.(04:03) No. 4. How Does Your Garden Grow?
total(14:15)

ロンサム
5.(02:29) Lonesome
作詞 : 不詳 – Anonymous

夏の歌
6.(04:21) Summer Song
作詞 : デイヴ・ブルーベック – Dave Brubeck

後悔
7.(05:11) Regret
作詞 : 不詳 – Anonymous

クワイエット・アズ・ザ・ムーン
8.(03:52) Quiet As the Moon
作詞 : Herbert Brokering

ドリーマー
9.(02:10) Dreamer
作詞 : 不詳 – Anonymous

ヘヴン – ブギー
10.(02:57) Heaven – Boogie
作詞 : 不詳 – Anonymous

ダスク
11.(03:11) Dusk
作詞 : ラングストン・ヒューズ – Langston Hughes

アイ・ドリーム・ア・ワールド – コラール
12.(02:12) I Dream a World: Chorale
作詞 : ラングストン・ヒューズ – Langston Hughes

フェスティバル・ホール
13.(01:44) Festival Hall
作詞 : デイヴ・ブルーベック – Dave Brubeck

アイ・ハヴ・ア・リトル・シャドウ
14.(03:38) I Have a Little Shadow
作詞 : ロバート・ルイス・スティーヴンソン – Robert Louis Stevenson

ウィール
15.(03:31) The Wheel
作詞 : ウェンデル・ベリー – Wendell Berry

イン・タイム・オブ・シルバー・レイン
16.(02:33) In Time of Silver Rain
作詞 : ラングストン・ヒューズ – Langston Hughes

ピース・オブ・ウィンド・シングズ
17.(03:34) The Peace of Wild Things
作詞 : 不詳 – Anonymous

ウィンド
18.(02:55) The Wind
作詞 : 不詳 – Anonymous

トゥルース
19.(02:43) Truth
作詞 : 不詳 – Anonymous

演奏:パシフィック・モーツァルト・アンサンブル – Pacific Mozart Ensemble

ブルーベック:合唱作品集(ブルーベックとアメリカの詩人たち)

ジャズ・ピアニストとして知られるデイヴ・ブルーベックですが、彼は「クラシックの作曲家」としても素晴らしい作品を数多く書いています。

それはもちろん彼が得意としたピアノ曲が多いのですが、このアルバムに収録されている合唱作品も見事な出来栄えです。

彼が選んだ歌詞は、ラングストン・ヒューズやウェンデル・ベリー等、アメリカの根源を詠う詩人たちのものであり、それらの詩が持つ郷愁や愛国心は、ブルーベックの繊細な心を表現するにまことにふさわしいものでした。

彼自身の「詩についての考察」はブックレットに収録されています(英語)。

指揮者リン・モローはソノマ州立大学の音楽科の教授でありアメリカ音楽の研究者です。ずっと以前からブルーベックと交流があった彼女はこの合唱作品集についても、彼と直接議論を交わし、ブルーベック自身も「彼女の解釈を支持している」と述べ、いくつかの作品を捧げています。

そんな良き理解者による極上の演奏。これ以上望むものはありません。CD帯紹介文



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