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オーストリア・ツアー ザンクト・フローリアン修道院

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まいどはや、
ともやんです。

オーストリア・ツアー4日目
5月31日(金)ウィーン→リンツ
ウィーンの公演は感動的だった。客席からは、スタンディングオベーションまで起きた。僕の右二人目の合唱指揮で指導頂いてたK氏からも奇蹟的な演奏だったとコメント頂いた。

それにしてもこれだけの観客をどうやって動員したんだろう。
日本から同行したガイドに聴いたが、良く知らないとのこと。

音楽の都ウィーンには、遠くからやって来た音楽家をもてなす気風があるのだろうか?極東からやって来たプロアマ混在の一団を温かく迎えてくれた観客に感謝したい。

ウィーンからリンツへ

ウィーン公演の翌日、僕らは次の公演地リンツのザンクト・フローリアン教会へバスで移動。

距離は約150km。途中、サービスエリアでの昼食休憩を挟んで、約4時間の行程。
ウィーンでは好天に恵まれたが途中から雨。陽が出ないと気温も一気に下がる。
多分15℃前後位か。

午後1時頃、ザンクト・フローリアン修道院に到着。
館内をガイドに付いて観光。

この教会では、約50年前の1975年10月、朝比奈隆率いる大阪フィルが、ブルックナーの交響曲第7番の伝説的な演奏を行っている。

>>>以下にタワーレコード・オンラインショップ情報をご案内しています。
ブルックナー: 交響曲第7番 WAB.107(ハース版) 朝比奈隆 大阪フィルハーモニー交響楽団

実は、僕はLPレコードを持っていますが、楽章間の音声などがカットされているので、新たに以下のCDを購入しました^^

この教会のパイプオルガンの下の地下室には、ブルックナーの遺言に従い、彼の棺が安置されている。

一通りの案内が終わってから礼拝堂でオルガンコンサートを聴いた。僕はキリスト教徒ではないが、その演奏を聴いていると敬虔な気持ちになるのは不思議だ。

午後3時から明日の公演に向けての前日練習。明日のメイン・プログラムは、ブルックナーの交響曲第7番。これは50年前の大阪フィルを意識してか?もっともそんなコメントは一切なかったが、指揮者の横島氏は、関西出身で大阪音大を出られている。

合唱団は、交響曲の前にミサ・ソレムニスから、グロリアとクレドから合唱部分を抜粋して演奏する。今回はソリストが参加しないので仕方ない。

教会のため残響が数秒残る。そのためテンポはかなり遅めで演奏。

暖房のない修道院内で寒い。しかもトイレが一箇所だけで、いつも列が出来ている。後で聞いたがここで風邪をひいたメンバーもいたらしい。

合唱団は一足先にリンツのホテルへ。

ホテルは市街地を多少外れた場所にあるが、綺麗で快適なホテルだった。ただ近くにレストランやスーパーがないため、昼食をとったサービスエリアで、食料とビールは調達しておいた。


写真1:礼拝堂


写真2:礼拝堂のパイプオルガン


写真3:パイプオルガンの下の床にあるブルックナーの墓石


写真4:パイプオルガン下の地下室に安置されるブルックナーの棺


写真5:修道院の外観と筆者

朝比奈隆 大阪フィル ブルックナー交響曲第7番 1975

ブルックナー: 交響曲第7番 WAB.107(ハース版) 朝比奈隆 大阪フィルハーモニー交響楽団

ブルックナーの眠る聖地ザンクト・フローリアン修道院での伝説的ライヴ
「朝比奈隆 聖フローリアンのブルックナー」が新マスタリングで発売!
録音者平澤氏秘蔵のオリジナルマスターテープから初の完全収録で登場
初出ジャンジャン全集盤特典、ビクター盤でカットされた箇所が見事に復活

契約切れで長らく入手難であった朝比奈隆の代表盤といわれる聖フローリアン修道院での7番がアルトゥスより新マスタリングで完全復活。

うれしい事に初出でのジャンジャン盤特典およびビクター盤でカットされた1楽章演奏後の沈黙と小鳥の鳴き声が聞こえた後、演奏のあまりのスケール感に打たれた聴衆が自然発生的にじわじわ拍手が湧き上がる箇所も復活。

今まで文献のみで語られた伝説の拍手ですが、こうやって完全収録盤で聞きなおしてみますと、曲を知らないが故の事故的拍手などでなく、巷間語られてきたように演奏の迫真に打たれた聴衆の自然発生的拍手であったことが分かります。

また終演後の演奏の感動を伝える拍手も6分!収録。また宇野功芳氏が神の恩寵と称える2楽章演奏後に奇跡的聞こえてきた5時の修道院の鐘も万全です。

音質はやわらかで7秒の見事な残響が美しくオーケストラは広大になりわたります。ちなみに当日演奏会にはノヴァーク版のノヴァーク教授も臨席、「すばらしい演奏のまえには版の問題は関係ない」と名言を残し演奏を絶賛したとのエピソードも有名です。



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