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クルト・ザンデルリンク 名盤 ブルックナー交響曲第7番

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こんにちは、
ともやんです。

現在、タワーレコードでは、「SWR Classic」レベールの名盤の数々が、7月1日までの期間、数量限定でセールが行われています。

「SWR Classic」レベールは、ドイツの放送局、南西ドイツ放送(SWR)が所有する膨大な音源をリリースしています。メインは、南西ドイツ放送交響楽団の名演を多く所有しています。
ちなみに南西ドイツ放送交響楽団は、2012年9月28日に、南西ドイツ放送の顧問委員会が、財政上の都合から、傘下のシュトゥットガルト放送交響楽団とバーデン=バーデン・フライブルクSWR交響楽団の統廃合を決定し誕生したオーケストラです。

今回、セールの対象になっている85タイトルをチェックしてみると興味深い名盤が目白押しで、この機会は逃せないなって感じです。

ぜひ、こちらからチェックしてみてください>>> 〈数量限定〉SWR Classic レーベル 厳選セール〈85タイトル〉

さて、今回は、その中から、僕が聴いていいなって感じたブルックナーの交響曲の名盤を3点それぞれ分けて、紹介していきたいと思います。

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クルト・ザンデルリンク ブルックナー交響曲第7番

最初は、ドイツ出身の名指揮者クルト・ザンデルリンク(1912-2011)。
第二次大戦前は、ベルリンで活動をしていましたが、親がユダヤ系だったため、叔父のいるロシアに亡命。そこでムラヴィンスキーの下で研鑽を積み、戦後は、東ドイツで活躍した名指揮者です。

1965年にザルツブルク音楽祭にデビューしてから西側でも知られるようになり来日も数回しているので、日本でもお馴染みです。
新旧ブラームスの交響曲全集は、同全集のトップクラスの名盤として名高く、僕も両方所有しています。
また、80代の半ばには、内田光子とベートーヴェンのピアノ協奏曲全集も収録しています。
99歳の誕生日の前日まで長生きしましたが、指揮活動は2002年に引退しています。

さて、ザンデルリンクというと同じ苗字の音楽家を多く見つけることが出来ます。ちょっと整理してみます。

トーマス・ザンデルリンク(指揮者・1942年生まれ)、シュテファン・ザンデルリンク(指揮者・1964年生まれ)、ミヒャエル・ザンデルリンク(指揮者・チェリスト 1967年生まれ)、バルバラ・ザンデルリンク(生年不明、シュテファンの実母、コントラバス奏者)

クルト・ザンデルリンクは、トーマス、シュテファン、ミヒャエルの父親です。しかし、三人の母親は、それぞれ違う異母兄弟です。そしてシュテファンの母親が、バルバラになります。

長兄のトーマスと二人の弟は親子ほど年齢が違います。つまりシュテファンもミヒャエルもクルトの50代以降の子供ということで、音楽とは関係なさそうですが、長寿だったことも考えると精力的な音楽家だったことが伺えます。

さて、このブルックナーも1999年12月のライブ録音ということで、クルト・ザンデルリンク87歳の時の演奏です。

まるで大河の流れのような堂々たる演奏で、圧倒されます。演奏時間70分超えですが、少しもだれることなく、滔々と流れる音楽に、身を任せたくなります。

おすすめのブルックナーの名演の名盤です!

クルト・ザンデルリンク 名盤 ブルックナー交響曲第7番

アントン・ブルックナー – Anton Bruckner (1824-1896)
交響曲第7番 ホ長調 WAB 107 (1885年稿・ノヴァーク版)
Symphony No. 7 in E Major, WAB 107 (1885 version, ed. L. Nowak)

1.(21:44) I. Allegro moderato
2.(25:13) II. Adagio. Sehr feierlich und sehr langsam
3.(10:32) III. Scherzo: Sehr schnell
4.(13:45) IV. Finale: Bewegt, doch nicht schnell
total(71:14)

シュトゥットガルト放送交響楽団 – Stuttgart Radio Symphony Orchestra
クルト・ザンデルリンク – Kurt Sanderling (指揮)
録音: 15-17 December 1999, Liederhalle Stuttgart, Germany

ブルックナー 交響曲第7番 クルト・ザンデルリング シュトゥットガルト放送交響楽団

ドイツの名指揮者ザンデルリンクが1999年にリーダーハレで行ったブルックナーの録音。全曲を通じて高揚感に溢れており、なかでも第2楽章ではザンデルリンクの持ち味とも言える美しい弦の響きが存分に発揮された、素晴らしい演奏が繰り広げられています。録音状態も良好です。SWR所蔵のオリジナル・テープを使用しています。



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