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カイルベルト 名盤 テレフンケン録音集

こんにちは、
ともやんです。

もう30年以上前になるだろうか、
「指揮者は長生きしなければ損である」という記述を見たことがります。
その対比として同年生まれのカイルベルトとカラヤンを例に挙げていました。

そしてたまたまその資料を先日見つけて読んでみました。
その本は、1987年に出ているのでカラヤンは健在でした。

カイルベルトは、1908年4月19日、ドイツのカールスルーエに生まれました。
そして1968年新しく再建されたバイエルン国立歌劇場でワーグナーを指揮している途中で倒れ、その後の7月20日亡くなりました。まだ60歳になって3ヵ月しか経っていなかったのです。

今日は誕生日にちなんでカイルベルトについて記します。

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カイルベルトとカラヤン

ヨーゼフ・カイルベルトとヘルベルト・フォン・カラヤンは、同い年の同月生まれ。カラヤンの方が僅か2週間早く生まれています。

共に下積みからのたたき上げの指揮者です。
のちの帝王とまで呼ばれたカラヤンも地方の歌劇場からのスタートでした。

カイルベルトは、父親がチェロ奏者という音楽的な家庭で生まれたこともあり真っすぐの音楽の道を目指したのでした。

すでに17歳でカールスルーエの歌劇場の練習指揮者として音楽の現場に立つようになりました。

今回ご紹介するテレフンケン録音集は、1953年から63年のカイルベルトがもっとも多忙にしていた時期の録音です。

CD22枚には、個人的な好みでいればモーツァルトの後期三大交響曲を含む9つの交響曲、ベートーヴェンの第九を除く8つの交響曲、ブラームスの4つの全交響曲、その他ハイドン、シューベルトそしてブルックナーの交響曲と名曲が収録されていて大変楽しみなボックスです。

今回は、その中から何曲か聴きました。モーツァルトの40番は、伴奏のヴィオラをしっかり弾かせ素朴で厚みのある演奏を聴かせるし、ベートーヴェンの英雄では、録音のせいか広々として大らかな演奏が素晴らしいです。

そしてブルックナーの9番が素晴らしい。
ドイツの堅物指揮者と言ってあまり高く評価しない宇野功芳氏も「これこそドイツのブルックナーだ。剛直で硬質で田舎くさく、彫り深く、その素朴な強靭さと凄絶なひびきは熾烈を極め、「第9番」のCD中、もっとも峻厳な演奏と言えよう。」

このCDボックスは、カイルベルトを知るには持ってこいのセットだと思います。

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カイルベルト ブルックナー 9番

アントン・ブルックナー – Anton Bruckner (1824-1896)
交響曲第9番 ニ短調 WAB 109 (1894年初稿・ノヴァーク版)
Symphony No. 9 in D Minor, WAB 109 (original 1894 version, ed. L. Nowak)

1.(23:18) I. Feierlich, misterioso
2.(10:58) II. Scherzo: Bewegt, lebhaft
3.(22:26) III. Adagio: Langsam feierlich
total(56:42)

ハンブルク州立フィルハーモニー管弦楽団 – Hamburg Philharmonic State Orchestra
ヨーゼフ・カイルベルト – Joseph Keilberth (指揮)
録音:1956年10月30日 & 11月3日

テレフンケン録音集1953-1963 ヨーゼフ・カイルベルト バンベルク交響楽団

ヨーゼフ・カイルベルト(1908-1968)は、カラヤンと同年にカールスルーエで生まれ、1925年にカールスルーエ国立劇場(現バーデン州立劇場)の練習指揮者として音楽活動がはじまり、ドイツ各地の歌劇場で研鑚を積み、第2次大戦後にチェコスロヴァキアを脱出したドイツ・フィルの団員を主体として結成されたバンベルク交響楽団の首席指揮者に就任しました。

伝統的なドイツ音楽を主要なレパートリーとし、ワーグナー、ベートーヴェン、ブルックナー、ブラームス、リヒャルト・シュトラウス、プフィッツナーなど、オペラや管弦楽曲を含むドイツものの楽曲の解釈は特に群を抜いており、抒情的で温かでありながらも高雅な趣は、当時の古き良きドイツの武骨で力感ある響きを引き出しました。
ワーナーミュージック・ジャパンより



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