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フェルディナント・ライトナー ブルックナー&ハルトマン 交響曲第6番

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こんにちは、
ともやんです。

現在、タワーレコードでは、「SWR Classic」レベールの名盤の数々が、7月1日までの期間、数量限定でセールが行われています。

「SWR Classic」レベールは、ドイツの放送局、南西ドイツ放送(SWR)が所有する膨大な音源をリリースしています。メインは、南西ドイツ放送交響楽団の名演を多く所有しています。
ちなみに南西ドイツ放送交響楽団は、2012年9月28日に、南西ドイツ放送の顧問委員会が、財政上の都合から、傘下のシュトゥットガルト放送交響楽団とバーデン=バーデン・フライブルクSWR交響楽団の統廃合を決定し誕生したオーケストラです。

今回、セールの対象になっている85タイトルをチェックしてみると興味深い名盤が目白押しで、この機会は逃せないなって感じです。

ぜひ、こちらからチェックしてみてください>>> 〈数量限定〉SWR Classic レーベル 厳選セール〈85タイトル〉

さて、今回は、その中から、僕が聴いていいなって感じたブルックナーの交響曲の名盤を3点それぞれ分けて、紹介していきたいと思い、前回はザンデルリンクの第7番をご案内しました。

今回は、ドイツ、ベルリンの出身の名匠フェルディナント・ライトナー(1912-1996)のブルックナーの第6番です。図らずもザンデルリンクと同い年の1912年生まれ。

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フェルディナント・ライトナー ブルックナー&ハルトマン 交響曲第6番

ライトナーは、保守的な指揮者と思われがちですが、レパートリーも幅広く、現代音楽も積極的に取り上げています。また古楽器についても早くから関心を寄せ、ドイツ初の古楽器グループ、カペラ・コロニエンスシスにも草創期より関わっていました。

そういうことで1905年生まれの同時代の作曲家ハルトマンを取り上げているのも頷けます。

さて、カール・アマデウス・ハルトマン(1905-1963)は、ミュンヘン出身の作曲家。7つの交響曲の他、室内楽や協奏曲、序曲等を残しています。彼の交響曲の特徴は、形式や楽器編成がきわめてまちまちで、第1番はアルトの声楽を加えて楽章も5つあるのかと思うと、第2番は、adagioだけの単楽章だったり、2楽章や3楽章の作品が多いです。

今回収録されている第6番も2楽章形式です。1952年から53年に掛けて作曲され、ミュンヘン放送を通じて初演されました。全曲は2楽章で、3管の大編成で打楽器の使用も多く
、きめの細かい力作です。

聴いているとなにか映像が浮かんでくるような曲で、興味深く聴くことが出来ました。

正攻法で誠実、けれん味のないブルックナーと多彩な表情と乾いたリズムを持つハルトマンの共に交響曲第6番は、なかなか見事な組み合わせと思います。

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ライトナー 名盤 ブルックナー交響曲第6番、他

アントン・ブルックナー – Anton Bruckner (1824-1896)
交響曲第6番 イ長調 WAB 106 (ノヴァーク版)
Symphony No. 6 in A Major, WAB 106 (ed. L. Nowak)

1.(15:47) I. Majestoso
2.(15:28) II. Adagio. Sehr feierlich
3.(09:18) III. Scherzo: Nicht schnell
4.(15:05) IV. Finale: Bewegt, doch nicht zu schnell
total(55:38)

バーデン=バーデン南西ドイツ放送交響楽団 – South West German Radio Symphony Orchestra, Baden-Baden
フェルディナント・ライトナー – Ferdinand Leitner (指揮)

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カール・アマデウス・ハルトマン – Karl Amadeus Hartmann (1905-1963)
交響曲第6番
Symphony No. 6

5.(11:43) I. Adagio
6.(12:14) II. Toccata variata. Presto
total(23:57)

バーデン=バーデン南西ドイツ放送交響楽団 – South West German Radio Symphony Orchestra, Baden-Baden
フェルディナント・ライトナー – Ferdinand Leitner (指揮)

ブルックナー&ハルトマン 交響曲 第6番 フェルディナント・ライトナー SWRバーデン=バーデン&フライブルク交響楽団

1881年に作曲された親密さと大胆さを併せ持つブルックナーの「交響曲第6番」と、1938年に書かれた標題交響曲「ルーヴル L’?uvre 」を、1953年に作曲家自身がタイトルなしの2楽章形式の交響曲に改訂した、陰鬱さと狂乱が入り混じるハルトマンの「交響曲第6番」の組み合わせ。ドイツ音楽のスペシャリストであるライトナーは、この2曲がお気に入りであり、とりわけハルトマン作品は歌劇も含め、積極的に演奏、作品の普及に尽力したことで知られています。堂々たるブルックナーと、変化に富む楽想を見事に振り分けたハルトマン、2曲の対比も聴きどころです。



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