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エルリー バッハ 無伴奏ヴァイオリンソナタ&パルティータ

J.S.バッハ
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こんにちは、
ともやんです。

50年来のクラシック音楽ファンを自称する筆者ですが、クラシック音楽の幅の広さと奥深さを日々感じています。

日々、新しい音楽家との出会いがあります。

それが若手の新進の音楽家ならわかるのですが、既に故人で20世紀に活躍した音楽家となると話は別です。

こんな素晴らしい音楽家を知らなかったなんて、なんてもったいないことをしていたんだろうと感じるわけです。

今日ご紹介するヴァイオリニスト、ドゥヴィ・エルリーもその一人です。

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ドゥヴィ・エルリーについて

ドゥヴィ・エルリーは1928年パリ生まれ、2012年没。

若くして音楽の才能を発揮しパリ音楽院でジュール・ブーシュリに学び、プルミエ・プリを得て卒業。

1955年ロン=ティボー国際音楽コンクールで優勝し、ソリストとしてヨーロッパ、アメリカ、日本と世界各地で演奏活動を行いました。

レパートリーは幅広く、現代作曲家もしばしば彼のために作品を提供しました。

後進の指導にも力を注ぎ、
1968年にマルセイユ音楽院の教授となり、1973年にはマルセイユ・ゾリスデンを設立しました。
1977年のマルセイユのプロヴァンス室内楽センターの監督職を経て1982年に母校であるパリ音楽院の教授に就任。
1995年以後は、パリのエコール・ノルマル音楽院で後進の指導に当たっていました。

しかし、2012年2月7日火曜日の朝、勤め先のエコール・ノルマル音楽院へ向かう途中、パリの10区でトラックに跳ねられて事故死したと記録されています。

亡くなった時は83歳。
そんな高齢まで、後進の指導に当たられていたのも驚きですが、事故死というのが残念でなりません。

今回僕が聴いた録音は、1969年で、エルリーが40代になったばかりの頃の録音。
繊細で美しい響きよりも、素朴で生々しい演奏で、それがかえって魂の演奏として心を揺るがせてくれます。

素晴らしい演奏です。

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エルリー バッハ 無伴奏ヴァイオリンソナタ&パルティータ

ヨハン・ゼバスティアン・バッハ – Johann Sebastian Bach (1685-1750)
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調 BWV 1001
Violin Sonata No. 1 in G Minor, BWV 1001

1.(03:37) I. Adagio
2.(05:30) II. Fugue: Allegro
3.(03:38) III. Siciliana
4.(03:34) IV. Presto
total(16:19)

———————————

無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番 ロ短調 BWV 1002
Violin Partita No. 1 in B Minor, BWV 1002

5.(05:05) I. Allemanda
6.(02:02) II. Double
7.(03:19) III. Corrente
8.(03:19) IV. Double. Presto
9.(03:57) V. Sarabanda
10.(03:07) VI. Double
11.(02:32) VII. Tempo di Bourree
12.(02:30) VIII. Double
total(25:51)

———————————

無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調 BWV 1003
Violin Sonata No. 2 in A Minor, BWV 1003

13.(04:18) I. Grave
14.(07:11) II. Fuga
15.(05:39) III. Andante
16.(04:48) IV. Allegro
total(21:56)

———————————

ヨハン・ゼバスティアン・バッハ – Johann Sebastian Bach (1685-1750)
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV 1004
Violin Partita No. 2 in D Minor, BWV 1004

1.(03:14) I. Allemande
2.(02:16) II. Courante
3.(03:32) III. Sarabande
4.(03:56) IV. Gigue
5.(14:00) V. Ciaccona
total(26:58)

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無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ長調 BWV 1005
Violin Sonata No. 3 in C Major, BWV 1005

6.(03:26) I. Adagio
7.(09:46) II. Fugue
8.(03:01) III. Largo
9.(04:38) IV. Allegro assai
total(20:51)

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無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 ホ長調 BWV 1006
Violin Partita No. 3 in E Major, BWV 1006

10.(03:19) I. Preludio
11.(04:19) II. Loure
12.(02:46) III. Gavotte en rondeau
13.(03:22) IV. Menuett I-II
14.(01:23) V. Bourree
15.(01:43) VI. Gigue
total(16:52)

ドゥヴィ・エルリー – Devy Erlih (ヴァイオリン)
録音:1969年

J.S.バッハ: 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲<完全限定生産盤> ドヴィ・エルリー

500セット日本限定発売!
エルリー幻の名盤が世界初SACD化!
オリジナルLPデザインをもとに制作

ハイ・クオリティなLP復刻で注目を浴びる韓国のレーベル「SOUND TREE」が、このたびSACDを手掛けました。内容はエルリーのバッハ無伴奏!オリジナル・デザインで復刻した高品質LP(KKC-1187/9)が好評で、「SOUND TREE」を日本に紹介している国内レーベル「Global Culture Agency」からSACD化を持ちかけたところ、希望が通り実現しました。1枚のシングルレイヤー盤に全6曲を収録。世界初SACD化、完全限定生産。しかも日本限定発売、500セットのみ!

幻の名盤、エルリーのバッハ無伴奏全曲。オリジナルLPは中古市場において高値のつく超レア盤。当SACDはそのフランス・アデ社(Disques Ade)のデザインを踏襲したパッケージになっており、ライナーノートには英語・仏語の楽曲解説と、オリジナルLP両面のカラー画像を収録。さらに別途日本語解説を付属させ、日本ではあまり知られていないエルリーの音楽家人生についても知ることが出来るようにしました。

音に関しては「SOUND TREE」がライセンス先であるユニバーサル・ミュージックから取り寄せたオリジナルマスターに、独自の丁寧なリマスタリングを施しています。
ドゥヴィ・エルリーは1928年パリ生まれ、2012年没。若くして音楽の才能を発揮しパリ音楽院を首席で卒業後、1955年ロン=ティボー国際音楽コンクールで優勝しました。ヨーロッパ、アメリカ、日本と世界各地で演奏し、レパートリーは幅広く、現代作曲家もしばしば彼のために作品を提供しました。後進の指導にも力を注ぎ、音楽界でおおいに活躍したフランスの名ヴァイオリニストです。このバッハの無伴奏録音はエネスコとも並び称される不朽の名盤。
キングインターナショナル



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