メルマガ登録

ヴィリヘルム・ケンプ ゴルトベルク変奏曲を聴け!

[広告] 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

こんにちは、
ともやんです。

今日11月25日は、ヴィリヘルム・ケンプの126回目の誕生日ということで、じゃ、久し振りに聴いてみるかな、ということで、まずベートーヴェンのソナタから聴き始めました。

50年代、ケンプ60歳台の時の録音で、まあ普通に聴けます。
でもケンプでなくてはいけないという部分が少ない。

以前、ケンプのブラームスの間奏曲集を聴いていて、功成り名遂げた音楽家としては物足りないと感じ、一方で、20代にして人生の深淵をのぞかせるようなグールドの演奏とは、全然深さが違うな、と感じたものです。

だから、ベートーヴェンのソナタを聴いても、ケンプだから聴きたいと思うことはないのです。

スポンサーリンク

ケンプの評価を変えさせた ゴルトベルク変奏曲

そして次に全く期待しないで、J・S・バッハの傑作「ゴルトベルク変奏曲」を聴きました。

最初のアリアから、えっ?なにこれっ!って感じで、惹きこまれていしまいました。

アリアの提示が、極力装飾音を削ぎ落したシンプルなもので、これがまた魅力的なのです。63分の曲を飽きることなく感銘を持って聴いてしかも聴き終わったら、もう一度最初から聴き直したくらいです。

ゴルトベルク変奏曲では、グレン・グールドの新旧2つの名演があり、僕は特に1980年の新盤が大好きなのですが、それに迫る名演なのです。

このCDは、ぜひ、ぜひ聴いてください。

スポンサーリンク

ヴィリヘルム・ケンプ J・S・バッハ ゴルトベルク変奏曲

ヨハン・ゼバスティアン・バッハ – Johann Sebastian Bach (1685-1750)
ゴルトベルク変奏曲 BWV 988
Goldberg Variations, BWV 988

ヴィルヘルム・ケンプ – Wilhelm Kempff (ピアノ)
録音: July 1969, Beethovensaal, Hannover, Germany
演奏時間:(63:06))

J.S.バッハ: ゴルトベルク変奏曲, 他<タワーレコード限定> ヴィルヘルム・ケンプ

ケンプによる2枚のLPレコード、「ゴルトベルク変奏曲」と、イギリス組曲第3番やフランス組曲第5番などを収めた「ケンプ/バッハ名演集」をカップリングした2枚組です。

ピアノによる「ゴルトベルク変奏曲」演奏では何と言ってもグレン・グールドによる2種類の録音が有名である訳ですが、このケンプ盤はグールドとは全く違うアプローチでこの作品の魅力を引き出した名盤として長く記憶されるでしょう。

冒頭のアリアで装飾音を付けずに弾いているところから独特ですが、このことに象徴されるように学究的に凝った演奏ではなく、シンプルで自然体のアプローチであることがまず特徴として挙げられます。

リズムは軽やかでフレーズは流麗に描かれ、強弱も自在で、各変奏が多彩な性格を帯び、生き生きと語りだすかのようです。

そして、さまざまな曲想変転のあと、再びアリアにたどり着く感動は筆舌に尽くしがたいものがあります。



スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました