こんにちは、
ともやんです。
昨年の3月、紀尾井ホールで聴いたコンサートは、素敵なものでした。
ヴァイオリニスト川久保賜紀さんとピアニスト小菅優さんによる、ブラームスのヴァイオリンソナタ三曲でした。
紀尾井ホールは、四ッ谷駅から、歩いて10分ほど。
目の前には、ホテル・ニューオータニがあり、四ツ谷駅からの途中には、上智大学もある閑静で、気品が漂うエリア。
ホールも大ホールではないが、室内楽にはちょうどよい規模。
川久保さんと小菅さんのブラームスも良かったけど、紀尾井ホールもとても気に入りました。
そんな、ホールと共に生まれたオーケストラが、紀尾井ホール室内管弦楽団(旧称:紀尾井シンフォニエッタ東京)です。
紀尾井ホール室内管弦楽団について
紀尾井ホール室内管弦楽団(旧称:紀尾井シンフォニエッタ東京)は、1995年4月、紀尾井ホールの開館時から同ホールを本拠地として演奏活動を行う二管編成の室内オーケストラです。
日本製鉄文化財団によって運営されています。
ソリスト・室内楽奏者として第一線で活躍している器楽奏者、主要オーケストラの首席奏者など、優れた演奏家がメンバーとして集い、その高い演奏技術とアンサンブル能力に裏打ちされた豊かな音楽性には定評があります。
設立当初には、初代ミュージック・アドバイザー兼首席指揮者の尾高忠明(現・桂冠名誉指揮者)のリーダーシップのもと、緻密な構築性と豊かな表現力を築きあげてきました。
以来、モーツァルトやハイドン、ベートーヴェンの管弦楽作品はもとより、バロックから近現代まで幅広いレパートリーで、高いクオリティの演奏活動を活発に繰広げています。
現在では国内有数の優れた室内オーケストラとして広く知られ、本拠地・紀尾井ホールのほかに、北海道から九州まで、国内各地からの依頼により数多くの公演を行っています。
また、豊田、大分の各コンサートホールではオープニング公演に出演しています。
2000年には初の欧州公演を行い、ウィーン・ムジークフェライン、アムステルダム・コンセルトヘボウ、ザルツブルク・モーツァルテウムなどの名門ホールで大きな成功を収めました。
また、2005年には「ドレスデン音楽祭2005」から音楽祭のレジデント・オーケストラとして招聘され、ペーター・レーゼルとのベートーヴェンピアノ協奏曲全曲公演など4公演を行ない、聴衆から絶賛を博し、新聞・雑誌などでも高い評価を得ています。2009年と2010年にはソウル公演を、2012年には日米桜百周年を記念して、フィラデルフィア、ワシントンD.C.、ボストン、ニューヨークで公演を行い、いずれも大きな喝采を浴びています。
以上、紀尾井ホール 公式HPより
J.S. バッハ ゴルトベルク変奏曲BWV 988 (弦楽合奏版)
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ – Johann Sebastian Bach (1685-1750)
ゴルトベルク変奏曲 BWV 988 (D. シトコヴェツキーによる弦楽オーケストラ編)
Goldberg Variations, BWV 988 (arr. D. Sitkovetsky for string orchestra)
編曲 : ドミートリー・シトコヴェツキー – Dmitry Sitkovetsky
ドミートリー・シトコヴェツキー – Dmitry Sitkovetsky (ヴァイオリン)
千々岩英一 – Eiichi Chijiiwa (ヴァイオリン)
安藤裕子 – Yuko Ando (ヴィオラ)
丸山泰雄 – Yasuo Maruyama (チェロ)
河原泰則 – Yasunori Kawahara (コントラバス)
紀尾井シンフォニエッタ東京 – Kioi Sinfonietta Tokyo
ドミートリー・シトコヴェツキー – Dmitry Sitkovetsky (指揮)
録音: 12-14 February 2015, Kioi Hall, Tokyo, Japan
演奏時間(58:56)
シトコヴェツキー本人によるJ・S・バッハの『ゴルトベルク変奏曲』の弦楽合奏用の編曲は、グレン・グールドの追悼に捧げられたもので、とりわけ名高いものです。
驚く程の色彩感と躍動感! 奥行き深い弦楽合奏版ゴルトベルク
五重奏によるアリア(主題)にはじまり、「ヴァイオリン&チェロの二重奏」「三重奏」「トッティ」「独奏ヴァイオリン&合奏」等、変奏毎に編成が変化する、『凝った編曲』が聴き手を魅了する。色彩感と躍動感溢れる演奏は一期一会の緊張感を伴い秀逸です。M. マイスキー、G. コセとの超ベストセラー「トリオ版」以来、弦による「ゴルトベルク変奏曲」を掘り下げる、シトコヴェッキーのイマジネーションの深さに感動させられるアルバムです。
マイスター・ミュージック
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