成人の日も終わり、1月折り返しとなりました。
ついこの間まで年末だ、正月だと言っていたのが、
早いもので、すっかりその気分もなくなり、
これからは受験シーズン本番という時期になりました。
次女は、浪人した関係2年続けて受験シーズンを送りましたが、
その彼女も今年3年生です。
先日も就職など将来のことについて雑談的に話しましたが、
まあ、本人が決めることですから、教授とよく話すと言っていました。
さて、今日はクナッパーツブッシュの面白い演奏をお届けします。
クナッパーツブッシュの空前絶後の名演 アイネ・クライネ・ナハトムジーク
これは、凄すぎる演奏です。
クナッパーツブッシュ・ファンのみならず、
クラシック音楽に興味のある人は
ぜひ一度は、この衝撃を味わってみるべきです。
評論家・福島章恭著「モーツァルトをCDで究める」から、
このCD評の一部を抜粋してみると
“指揮者の深い呼吸と懐の大きさの表された破格の演奏・これほど腹のすわったモーツァルトは空前絶後であろう。
第一楽章から、見上げるように巨大な造型に唖然とさせられる。命を帯びたアクセントの強烈さ! ふざけているのか、大真面目なのか、否、両方とも正解というのがクナッパーツブッシュの凄みなのだ。
中略
フィナーレこそ、クナッパーツブッシュの真骨頂だ。ベートーヴェン第8番にも匹敵する前代未聞の超スローテンポで、モーツァルトのスコアを味わい、そして遊び尽くす。”
この福島氏の文章を読んだだけで聴きたくて聴きたくてしょうがなくなります。
クナッパーツブッシュの名盤 モーツァルト「アイネクライネナハトムジーク」が凄すぎる!
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト – Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791)
「フィガロの結婚」序曲 K.525
1.(04:31) Le nozze di Figaro Overture,K.525
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 – Wiener Pgilharmoniker
ハンス・クナッパーツブッシュ – Hans Knappertsbusch (指揮)
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ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト – Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791)
セレナード第13番 ト長調 「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」 K. 525
Serenade No. 13 in G Major, K. 525, “Eine kleine Nachtmusik”
2.(06:00) I. Allegro
3.(06:41) II. Romanze
4.(02:07) III. Menuetto
5.(06:02) IV. Rondo: Allegro
total(7:21)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 – Wiener Pgilharmoniker
ハンス・クナッパーツブッシュ – Hans Knappertsbusch (指揮)
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ヨハン・シュトラウスⅡ世 – Johann Strauss Ⅱ(1825-1899)
6.(02:27) Leichtes Bult Op.319
ジョセフ&ヨハン・シュトラウスⅡ世 – Johann Strauss Ⅱ(1825-1899)
7.(02:37) Pizzicato Polka
ジュゼッペ・ヴェルディ – Giuseppe Verdi(1813-1922)
8.(04:10) Aida : Triumphmarsch
カール・ミヒャエル・ツィーラー – Carl Michael Ziehrer(1843-1922)
9.(08:11) Weaner Mad’ln Waltz,Op.388
リヒャルト・ワーグナー – Richard Wagner(1813-1883)
10.(10:55) Rienzi Overture
11.(09:56) Voyage de Siegfried sur le Rhin
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 – Wiener Pgilharmoniker
ハンス・クナッパーツブッシュ – Hans Knappertsbusch (指揮)
録音:15 October(1),12 May(2-5&11), 1940(6-10)
上記録音は、「ハンス・クナッパーツブッシュ・ザ・コレクション3」のCD6に収録されています。
VENIASが往年のドイツの巨匠指揮者、クナッパーツブッシュ(1888~1965)の録音を集大成するシリーズ、「ハンス・クナッパーツブッシュ・ザ・コレクション」BOXはVol.1が「パルジファル」録音集(48枚)、Vol.2が「指環」録音集(42枚)、Vol.3が管弦楽録音集(70枚)、Vol.4がオペラ録音集(43枚組)と続き、多くのCDファンから熱い支持を受けました。クナッパーツブッシュが1965年に亡くなった直後は、彼のLPレコードは極めて少ないと言われたものですが、1982年以降、CD時代になってからのクナッパーツブッシュの音源発掘は、彼の実演を聴けなかった日本のファンの熱心な後押しもあって、凄まじいものがあります。VENIASの集成だけでも、4つのBOXで計203枚(!)のCDをリリースしたこととなります!
2018年の生誕130年を記念して、これらVENIASレーベルが集成した4つのBOXセットがまとめられ、203枚組の巨大BOXとなりました。価格も単売BOXを集めるよりお安くなっています。シリアル・ナンバー付コレクターズ・エディションとなり、特製カードボード・ケースに収納、特別付録として収録曲詳細冊子(日本語)を特製クリア・ファイルに封入しています。タワーレコード (2018/03/05)
Hans Knappertsbusch Collector’s Edition 3
ハンス・クナッパーツブッシュ・コレクション 3~1925-1964
Hans Knappertsbusch Collector’s Edition 3だけなら、
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オペラが苦手な僕には、個人的にはこちらのボックスはおすすめです。
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