こんにちは、
ともやんです。
ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト。1791年12月5日死去。享年35歳。今日が命日。
その死に関しては、サリエリの毒殺説、フリーメイソンの謀殺説など諸説あるが、興味本位の物ばかりで、真実はわからない。ただ、あまりにも早すぎる死とその膨大な作品が、後世に残した財産は計り知れない。
映画『『イエスタディ』2019年イギリス』で、この世からザ・ビートルズの音楽がなくなったらという設定の下でストーリーが展開しとっても面白かったが、もしこの世からモーツァルトの音楽がなくなったらとしたら、僕などは人生の楽しみの何割かは減ってしまうだろう。
先日のヴァイオリン教室の発表会でディヴェルティメントk138を演奏し、合唱団の公演に向けて「アヴェ・ヴェルム・コルプス」を練習中だが、簡潔に見える譜面に比べて、弾いてみると、歌ってみるととっても難しいし奥が深い。
吹けば飛ぶようなアマチュアの自分でもそう感じるのだから、プロの人は、モーツァルトの楽譜を通してどんだけ深淵な世界が見えるのだろうか。
取り合えず今朝は大好きなモーツァルトのピアノ協奏曲第20番と第27番聴き、彼を偲びました
アンヌ・ケフェレック ピアニスト
今日聴いたのが、1948年パリ生まれのピアニスト、アンヌ・ケフェレック。
パリ音楽院でレリア・グソーにピアノを、ジャン・ユボーに室内楽を学んだ後、ウィーンでアルフレート・ブレンデルに師事する。68年、ミュンヘン国際コンクールに優勝、69年にはリーズ国際コンクールにも入賞する(優勝はラドゥ・ルプー）。その後、コンサートにオーケストラとの共演にと世界的な活躍を続け、映画『アマデウス』でピアノ協奏曲を演奏するなど、話題をまいた。2001年には、モーツァルトのピアノ作品集を録音し、健在振りを示した。by タワーレコード・オンラインショップより
録音は、今年2月に録音されたばかりの新しいもの。
コメントにあるように気品に満ちた名演です。
ただ、古楽器スタイルの室内オケだからか、アタックが強さが気になったのと響きがもっと豊かだったらな、なんて無いものねだりというちょっと贅沢な要望をしてみました。
ジャケットの写真もいいですね。
やはり人間いくつになっても品を持っていたない、と思わせる写真です。
それほどにアンヌさんは演奏だけでなく、容姿も気品溢れる方です。
アンヌ・ケフェレック モーツァルト ピアノ協奏曲第20番＆第27番
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト – Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791)
ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K. 466
Piano Concerto No. 20 in D Minor, K. 466
1.(13:48) I. Allegro
2.(09:14) II. Romance
3.(07:39) III. Rondo: Allegro assai
total(30:41)
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ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調 K. 595
Piano Concerto No. 27 in B-Flat Major, Op. 17, K. 595
4.(14:31) I. Allegro
5.(07:42) II. Larghetto
6.(09:23) III. Allegro
total(31:36)
アンヌ・ケフェレック – Anne Queffelec (ピアノ)
パリ室内管弦楽団 – Orchestre de Chambre de Paris
リオ・クオクマン – Lio Kuokman (指揮)
録音: 21-24 February 2023, Le Studio Philharmonie de Paris, France
モーツァルト: ピアノ協奏曲第20番&第27番 アンヌ・ケフェレック
ケフェレックによるモーツァルト20&27番
おそるべき完璧さと美しさ現代を代表する名ピアニストの一人、国際的な舞台で活躍を続けるアンヌ・ケフェレックによる、モーツァルトのピアノ協奏曲の登場です。第20番では短調での険しくも美しい表情。そして27番では、愛らしくもどこまでも気品に満ちた演奏。寸分の乱れもない、美しい真珠のような、恐るべき完璧さでととのった粒立ちのタッチで、旋律が次々と美しく歌われてゆきます。円熟をきわめた先にある清澄の世界。クオクマン指揮のパリ室内管とのアンサンブルも、親密な対話のよう。ケフェレック自身がライナーノートを執筆しており、そちらも注目です。
マカオ管弦楽団音楽監督・首席指揮者のほか、香港フィルの常任指揮者なども務めるリオ・クオクマン。2014年のスヴェトラーノフ国際指揮者コンクールで最高位を受賞。2016年まではフィラデルフィア管でネゼ=セガンの副指揮も任されていました。
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