こんにちは、
ともやんです。
ノルウェーを代表するヴァイオリニスト、ヘンニング・クラッゲルード(1973- )とノルウェー室内管弦楽団による、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲集は、そのフレッシュな感覚で僕は、一気に惹きつけられました。
ピリオド楽器による演奏は、それ自体20世紀のモダン楽器に聴きなれた耳には、フレッシュに感じましたが、これは単に知らなかった昔の音を聴いて温故知新的なものだと勝手に思っています。
しかし、このクラッゲルートの演奏は、現代にまさに生まれた演奏だと感じます。
クラッゲルートは作曲家でもあり、カンデンツァもクラッゲルート自身の作曲です。
クラッゲルートの名盤 モーツァルトのヴァイオリン協奏曲
現代は、音楽を聴く人にとって、嬉しい悲鳴というか、様々な媒体から発信されていて
迷ってしまいますね。
僕は、手持ちのCDとLPが1000枚以上あるので、それをコツコツ聴きながら、新しい音源は、ナクソス・ミュージック・ライブラリーとAmazonのmusic unlimitedなどで聴いています。
ナクソスで聴かれない、国内演奏者が意外とAmazonで聴くことが出来ます。
また最近は、YOUTUBE MUSICからも聴くようになりました。
今日ご紹介するクラッゲルートのモーツァルトもYOUTUBEで聴くことが出来ます。
その内、自分で編集した聴き比べサイトも作りたいと思いますが、著作権の問題が大きいので、どこまで出来るか調べたいと思います。
クラッゲルートの名盤 モーツァルトのヴァイオリン協奏曲
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト – Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791)
ヴァイオリン協奏曲第3番 ト長調 K. 216
Violin Concerto No. 3 in G Major, K. 216
1.(07:46) I. Allegro (cadenza by H. Kraggerud)
2.(07:04) II. Adagio (cadenza by H. Kraggerud)
3.(05:31) III. Rondeau: Allegro
total(20:21)
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ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調 K. 218
Violin Concerto No. 4 in D Major, K. 218
4.(07:16) I. Allegro (cadenza by H. Kraggerud)
5.(06:43) II. Andante cantabile (cadenza by H. Kraggerud)
6.(06:16) III. Rondo: Andante grazioso – Allegro ma non troppo
total(20:15)
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ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調 「トルコ風」 K. 219
Violin Concerto No. 5 in A Major, K. 219, “Turkish”
7.(08:30) I. Allegro aperto (cadenza by H. Kraggerud)
8.(09:34) II. Adagio (cadenza by H. Kraggerud)
9.(07:36) III. Rondeau: Tempo di Menuetto
total(25:40)
ヘンニング・クラッゲルード – Henning Kraggerud (ヴァイオリン)
ノルウェー室内管弦楽団 – Norwegian Chamber Orchestra
録音: 27-29 January 2015, Akershus Castle Church (Slottskirke), Oslo, Norway
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番, 第4番, 第5番「トルコ風」(クラッゲルード/ノルウェー室内管)
ノルウェーに現れたヴァイオリン界の俊英、ヘンニング・クラッゲルード。高い技術を要求される作品を次々とリリースし、また作曲家、編曲家としても才能を発揮するなどマルチな活躍をみせる彼が今回取り組んだのはモーツァルトの3つの協奏曲。
彼のヴァイオリン協奏曲の中で最初に成功したと言われる第3番、勇壮な主題で知られる第4番、”トルコ風”と呼ばれる第5番。どの作品にもカデンツァが置かれていて、奏者の腕の見せ所となっているが、クラッゲルードはもちろん自作を演奏。2015年録音。
タワーレコードより
クラッゲルードはノルウェーの俊英。清新なモーツァルトである。何よりテンポが速めで、既存概念を刷新していくような趣向が強い。
クラッゲルードの強烈な牽引力によりオケも必死に食らい付いていく印象。しかしソロは乱れることなく生き生きとした表現を繰り出していく。その緊迫感と溌剌さが凛々しい。(弘)(CDジャーナル データベースより)
最後に
音楽の楽しみ方が多様化していますね。
僕が、クラシック音楽を聴き始めた頃は、現在の様になるとは夢にも思っていませんでした。
これは音をデジタルデータに変換できるようになってから飛躍的に多様化したのでしょうね。
それでもアナログ音源に懐かしさと本当の音を感じるのは僕だけではないと思います。
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