こんにちは、
ともやんです。
2022年9月からNHK交響楽団の首席指揮者に就任したファビオ・ルイージ。
1959年1月17日生まれなので今日が64歳の誕生日。
僕と同世代なのでその活躍を応援したい気持ちでいっぱいです。
ということで、今日はルイージが、フィルハーモニア・チューリッヒを指揮した録音を聴きました。
ファビオ・ルイージ 実演を聴きたい
昨年テレビでファビオ・ルイージのリハーサル風景を観ました。とても躍動感のある指揮姿と熱いリハーサル内容で、その時にNHK交響楽団の首席指揮者になることを知りました。
ルイージの名前はもちろん知っていてこのブログでも2度ほど取り上げていますが熱心なファンではありません。
しかし、あのリハーサル風景からは熱いものが伝わってきました。
そしてぜひファビオ・ルイージの実演を聴きたいと強く思うようになりました。
今後、ルイージのコンサートをマメにチェックしてぜひ今年は実演を聴きたいと思います。
ルイージ 表現力爆発 シューベルト「ザ・グレート」
ルイージのオペラで培った表現力をオーケストラ演奏にも余すところなく落とし込み、そして歌手たちと日々ドラマを作り上げてきた経験豊かなフィルハーモニア・チューリッヒの感性だからこそ実現した名演の名盤です。
ルイージの隅々にあふれ出る歌心と、圧倒的な推進力を持つ演奏を聴かせてくれるシューベルトの交響曲最高傑作「ザ・グレート」。名演の名盤が多い作品ですが、まさにルイージの表現力爆発のシューベルト「ザ・グレート」は、とにかく見逃せません。
ファビオ・ルイージ シューベルト 交響曲第9番「ザ・グレート」
フランツ・シューベルト – Franz Schubert (1797-1828)
交響曲第9番 ハ長調 「ザ・グレート」 D. 944
Symphony No. 9 in C Major, D. 944, “Great”
1.(16:11) I. Andante – Allegro ma non troppo
2.(13:35) II. Andante con moto
3.(13:22) III. Scherzo: Allegro vivace
4.(15:30) IV. Allegro vivace
total(58:38)
フィルハーモニア・チューリッヒ – Philharmonia Zurich
ファビオ・ルイージ – Fabio Luisi (指揮)
録音: February 2019, Opernhaus Zurich, Switzerland
シューベルト: 交響曲第9(8)番 ハ長調 D944「グレート」 ファビオ・ルイージ フィルハーモニア・チューリッヒ
ファビオ・ルイージ率いるフィルハーモニア・チューリッヒによるシューベルトの「グレート」。ルイージは、2012年からチューリヒ歌劇場の音楽総監督を務め2019/20シーズンで離任することが決まっています。次期音楽総監督には、ワシントン・ナショナル交響楽団の首席指揮者を務めているジャナンドレア・ノセダが2021/22シーズンより就任します。
オペラで培った表現力をオーケストラ演奏にも余すところなく落とし込むルイージ、そして歌手たちと日々ドラマを作り上げてきた経験豊かなフィルハーモニア・チューリッヒの感性だからこそ実現する、隅々にあふれ出る歌心と、圧倒的な推進力を持つ演奏を聴かせてきた「PHILHARMONIA ● REC」レーベル。今回のシューベルトでもその力が遺憾なく発揮されています。
シューベルトの交響曲の最高傑作「グレート」。「未完成」交響曲の後、1825年から1826年にかけて作曲されシューベルトの死の2,3年前に書かれた最後の交響曲です。1828年12月にウィーンでの初演の際「あまりに長すぎる」という理由で初演を拒否されるなど不遇でありましたが(シューベルトは同年11月19日に死去)、1839年シューマンがシューベルトの遺品から「グレート」のスコアを見つけ、その素晴らしさに圧倒され、メンデルスゾーンに推薦し、1839年3月21日にゲヴァントハウス管弦楽団メンデルスゾーン指揮によってライプツィヒで初演されました。
色彩豊かで厚みのあるオーケストレーション、流麗な旋律、壮大な響きとまさに「グレート」の名に相応しい大作。ルイージは、冒頭のホルンの有名なフレーズも、テーマを一つ一つ丁寧に提示させ、圧倒的なフィナーレも明瞭で堂々たる演奏で聴かせます。
キングインターナショナル
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