ザ・マエストロからレナード・バーンスタインのベストを聴く

バーンスタイン
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こんにちは、
ともやんです。

レナード・バーンスタイン(1918-1990)が亡くなってもう34年が経ってしまいました。
前年にカラヤンが亡くなって、まさかカラヤンより10歳も若いバーンスタインが、翌年にまるで後を追うように亡くなるとは思ってもいなかったものです。

特に亡くなる前年の1989年は、ベルリンの壁が崩壊して、その記念コンサートで指揮をしたのがバーンスタインだったからです。

しかも50年以上クラシック音楽ファンをしていると、聴き始めた頃、まだバーンスタインは50代でこれからの人だったので、そのイメージがずっと残っているのも、亡くなってもう30年以上経つなんて信じられないのです。

もちろん自分も年齢を重ねたわけです。
若い頃、吉田秀和氏の著書を読んでいると、よく、いつも古い話ばかりで申し訳ないというコメントをよく見かけたものですが、今の自分がそうなんだなと思わずにはいられません。

ということで、今回は配信から1年経ってネットフリックスのオリジナル映画『マエストロ:その音楽と愛と』についてです。

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レナード・バーンスタインベストを聴け

ネットフリックスで配信された『ザ・マエストロ』に合わせて、アルバム『ザ・マエストロ レナード・バーンスタイン ベスト』が出ました。

ネットフリックスのオリジナル映画『マエストロ:その音楽と愛と』は、2023年12月20日に全世界に配信されましたが、その少し前に、映画のオリジナル・サウンドトラックがドイツ・グラモフォンよりリリースされていました。

ということで僕は、映画をより楽しむために、アルバム『ザ・マエストロ レナード・バーンスタイン ベスト』を手に入れて聴いたのです。

どの曲もバーンスタインの名演と知られるものだばかりです。
しかもそれを並べて聴いていると、図らずも涙が流れてきました。

本当にこの人は音楽が好きだったんだなって改めて思わずにはいられませんでした。
そして音楽を通して人々に愛を贈り続けていた人だったんです。

バーンスタインなんて今更ながらと感じる方もいるでしょうが、ぜひ聴いてほしいベスト・アルバムです。

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ザ・マエストロ レナード・バーンスタイン ベスト

『ザ・マエストロ~レナード・バーンスタイン ベスト』(UHQCD2枚組)~映画『マエストロ:その音楽と愛と』公開記念!

バーンスタインの姿を完璧に捉えたベスト・アルバム CD2枚組

映画マエストロ:その音楽と愛と

ネットフリックスで、『マエストロ: その音楽と愛と 』が、2023年12月20日から配信されました。
前から楽しみにしていたのですが、早速観ながら、この文章を書いています。

最初に登場したのが、老境に達してバーンスタインの姿。
思わず、そっくりじゃないか、と思えるくらい似ているのだ。

多分そんな役者を見つけてメイキャップも施したものと思われる、と思ったらそんな簡単なもんじゃない。ちゃんと演じられる人じゃないと、と思ったらハリウッドのスーパースター、ブラッドリー・クーパーが監督も主役も演じているとのこと。

バーンスタイン 連烈デビュー

物語は、若い日のバーンスタインから始まる。
急病のブルーノ・ワルターに代わって、急遽副指揮者のバーンスタインが、ニューヨーク・フィルを振って鮮烈なデビューを飾るところ始まる。

つまりバーンスタインの経歴をある程度知っていた方が物語は分かりやすいかも。

と言っても型ぐるしいものではない。

若き日の妻になるフェリシアとの出会いからのモノクロ映像は、とってもいいです。

ぜひ、観て頂きたい映画です。
それを観てからのサウンドトラック盤も楽しめると思います。

映画「マエストロ: その音楽と愛と」オリジナル・サウンドトラック

伝説の指揮者・作曲家バーンスタインの生涯を妻との愛の物語で描く伝記映画

今年最も期待される映画の一つ、アメリカの伝説的指揮者・作曲家レナード・バーンスタインの伝記映画『マエストロ』のオリジナル・サウンドトラックがドイツ・グラモフォンより発売されます。

映画はNetflixで配信されます(一部劇場でも公開)。ハリウッドのスーパースター、ブラッドリー・クーパーが監督と主演のバーンスタイン役を務めています。女優で亡くなるまでの30年近くをバーンスタインが共に過ごした妻のフェリシア・モンテアレグレ・バーンスタイン役をキャリー・マリガンが演じました。

バーンスタインが妻との生涯を振り返る情熱的な愛の物語です。

映画『マエストロ』は様々な映画祭で輝かしい評判と批評家からの称賛を受け、これから始まる賞シーズンに向けても有力候補になっています。ドイツ・グラモフォンの専属アーティストである指揮者ヤニック・ネゼ=セガンとロンドン交響楽団が演奏しています。

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マーラー交響曲全集はNY時代の金字塔

ネットフリックスでバーンスタインを取り上げた「マエストロ」を観てから、改めて、ニューヨークフィル時代のバーンスタインに興味を持ちました。

バーンスタインは、若くしてニューヨークフィルの首席指揮者になりました。

ニューヨーク・フィルの一時代を築いたのは確かだし、CBSに多くの録音も残してくれています。

しかし、ニューヨーク・フィルを勇退後、ヨーロッパに渡り、ウィーン・フィルを中心にドイツグラモフォンにも多くの録音を残しました。

モーツァルト、ベートーヴェン、シューマン、ブラームス、マーラーなどなど。
そして世間は、ニューヨーク・フィル時代を忘れたかのようにそれらが素晴らしいと讃えました。

実際、素晴らしいのですが、なんか大事ものを忘れているような気がしないでもありません。

そうなのです。

ニューヨークフィル時代の名演の名盤数々をです。

だから録音当時は金字塔と言われたマーラーの交響曲全集を敬意を込めて聴いていこうと思うのです。

レナード・バーンスタイン 、ニューヨーク・フィルハーモニック 、ロンドン交響楽団 、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団 マーラー: 交響曲全集<完全生産限定盤>

レナード・バーンスタインによる第1回目のマーラー交響曲全集は、20世紀におけるマーラー演奏史に残る金字塔の一つ。

1960年、マーラー生誕100年を記念してニューヨークで開催された「マーラー・フェスティヴァル」に際して録音された「第4番」を嚆矢に、1967年まで8年の歳月をかけて、ニューヨーク・フィル定期での演奏と並行して「第3番」(1961年)、「第5番」「第2番《復活》」(1963年)、「第7番《夜の歌》」「第9番」(1965年)、「第1番《巨人》」(1966年)、「第6番《悲劇的》」(1967年)の順でセッション録音が行なわれ、その間、1966年のロンドン響客演の折りに「第8番」が収録されました。

さらに1969年にバーンスタインがニューヨーク・フィル音楽監督を退任後、1970年代に「大地の歌」(1972年、イスラエル・フィル)と「第10番~アダージョ」(1975年)が録音され、より完璧な交響曲全曲録音が完成しました。

今回のボックス・セットは、「大地の歌」「第10番~アダージョ」を含む交響曲全曲と、LP時代の全集にボーナス盤として添付されていた「グスタフ・マーラーの思い出」を加えたもので、内容的には2009年に海外盤で発売されたカーネギー・ホールとの共同企画による全集版(88697453692)と同じです。タワーレコード・オンラインショップより



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