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僕の好きなベートーヴェン 英雄 トップ10

ガーディナー
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こんにちは、
ともやんです。

今日4月7日は、ベートーヴェンの傑作、交響曲第3番”英雄”が初演された日です。

1805年4月7日、アン・デア・ウィーン劇場で劇場ヴァイオリニストのF・クレメント主催のアカデミーで公開初演されました。

まさにベートーヴェンの名前を後世に残した大傑作です。
またそれまでの交響曲の常識を覆した作品でもあります。この曲が発表された当時ハイドンはまだ存命でした。
そんな時代にこんな革新的な内容の交響曲が作られたいうことは驚きです。

さて、個人的にもベートーヴェンの作品に限らず、交響曲の中では一番好きな曲です。
ということで、初演された日を記念して僕が好きな録音を10件紹介したいと思います。

トップ10と書いていますが、特に順位は付けません、というか付けられません。

ということで指揮者名のあいうえお順にご紹介します。

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朝比奈隆&大阪フィル

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第3番 変ホ長調 「英雄」 Op. 55
Symphony No. 3 in E-Flat Major, Op. 55, “Eroica”

1.(20:33) I. Allegro con brio
2.(19:19) II. Marcia funebre: Adagio assai
3.(06:23) III. Scherzo: Allegro vivace
4.(14:55) IV. Finale: Allegro molto
total(61:10)

大阪フィルハーモニー交響楽団 – Osaka Philharmonic Orchestra
朝比奈隆 – Takashi Asahina (指揮)
録音:2000年7月8日 ザ・シンフォニーホール 大阪

ベートーヴェン: 交響曲全集(2000年録音) -20世紀最後のチクルス完全版-<タワーレコード限定>

朝比奈さん、亡くなる前年のツィクルスで、大阪と東京、名古屋で行われたコンサートの模様が収録されています。

だから7番と8番以外は、同じ曲が2回ずつ演奏されていています。
「英雄」は、7月8日と7月23日の東京が収録されていて、コンサートに行かれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
演奏時間は、第1楽章の提示部を繰り返しているので1時間を超していますが、弛緩することなく大河の如く滔々と流れる演奏で、ただただ感服する名演です。

ガーディナー&オルケストル・レヴォリュショネル・エ・ロマンティク

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第3番 変ホ長調 「英雄」 Op. 55
Symphony No. 3 in E-Flat Major, Op. 55, “Eroica”

1.(15:38) I. Allegro con brio
2.(12:41) II. Marcia funebre: Adagio assai
3.(05:33) III. Scherzo: Allegro vivace
4.(10:41) IV. Finale: Allegro molto
total(44:33)

オルケストル・レヴォリュショネル・エ・ロマンティク – Orchestre Revolutionnaire et Romantique
ジョン・エリオット・ガーディナー – John Eliot Gardiner (指揮)
録音: March 1993, “The Maltings”, Concert Hall, Snape, United Kingdom

ベートーヴェン録音全集 ジョン・エリオット・ガーディナー 、 オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティック

古楽器するスタイルから唯一選びました。既に30年近く経っている録音で当時はもっとも鮮烈な印象を受けたものですが、現代でも通用する斬新さを持っています。

クナッパーツブッシュ&ブレーメン・フィル

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第3番 変ホ長調 「英雄」 Op. 55
Symphony No. 3 in E-Flat Major, Op. 55, “Eroica”

ブレーメン・フィルハーモニー管弦楽団 – Bremen Philharmonic Orchestra
ハンス・クナッパーツブッシュ – Hans Knappertsbusch (指揮)
録音: 9 May 1951, Great Concert Hall, Bremer Glocke, Germany

1.(16:39) I. Allegro con brio
2.(17:25) II. Marcia funebre: Adagio assai
3.(07:05) III. Scherzo: Allegro vivace
4.(14:01) IV. Finale: Allegro molto
total(55:10)

ハンス・クナッパーツブッシュの芸術 with レジェンダリー・オーケストラ

もっとも異端な演奏で、スローテンポとデフォルメでふざけんなと言いたくなるところですが、クナッパーツブッシュの演奏は基本的に格調が高いのとどこかにわびさびがあるので感銘深いところがこの人の不思議なところ。

ケンペ&ミュンヘン・フィル

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第3番 変ホ長調 「英雄」 Op. 55
Symphony No. 3 in E-Flat Major, Op. 55, “Eroica”

1.(15:23) I. Allegro con brio
2.(16:50) II. Marcia funebre: Adagio assai
3.(05:47) III. Scherzo: Allegro vivace
4.(12:16) IV. Finale: Allegro molto
total(50:16)

ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団 – Munich Philharmonic Orchestra
ルドルフ・ケンペ – Rudolf Kempe (指揮)

ベートーヴェン: 交響曲全集、序曲集(「プロメテウスの創造物」序曲、「エグモント」序曲、「レオノーレ」序曲第3番)<タワーレコード限定>

もっともオーソドックスで、端正でまさにいぶし銀のような演奏。
聴けば聴くほど味わいのある演奏とはこのような演奏をいいうのだろう。

コンヴィチュニー&シュターツカペレ・ドレスデン

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第3番 変ホ長調 「英雄」 Op. 55
Symphony No. 3 in E-Flat Major, Op. 55, “Eroica”

1.(16:16) I. Allegro con brio
2.(17:42) II. Marcia funebre: Adagio assai
3.(06:21) III. Scherzo: Allegro vivace
4.(11:46) IV. Finale: Allegro molto
total(52:06)

シュターツカペレ・ドレスデン – Dresden Staatskapelle
フランツ・コンヴィチュニー – Franz Konwitschny (指揮)
録音:1955年

Beethoven: Symphony No.3-No.7, No.9, Missa Solemnis フランツ・コンヴィチュニー

55年のモノラル録音ですが、ゲヴァントハウス管とのステレオ録音を上回る迫力のある演奏。演奏旅行中に60歳で急逝したのが本当に惜しまれる人です。

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シュミット=イッセルシュテット&ウィーン・フィル

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第3番 変ホ長調 「英雄」 Op. 55
Symphony No. 3 in E-Flat Major, Op. 55, “Eroica”

1.(14:52) I. Allegro con brio
2.(15:43) II. Marcia funebre: Adagio assai
3.(05:52) III. Scherzo: Allegro vivace
4.(12:30) IV. Finale: Allegro molto
total(48:57)

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 – Vienna Philharmonic Orchestra
ハンス・シュミット=イッセルシュテット – Hans Schmidt-Isserstedt (指揮)

ベートーヴェン: 交響曲全集 (第1番-第9番《合唱》)<タワーレコード限定> ハンス・シュミット=イッセルシュテット

教科書にしたいような演奏。でも堅苦しいはなく、伸びやかでウィーンフィルの美しい響きが堪能できる名演。ウィーン・フィル初のベートーヴェン交響曲全集。

トスカニーニ&NBC響

交響曲第3番 変ホ長調 「英雄」 Op. 55
Symphony No. 3 in E-Flat Major, Op. 55, “Eroica”

1.(13:31) I. Allegro con brio
2.(15:42) II. Marcia funebre: Adagio assai
3.(05:33) III. Scherzo: Allegro vivace
4.(11:09) IV. Finale: Allegro molto
total(45:55)

NBC交響楽団 – NBC Symphony Orchestra
アルトゥーロ・トスカニーニ – Arturo Toscanini (指揮)
録音:1953年12月6日,カーネギー・ホール

ベートーヴェン: 交響曲全集、ミサ・ソレムニス<完全生産限定盤> アルトゥーロ・トスカニーニ

今回取り上げた録音でもっとも演奏時間が短い。翌年に引退を控えた86歳とは思えない火の出るような演奏。世紀の大指揮者の遺産ともいうべき録音。

バーンスタイン&ウィーン・フィル

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第3番 変ホ長調 「英雄」 Op. 55
Symphony No. 3 in E-Flat Major, Op. 55, “Eroica”

1.(17:42) I. Allegro con brio
2.(17:40) II. Marcia funebre: Adagio assai
3.(06:13) III. Scherzo: Allegro vivace
4.(11:48) IV. Finale: Allegro molto
total(53:23)

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 – Vienna Philharmonic Orchestra
レナード・バーンスタイン – Leonard Bernstein (指揮)
録音: 1978, Live recording, Musikverein, Vienna, Austria

ベートーヴェン: 交響曲全集 [5CD+Blu-ray Audio] レナード・バーンスタイン 、 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

一時期もっとも推していた演奏。
覇気溢れる第一楽章と情感豊かな第二楽章が聴きもの。

ベーム&ベルリン・フィル

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第3番 変ホ長調 「英雄」 Op. 55
Symphony No. 3 in E-Flat Major, Op. 55, “Eroica”

1.(14:52) I. Allegro con brio
2.(14:37) II. Marcia funebre: Adagio assai
3.(06:05) III. Scherzo: Allegro vivace
4.(12:34) IV. Finale: Allegro molto
total(48:08)

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 – Berlin Philharmonic Orchestra
カール・ベーム – Karl Bohm (指揮)

ベートーヴェン: 交響曲第3番《英雄》・第7番/ブラームス: 交響曲第1番、他<タワーレコード限定> カール・ベーム 、 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

70年代の日本でのベーム人気は凄かったが、演奏は好々爺とした感じで往年の厳しさが薄らいでいたように思う。60年代全盛期の演奏はまさに鬼ような厳しさの演奏でさすがのベルリン・フィルも必死で演奏している感じ。

フルトヴェングラー&ウィーンフィル

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第3番 変ホ長調 「英雄」 Op. 55
Symphony No. 3 in E-Flat Major, Op. 55, “Eroica”

1.(15:43) I. Allegro con brio
2.(18:03) II. Marcia funebre: Adagio assai
3.(06:34) III. Scherzo: Allegro vivace – Trio
4.(12:46) IV. Finale: Allegro molto – Allegretto mesto – Poco andante – Presto
total(53:06)

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 – Vienna Philharmonic Orchestra
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー – Wilhelm Furtwangler (指揮)
録音: 19-20 December 1944, Musikvereinssaal, Vienna, Austria

ベートーヴェン: 交響曲第3番「英雄」 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー 、 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

フルトヴェングラーは「英雄」を得意としていてライブ録音中心の多くの録音が残されています。
でも、演奏の感銘度はこれが一番と思っています。ナチスドイツ崩壊間近の明日をも知れない44年12月のライブ録音。指揮者もオケも観客もこの瞬間に全てを賭けて演奏し、聴き入ったのではないかと思わせる壮絶な演奏。



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