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クラウディオ アラウ ベートーヴェン ピアノ協奏曲第4番

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こんにちは、
ともやんです。

チリ出身の名ピアニスト、クラウディオ・アラウとレナード・バーンスタインの共演。
1976年10月、アムネスティ・インターナショナルのために催された特別演奏会での録音です。

2月6日誕生日のクラウディオ・アラウにちなんで聴きました。

1903年2月6日、南米チリの中央部にあるチャンで生まれました。幼くして眼科医の父を事故で失くし、母親に女手ひとつで育てられました。

しかし、その母親は聡明な女性で、アラウの才能を見抜き南米で高い評価を得ているピアノ教師に師事させたのです。

それによりアラウの才能は花開き、政府から奨学金ももらえるようになり、10歳でドイツのシュテルン音楽院に留学することができました。

数日前にアップしたラインスドルフもそうですが、幼くなして父親を失くしても母親の才能を見抜く力、そしてそれを育てたいと思う気持ちと行動は、子供のためならず、世界中の人たちに幸せを与えてくれるのですね。

なお、アラウは最晩年までコンサート、録音に精力的に活動し1991年6月9日88歳で永眠しました。まさに生涯現役で音楽に生涯を捧げた素晴らしい人生だと思います。

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アムネスティ・インターナショナル支援のコンサート

アラウとバーンスタインが唯一無二の共演をしてアムネスティ・インターナショナルのための特別演奏会ということですが、まず「アムネスティ・インターナショナル」って何?

ウィキペディアでチェックすると、

アムネスティ・インターナショナルは、国際連合との協議資格をもつ非政府組織である。良心の囚人を支援、救済する運動がスタートではあるが、現在は良心の囚人関連以外にも国際法に則った難民の保護・救済活動や死刑の廃止・人権擁護などを啓発する運動を行っている。

だそうです。

また、良心の囚人とは、

良心の囚人(りょうしんのしゅうじん)とは、国際的民間人権擁護団体アムネスティ・インターナショナルが提唱している概念で、非暴力であるが言論や思想、宗教、人種、性などを理由に不当に逮捕された人をいう。アムネスティー・インターナショナルの創設者ペーター・ベネンソンが評論『The Forgotten Prisoners』で初めて用いた用語である。

だそうです。

ひとつ勉強なりました。
実は、数日前の毎日新聞で死刑廃止についての記事の載っていました。
適当なことは言えないので、いい加減なことは書けません。

しかし、その記事で初めて知ったのは、死刑執行は、執行の朝に告げられるということです。これについて実際の死刑囚から憲法違反ではないかと訴状がでているそうです。

当然、バーンスタインもアラウも「アムネスティー・インターナショナル」の活動に賛同して参加していると思います。

さて、演奏はアラウ74歳、バーンスタイン57歳と共に脂ののった時期で、ピアノ協奏曲では、バーンスタインの情感豊かな伴奏にアラウの堅実ながら詩情豊かなピアノが素晴らしいです。

ぜひ、聴いて欲しい名演の名盤です。

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アラウ&バーンスタイン ベートーヴェン ピアノ協奏曲第4番&「運命」

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
序曲「レオノーレ」第2番 Op. 72a
1.(14:25) Leonore Overture No. 2, Op. 72a

—————————

ピアノ協奏曲第4番 ト長調 Op. 58
Piano Concerto No. 4 in G Major, Op. 58
2.(20:00) I. Allegro moderato
3.(05:40) II. Andante con moto
4.(10:08) III. Rondo: Vivace
total(35:48)

—————————

交響曲第5番 ハ短調 「運命」 Op. 67
Symphony No. 5 in C Minor, Op. 67

5.(08:05) I. Allegro con brio
6.(10:25) II. Andante con moto
7.(05:18) III. Allegro –
8.(11:14) IV. Allegro
total(35:02)

クラウディオ・アラウ – Claudio Arrau (ピアノ)
バイエルン放送交響楽団 – Bavarian Radio Symphony Orchestra
レナード・バーンスタイン – Leonard Bernstein (指揮)
録音: October 1976, Deutsches Museum, Kongress-Saal, Munich, Germany

ベートーヴェン: ピアノ協奏曲第4番, 交響曲第5番, 他<タワーレコード限定> レナード・バーンスタイン バイエルン放送交響楽団 クラウディオ・アラウ

1976年10月17日、ミュンヘン、ドイツ博物館、コングレスザール
アムネスティ・インターナショナルのために催された特別演奏会でのライヴ・レコーディング。

バーンスタイン没後20年記念として、アムネスティ・インターナショナルに協賛したベートーヴェン・プログラムによる特別演奏会を収録。アラウと唯一の共演となる協奏曲、ウィーン・フィルとの名盤をもしのぐといわれる《運命》、ファン待望の1枚です。国内盤初CD化として、オリジナル・ジャケットでの復刻です。



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