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田中希代子 ベートーヴェンピアノ協奏曲第4番

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こんにちは、
ともやんです。

今日は、ピアニスト田中希代子さんの90歳の誕生日。
1932年2月5日生まれ。

ただご本人は1996年2月26日64歳で永眠されています。
現在の僕と同い年。生きていることに感謝しないといけませんね。

さて今日は、田中希代子さんを独奏者迎え1966年に大阪のフェスティバルホールで行われたNHK交響楽団のコンサートの録音を聴きましたのでご紹介します。

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田中希代子 プロフィール

田中希代子さんのプロフィールです。

東京都のご出身で、父親がヴァイオリニストの田中詠人、母親が声楽家の田中伸枝という音楽一家で育ちました。
レオニード・クロイッツァー、安川加壽子、ラザール・レヴィに師事し、49年の日本音楽コンクール2位を経て、仏・パリ音楽院に留学し研鑽を積まれました。
20歳の52年のジュネーヴを皮切りに、ロン=ティボー、ショパンという欧州のメジャーな国際コンクールで日本人初の上位入賞を果たし“東洋の奇跡”と称されたそうです。

52年と言えば、敗戦からまだ7年。僕が幼かったころ昭和40年前後でも戦争の話は、よく母親から聴かされていたので、当時はまだその傷跡は色濃くあった時代だと思います。

さて、田中希代子さんはパリやウィーンなどヨーロッパを拠点に日本や南米などにツアーで活躍されていましたが、難病の膠原病を発症され、まだ40代の1970年に引退を余儀なくされました。その後は、大学などで教鞭を取られていたそうですが、1996年2月26日に自宅で倒れられ64歳の生涯を閉じられました。

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懐かしいN響アワーのFM放送

このコンサートが行われたのは1966年で僕は当時9歳の小学3年生。
この2年ほど後からTVでN響の番組を観るようになりました。
特に岩城宏之さんの指揮姿が好きで、曲を聴くというよりも岩城を観たいためにTVを観ていたと言ったほうがいいかもしれません。

だから、指揮者が岩城さんではないとなど、TVを消していたくらいです。
この録音には、コンサートの放送前にアナウンサーの曲紹介とステレオ録音を楽しんでもらうためにスピーカー調整の案内も入っていて懐かしく聴きました。

当時は、放送で必ずスピーカーチェックというのがあって、まず左側から音が出て、次な右側から。そして最後に中央から音が聴こえるように調整してください、という内容でした。

中学生になってレコードが高かったので当時はFM放送で聴くのが主でした。
FM放送でも必ずスピーカーチェックというのがありました。

演奏は、素晴らしいです。田中さんも指揮の岩城さんも当時34歳。
現代からみるとかなり若い印象ですが、当時は社会全体が若かったので、すでに風格さえ漂う演奏です。

覇気溢れる中にも風格があり、安心して聴くことが出来る名演です。

CDでは探すことが出来ませんでしたが、Amazon music unlimitedのストリーミング配信で聴くことが出来るのでおすすめです。

なお、一緒に収録されているレスピーギの「ローマの噴水」もいきいきとした名演です。

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田中希代子 岩城宏之 ベートーヴェンピアノ協奏曲第4番

― – na Not Applicable
アナウンサーによる解説
1.(05:44) Radio Annoucement

不詳 – Anonymous (ナレーター)

———————–

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
ピアノ協奏曲第4番 ト長調 Op. 58
Piano Concerto No. 4 in G Major, Op. 58

2.(17:42) I. Allegro moderato
3.(04:54) II. Andante con moto
4.(09:49) III. Rondo: Vivace
total(32:25)

田中希代子 – Kiyoko Tanaka (ピアノ)
NHK交響楽団 – NHK Symphony Orchestra
岩城宏之 – Hiroyuki Iwaki (指揮)
録音: 1966, Osaka Festival Hall

———————–

― – na Not Applicable
アナウンサーによる解説
5.(00:25) Radio Annoucement

不詳 – Anonymous (ナレーター)

———————–

オットリーノ・レスピーギ – Ottorino Respighi (1879-1936)
交響詩「ローマの噴水」 P. 106
6.(14:53) Fontane di Roma (Fountains of Rome), P. 106

NHK交響楽団 – NHK Symphony Orchestra
岩城宏之 – Hiroyuki Iwaki (指揮)
録音: 1966, Tokyo Bunka Kaikan

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番/レスピーギ:交響詩「ローマの噴水」(田中希代子/NHK交響楽団/岩城宏之)(N響アーカイブシリーズ)

1932年2月5日生まれ、東京都出身のピアニスト。ヴァイオリニストの田中詠人を父に、声楽家の田中伸枝を母にもつ音楽一家で育つ。

レオニード・クロイッツァー、安川加壽子、ラザール・レヴィに師事。49年の日本音楽コンクール2位を経て、仏・パリ音楽院に留学。52年のジュネーヴを皮切りに、ロン=ティボー、ショパンという欧州メジャーな国際コンクールで日本人初の上位入賞を果たし“東洋の奇跡”と称される。

以降、パリやウィーンなど欧州を拠点に日本や南米など各地で演奏活動を展開するが、難病の膠原病を患い、70年に演奏活動から引退。大学で教鞭を執っていたが、1996年2月26日に東京の自宅で倒れ、脳内出血のため死去。64歳没。
タワーレコード・オンラインショップより



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