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夏だから聴きたい ヴァイスのリュートのためのソナタ集の調べ

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こんにちは、
ともやんです。

シルヴィウス・レオポルト・ヴァイス(Sylvius Leopold Weiss 1687-1750)
ドイツ後期バロック音楽の作曲家でリュート奏者。

1686年生まれ説もありますが、87年が正しいようです。

ヨハン・セバスチャン・バッハより2歳年下で同じ年に亡くなっています。
二人は親交もあり、一緒に演奏を楽しんだという記録もあります。

ヴァイスは、生前は最も有名で、かつ技術的に最も洗練されたリュート奏者でした。

トレモロ奏法の発明者。多産なリュート曲の作曲家でもあり、600曲ほどを残しています。

ヴァイスの作品の多くは、リュートのソナタや組曲、舞曲などでしたが、室内楽や協奏曲も作曲したといわれていますが、これらの分野の作品のほとんどが現存していないようです。


↑ ↑ ↑
現在、ナクソスからレオポルド・ヴァイスの「リュートのためのソナタ集」が

第1集から第8集まで出ています。

どれでもいいです。一度聴くとリュートの虜になります。

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ヴァイスのリュートの魅力を教えてくれた一冊の本

このブログでは、何度かご紹介している、クラシック専門のCD通販会社、アリアCD店主・松本大輔氏。

また、松本氏は、自分でもオリジナルレーベルを立ち上げられ、名盤の復刻に力を入れられています。

僕は、松本氏の著書は全て読んでいますが、
「このNAXOSを聴け!」も愛読しています。

その本の中に、レオポルド・ヴァイスのリュートのためのソナタ集が紹介されているんです。

18世紀の後期バロック音楽時代、J・S・バッハの鍵盤楽器の曲とレオポルド・ヴァイスのリュートの曲は、同等の価値があると評されていました。

しかし、時代の流れは、無情にも、鍵盤楽器は、その後大きな発展を遂げたのに比べ、リュートは、音楽史上から姿を消す運命にありました。

そうなるとリュートの曲しか残さなかったヴァイスの名前も忘れられていきます。

しかし、幸いにも現在ヴァイスの作品を再現してくれる人たちが、少しずつ現れ始めました。

現にナクソスでは、ロバート・バートのソロで、ソナタ集を第8集まで出しています。

どれでもいいです、ぜひ、手に取ってその調べに耳を傾てください。

雑多な日常を忘れさせてくれること請け合いです。

心が洗われるというのは、こういうことなのか、と思わずにはいられません。

ぜひ、この機会にAmazon musicで楽しまれることをおすすめします!

Lute Sonatas Nos. 30 39 & 96 Vol. 11

夏に聴きたいクラシックのCD

今年の夏は、とにかく猛暑、酷暑でした。

熱中症で亡くなった方もいらっしゃるということで、まさか、僕が子供の頃、夏の暑さで人が死ぬなんて、思いもよらないことでした。

大変な時代になったものです。

また、我が家には19歳の高齢猫がいるので、外出時にも必ず冷房を入れたまま出かけるようにしています。

さて、僕は以前、市民合唱団の機関紙を担当していた頃があり、その紙面で、季節に相応しいCDなどを紹介したりしていました。

実は、クラシックの場合、夏は少し困ります。

正直、聴きたくないのです。

ベートーヴェン、ブラームスはちょっと、と思うし、まあ、モーツァルトあたりならまだいいかな、という感じで、何を紹介しようか、と悩んでいたものです。

北欧のシベリウスなども考えましたが、管弦楽がどうも相応しくないように思い、結局、J・S・バッハのヴァイオリン独奏の無伴奏ソナタを紹介したことがあります。

でも、今回ヴァイスのリュートのためのソナタを聴いて、これもいいかな、と感じています。

冷房の弱めの部屋で、一人、コーヒーを飲みながら、リュートの調べに耳を傾け、瞑想の世界に浸るのは、しばし、面倒な日常を忘れるにはいいと思いますよ。



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