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ヴァーツラフ・ノイマン 名盤 マーラー交響曲全集

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こんにちは、
ともやんです。

今年も今日を入れて5日となりました。

新型コロナ感染拡大は、首都東京を始め全国で続いています。
僕が住む横浜市も1日当たりの感染者数が200名を超すようになりました。

今年の年末年始は、しっかりステイ・ホームですね。

そこでこの期間、じっくり聴きたいボックスセットをご案内します。

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ヴァーツラフ・ノイマン 名盤 マーラー交響曲全集

チェコの名指揮者ヴァーツラフ・ノイマン(1920-1995)の名前は、古くから記憶しています。

しかしミーハーな私は、もっとメジャーな指揮者ばかり追っかけてノイマンのような地味ながら真に芸術的でしかも政治的にも厳しい国の中で信念をもって生きた人の芸術に耳を傾ける時間を持たなかったことを後悔しています。

さて、僕が初めてノイマンの凄さに気付いたのは、少し前にゲヴァントハウス管を指揮したブルックナーの第1番を聴いてからです。

この演奏は凄かった。その気迫といい響きの伸びといい、僕のこの演奏を聴いて以来、ブルックナーの交響曲第1番が、数ある多くの作曲家の第1交響曲の中でも最高傑作だと思うようになったのです。

そう、あのブラームスの第1番をも凌駕するくらいだと信じています。

そこで、このステイホームの年末年始にヴァーツラフ・ノイマン指揮チェコフィルハーモニーの第1回目の全集をキイタローということで第1番”巨人”から聴き始めました。

なお、ノイマンとチェコフィルは、2回目も録音中でしたが、95年にノイマンが旅先のウィーンで亡くなったので第7番と第8番の録音がまだで未完に終わっています。

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ノイマン チェコフィル マーラー交響曲第1番”巨人”

ノイマンの迷いのない吹っ切れた表現とチェコフィルの素朴ながらも瑞々しい響きが最高の録音です。

グスタフ・マーラー – Gustav Mahler (1860-1911)
交響曲第1番 ニ長調 「巨人」
Symphony No. 1 in D Major, “Titan”

1.(12:57) I. Langsam, schleppend
2.(08:25) II. Kraftig bewegt, doch nicht zu schnell
3.(10:37) III. Feierlich und gemessen, ohne zu schleppen
4.(18:52) IV. Sturmisch bewegt
total(50:51)

チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 – Czech Philharmonic Orchestra
ヴァーツラフ・ノイマン – Vaclav Neumann (指揮)
録音: 8 October 1979, The Dvo?ak Hall of Rudolfinum, Prague, Czech Republic

マーラー: 交響曲全集、亡き子をしのぶ歌、さすらう若人の歌、他<タワーレコード限定> ヴァーツラフ・ノイマン 、 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団

ノイマン生誕100年記念企画第2弾。ヴァーツラフ・ノイマン(1920-95)による偉大な遺産。チェコにおけるマーラー演奏の伝統を受け継ぎ、ボヘミア人であったマーラーの音楽世界を深い共感と説得力をもって描いています。

全曲を今回新たにリマスタリング。

黄金時代のチェコ・フィルの美しいサウンドが瑞々しく蘇っています。アナログ音源は本国のオリジナル・アナログ・マスターからダイレクトでDSD化。デジタル音源の第3、8、9番は当社開発のORTマスタリング(詳細はブックレット参照)によりアップコンヴァートを行い、DSD化を行いました。

第1、2、5番以外は世界初SACD化。CDでは2014年に14枚組でのBOXが発売されていましたが、今回は10枚に収納しています。

この全集はノイマンが1968年以来首席指揮者の地位にあったチェコ・フィルと、満を持して1976年から1982年まで、足掛け6年かけて完成させたスプラフォンへの録音で、1962年に収録していた一部の歌曲を加えて全14曲を集成したものです。

1980年10月収録の第4番まではアナログ録音、その後の1981年12月以降の第3番と第9番、第8番の3曲はデジタル録音で収録されました。

他にノイマンは前職であるゲヴァントハウス管弦楽団と’60年代にマーラーは第5-7番の3曲を録音しており、さらに最晩年には同じくチェコ・フィルとキャニオンクラシックスに第1-6番と第9番の7曲を1992年から亡くなる数日前までに収録したものの、未完に終わっています。

ノイマンの原音的な解釈と、チェコ・フィルの特徴あるオケの美音としなやかさが相まって、両者にしか成し得ない唯一無比のマーラー像を描いた全集録音として、現在ではもっと評価されるべき音源です。

今回の復刻でもアナログ音源に関しては本国にあるオリジナルのアナログ・マスターテープから新規でダイレクトにDSD化を行っていますので、これまでに無い鮮度と圧倒的なレンジ感で従来の評価を超える追体験ができます。
タワーレコード



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