2017-05

ブラームス

ヴァントの名盤 ブラームス交響曲3番の官能性と3種類の全集

こんにちは、 ともやんです。 ギュンター・ヴァントが神格化されたのは、80年代も終わろうとすることから90年代に掛けてでしょう。 当時、ギュンター・ヴァントと朝比奈隆が最後の巨匠と言われていました。 朝比奈が2001年に92歳で、ヴァントが...
クレンペラー

クレンペラー ブラームス交響曲第1番 SP時代の名演

こんにちは。 ともやんです。 オットー・クレンペラー(1885-1973)は、ドイツが生んだ20世紀の大指揮者です。 50年代から亡くなるまで、フィルハーモニアとのセッションでの膨大な録音があり、その偉大な芸術を知ることができます。 今回は...
ティントナー

ティントナー ブルックナー交響曲第1番 魂の名演

こんにちは、 ともやんです。 1920年代以前のヨーロッパで生まれ、しかもにユダヤ系の家庭に生まれたばかりに音楽家を志しながら、ナチスの台頭に多くの人が人生を大きく狂わされ、というよりもほとんどの音楽家が、活動の場が失われたり、亡命を余儀な...
ブラームス

クレンペラー ブラームス ドイツレクイエム

こんにちは、 ともやんです。 僕は、ブラームスが好きです。 どうしてかわかりませんが、ぼく自身の性格とブラームスの性格が似ているからと勝手に考えています。 ブラームスは、北ドイツのハンブルク出身、僕は北陸の富山出身。 何か共通点があるのかも...
チャイコフスキー

シルヴェストルリ チャイコフスキー交響曲第5番

コンスタンティン・シルヴェストリは、1913年5月31日、ルーマニアのブカレストに生まれ。世代的には、カルロ・マリア・ジュリーニ、ギュンター・ヴァントと同世代。同じルーマニア出身のセルジュ・チェリビダッケ(1912-1996)とは1歳違い。しかし上の3人に比べ短命で1969年に56才で他界。
マーク

モーツァルト交響曲第40番&ジュピター ペーター・マークの名演で

こんにちは、 ともやんです。 若い頃、ビートルズのイエスタディーをある黒人女性歌手がカバーして歌っているのを聴いて、その情感たっぷりな歌い方に、嫌悪感を抱いた記憶があります。 しかし、その女性歌手は、たしか名前は失念しましたが、実力も人気も...
ベートーヴェン

トスカニーニ ベートーヴェン交響曲第5番 怒りの鉄拳

クラシック音楽の聴き始めた中学生の頃、学研から毎月出ているミュージック・エコーという雑誌を一時期、定期購買していました。 どれくらいの期間取っていたかも今では憶えていませんが、毎月17センチのEP盤が付いていて、贅沢な雑誌だったと思います。
コンヴィチュニー

コンヴィチュニーのベートーヴェン 東ドイツの鬼神 “エロイカ”が凄い!

第二次大戦中に本拠地ゲヴァントハウスを空襲で失ったライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦管弦楽団の楽員たちは、戦後、会場を間借りしながら演奏会を再開していきました。 そうした楽団の最も辛い時期に音楽監督を引き受けたのが、フランツ・コンビチュニーでした。
ベートーヴェン

クレンペラー ベートーヴェン交響曲第5番 復活と不屈の名演

クレンペラー指揮のベートーヴェンは、正規の物から、中には出所不明のライヴ物まで沢山出ていますが、EMIの正規ステレオ録音のフィルハーモニア管との全集は、1957年~60年に掛けてもので、一番安心して聴ける録音です。
シュミット=イッセルシュテット

イッセルシュテット チャイコフスキーの悲愴 ドイツ復興の夢

こんにちは、 ともやんです。 ハンス・シュミット=イッセルシュテットのチャイコフスキーの悲愴。 彼の名演というとすぐウィーンフィルとのベートーヴェン全集と、手兵北ドイツ放送響とのブラームス交響曲&管弦楽集を思い浮かべます。 だからチャイコフ...
マーラー

ブルーノ・ワルター マーラー交響曲第1番”巨人” 永遠の名盤

こんにちは、 ともやんです。 ブルーノ・ワルターに関して、ドイツのジャーナリスト、ヴェスリンクはその著書『フルトヴェングラー』(音楽之友社)の中で、 "ワルターは根っからの人智学者であり、自分をドイツから追い出したナチスにさえ、そこそこの恨...
ベートーヴェン

ベーム&ウィーンフィル ベートーヴェン交響曲第5番“運命” 脱力系の名演

こんにちは、 ともやんです。 今日は、’70年代、カール・ベームがウィーンフィルと入れた、ベートーヴェン交響曲全集から第5番をご案内します。 カール・ベームの膨大な録音の中では特に評価が高いわけではありませんが、その脱力系の演奏が最近気に入...