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ギュンター・ヴァント ベートーヴェン交響曲第3番”英雄”

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こんにちは。
ともやんです。

 

ギュンター・ヴァント(1912-2002)は、やはり凄い人でした。

 

誰か忘れましたが、ある音楽評論家が、どうしてベルリンフィルは、フルトヴェングラーの後任としてヴァントを指名しなかったのか?と何かで書いておられました。

 

ヴァントは、カラヤンより4歳年下で、フルトヴェングラーが亡くなった時点では、カラヤンよりは多く客演していました。

でもやはり、フルトヴェングラーが亡くなった翌年のアメリカ公演が、先方の要望もあり、カラヤンで決まったいたので仕方なかったのでしょう。

 

今週は、ヴァントのベートーヴェンを聴いて行きます。

今朝は、第3番”英雄”を聴きました。

 

名曲中の名曲。
しかも古今東西の指揮者、オーケストラが全力を挙げて打ち込む大曲です。

僕もベートーヴェンの交響曲の中では、もっとも好きな曲で、本棚に並んでいるCDには、この曲の演奏が何枚あるか数えたこともありません。
またLPもあるので数十枚はあると思います。

それだけにこの曲にはうるさいです。

 

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ヴァント&北ドイツ放送響 ベートーヴェン”英雄”は最高

 

そんなうるさい僕にして、ヴァント&北ドイツ放送響の演奏には、感服しました。

 

全てのパートが生きているのです。

厳しいと思うヴァントの棒の下、自由闊達に動き回っているのです。

しかもそれぞれがお互いの音に合わせて完璧のアンサンブルで突き進むので、その素晴らしさに心を持っていかれてしまいます。

自由にしてこれだけの秩序だった演奏はなかなかないのではないでしょうか。

 

それを可能にしているのはヴァントの棒です。

まさに最高のオーケストラ芸術を堪能することが出来ました。

感動!!!

 

ヴァント&北ドイツ放送響 ベートーヴェン交響曲全集

 

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第3番 変ホ長調 「英雄」 Op. 55
Symphony No. 3 in E-Flat Major, Op. 55, “Eroica”

1.(18:00) I. Allegro con brio
2.(14:39) II. Marcia funebre: Adagio assai
3.(05:44) III. Scherzo: Allegro vivace
4.(11:26) IV. Finale: Allegro molto
total(49:49)

北ドイツ放送交響楽団 – North German Radio Symphony Orchestra
ギュンター・ヴァント – Gunter Wand (指揮)

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【SACD】 ベートーヴェン:交響曲全集<完全生産限定盤> ギュンター・ヴァント 、 北ドイツ放送交響楽団

 

https://amzn.to/2AI7PTP

なお僕が所有している全集は、通常のCDでのセット。Amazonでは中古ですが、リーズナブルな価格で入手できます。

 

ギュンター・ヴァントの「ベートーヴェン:交響曲全集」は、1982年から北ドイツ放送交響楽団の首席指揮者に就任したヴァントが、ブラームスの交響曲全集に次いで取り組み、1984年の「英雄」から1988年の第2番・第4番まで、5年がかりで綿密なスタジオ・セッションを積み重ねて収録されました。北ドイツ放送(NDR)との共同制作という形で収録されたため、納得のいくまで充分なテイクが積み重ねられた末に完成したこの全集では、スコアのあらゆる細部が吟味されつくし、緻密を極めたヴァントのベートーヴェン解釈が実際の音として表現されています。タワーレコードより

 

 

最後に

 

ヴァント&北ドイツ放送響のベートーヴェンの交響曲第1番と第2番に続いて第3番”英雄”を聴き終えて満足感でいっぱいです。

 

これは凄い演奏です。

いままで聴いてこなかった時間がもったいなかったと思うほどです。

 

昨日続き福島氏の文章を引用します。

 

ひとたび心に汗をかきながら上り詰めるなら、その頂きは思いのほか見晴らしが良く、自由な空気に満ち、美しい花々に彩られていることが分かる。何よりも。地上よりも「天」に近づいた気がするのである。

 

最初、大げさなと思っていましたが、いまはこの通りだと納得しています。

 



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