こんにちは、
ともやんです。
ルドルフ・ケンペ(1910-1976)
ドイツ、ドレスデン生まれの指揮者。
ケンペは、カラヤンより2歳年下なので同世代で、音楽性や実力を考えて見劣りはしないながらも、でも人間長生きした方が得という典型だろうか。
以前もある音楽雑誌に某評論家が、指揮者は長生きした方が絶対得だというコメントされていました。
ケンペは、これから巨匠へという66歳という指揮者にとっては働き盛りで惜しくも亡くなっています。
当然本人が一番悔しいでしょうが、ファンとしては、もっと長生きして、円熟した演奏を聞かせて欲しかった、と誰もが思うような人でした。
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ルドルフ・ケンペの名盤 ベートーヴェン交響曲全集
あの20世紀の巨人、オットー・クレンペラーも、もし60代で亡くなっていたら、
フィルハーモニア菅との録音もほとんどなかっただろうし、後世の評価も大分違っていたことだろうと思います。
さて、ルドルフ・ケンペ。
ケンペは、奇をてらわなず誠実な演奏をする、表現も中庸という評判が定番になっているようです。
実際、彼の代表盤として評価の高いミュンヘンフィルとのベートーヴェン交響曲全集も
誠実に楽譜の一音、一音を丁寧に再現しているという演奏です。
しかも全体の構成もしっかりしていて、細部の隅々まで神経を通わせている演奏です。
これぞドイツという質実剛健な名盤です。
ベートーヴェン:交響曲第1番 第5番「運命」 ルドルフ・ケンペ
ドイツの伝統的な、ベートーヴェンの実相が浮かび上がるルドルフ・ケンペの名盤。
ベートーヴェン:交響曲第1番、第5番「運命」を収録。
ベートーヴェン:交響曲 第6番「田園」 「レオノーレ」序曲 第3番 ルドルフ・ケンペ
ルドルフ・ケンペの誠実なアプローチからそこはかとなく浮かび上がる堅牢無比のベートーヴェン像。
ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」、「レオノーレ」序曲第3番を収録。
ベートーヴェン:交響曲 第3番「英雄」 バレエ音楽「プロメテウスの創造物」序曲 劇音楽「エグモント」序曲 ルドルフ・ケンペ
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実直なまでに自己を抑えながらベートーヴェンの本質に迫るルドルフ・ケンペ。ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」、「プロメテウスの創造物」序曲他、収録。
ルドルフ・ケンペ晩年の金字塔、堅牢で無駄のない演奏を展開した代表的な録音。
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」を収録。
ベートーヴェンの音楽の美しさと力強さを、力みなくストレートに伝えるルドルフ・ケンペの至芸。
内面から自ずから湧き上がる高揚感が魅力の、ベートーヴェン音楽の本質をじっくりと語りかけるルドルフ・ケンペの境地。
ベートーヴェン:交響曲第2番、第4番を収録。
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