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ベートーヴェンは凄い!広上淳一とブラボーおじさんたち

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明けましておめでとうございます。
ともやんです。
今年もよろしくお願いします。

大晦日は9年連続で、上野の東京文化会館で『ベートーヴェンは凄い!全交響曲連続演奏会2023』を聴いてきました。

今回から終演時間が早まり23時には終わったので、横浜市営地下鉄の終電にも間に合い、年明けは新横浜駅通過辺りでした。

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広上淳一 ベートーヴェン 全交響曲 入魂の名演集

僕は、2015年から9年連続でこのコンサートに通っています。
2015年から21年までの指揮者は、コバケンこと小林研一郎氏。
まさに世界のコバケンさんのステータスが、このコンサートの存在意義を押し上げていたと思います。

しかし、コバケンさんも80歳を超えて、しかも21年などはコロナ禍でもあり終始マスクをしての指揮には、さすがに応えたのか勇退。

その後を次いだのが、広上淳一氏でした。
広上氏は、1958年生まれですから、コバケンさんより18歳年下。

指揮姿も指揮台でのジャンプありで躍動感溢れるもので、創り出す音楽もコクのある響きの中に、シャープな鋭さを持ったもので、頼もしいものでした。

特に今回の広上淳一指揮岩城宏之メモリアル・オーケストラの充実度は素晴らしく、初めて指揮した昨年以上で、僕の印象的には過去最高かと思いました。

特に内声部の響きが充実していて、広上さんの躍動的な指揮姿と合わせて、まさに「コクがあるのにキレもある」的名演の数々でした。

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ブラボーおじさん 名演に水差す蛮声は許せないが

その広上さんの名演に水を差したのが、とてもクラシック音楽ファンとは思えない、オヤジたちのブラボーの蛮声。ブラボーはいい、しかし、指揮者がタクトを下ろす前に間髪を入れずの蛮声には、心のなかで罵声を浴びせ罵りまくりました。

特に最悪だったのは、第6番「田園」。ただでさえ早い拍手に増して、それより一瞬早く轟いたブラボーというだみ声。

こんなやつコンサートには出禁だと思いました。

通常のコンサートでは、人より先に拍手をしないというマナーが浸透してきた感はあります。しかしやはりこのイベントにはお祭り的要素もあるのでしょうか?

このくそ忌々しいオヤジたちの声を聴きに来たのではない。このオヤジたちにチケット代返せ!と心中罵りまくったわけです。

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しかし、帰りの電車では落ち着きを取り戻し、この一晩でベートーヴェンの全交響曲を演奏するという酔狂なイベントには、普段は聞かなくなった時代遅れのオヤジ達の蛮声も込みかなと思い直したのです。このオヤジたちにも色々あった2023年の鬱憤をこのコンサートで晴らしているのではと思うと、何か愛しくも感じてきました。

2024年の大晦日も、そんなブラアボおじさんたちと同じ空間を共有すべく、この酔狂なコンサートを聴きに東京文化会館に行くことを心に誓いました。

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広上淳一 広島交響楽団 ベートーヴェン 第九

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第9番 ニ短調「合唱付き」 Op. 125
Symphony No. 9 in D Minor, Op. 125, “Choral”
作詞 : フリードリヒ・フォン・シラー – Friedrich von Schiller

クラシック CD ベートーヴェン: 交響曲第9番《合唱付き》 広上淳一 広島交響楽団

中村恵理 – Eri Nakamura(ソプラノ)
清水華澄 – Kasumi Shimizu(メゾソプラノ)
宮里直樹 – Naoki Miyasato(テノール)
大西宇宙 – Takaoki Onishi (バリトン)
東京オペラシンガーズ – Tokyo Opera Singers
広島交響楽団 – Hiroshima Symphony Orchestra
広上淳一 – Jun’ichi Hirokami (指揮)

[ゲスト出演]
ホルン:ラデク・バボラーク/
オーボエ:クララ・デント/
クラリネット:ラズロ・クティ/
ファゴット:ベンツェ・ボガーニ/
ヴァイオリン:チャールズ・ウェザビー、マルティナ・バチョヴァー/
ヴィオラ:カレル・ウンターミュラー、松田健一郎/
チェロ:ハナ・バボラコヴァ/
トロンボーン:ディエゴ・ガッティ/
ティンパニ:スヴァトプルク・チェク



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