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カール・ベーム&ベルリンフィルの名盤 ベートーヴェン&ブラームス

こんにちは、
ともやんです。

1970年からクラシック音楽ファンとなり、初めてLPレコードを買いました。
当時はカラヤンが人気絶頂で、毎月のように新譜がでてました。

それに対抗するようにLPを出していたのが、カール・ベームでした。
特にウィーンフィルとの演奏は、遅めのテンポとコクのある表現で、カラヤンの演奏は外面的でベームは、内面的な部分で充実しているという評論家もいました。

中学生でまだクラシック音楽を聴き始めたばかりの僕は、そんなことが分かるはずもなく、そんなものかな、と思いました。

そして僕の中では、カール・ベーム=ウィーンフィルという図式が出来上がっていました。大らかで、ウィーンフィルの柔らかい音色が活かされた演奏が信条と言う感じでした。また、当時70代後半に差し掛かっていたベームの好々爺として表情が、そういうイメージを増長させたいたと思います。

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カール・ベーム&ベルリンフィルの名演の名盤

ベームに対してそんなイメージを持って大人になった僕は、ある日お茶の水の中古店で購入したベーム&ベルリンフィルとのベートーヴェンの英雄交響曲を聴いて度肝を抜かれたのです。

なんと厳しく迫力と推進力がある演奏だろうか?これがおの穏やかな印象のベームなのだろうか!と思ってしまったのです。

しかし、これが本来のベームの指揮だったのです。
続いて買って聴いた、ブラームスの交響曲第1番も凄まじい演奏でした。

60代で厳しく気迫のこもった演奏も、70代後半で脱力系ながらも味わいのある演奏もどちらもベームだったのです。

いまでは、ベルリンフィルとの演奏もウィーンフィルとのものも両方好きですが、”英雄”とブラームスの第1番だけは、ベルリンフィルとの演奏に圧倒され、僕の中では数多い両曲の録音でもトップクラスの感動を与えてくれます。

しかも今度「英雄」と「第7番」は、初SACD化ということで大いに期待できます。

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ベームの名盤 ベートーヴェン交響曲第3番・第7番&ブラームス第1番

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第3番 変ホ長調 「英雄」 Op. 55
Symphony No. 3 in E-Flat Major, Op. 55, “Eroica”

1.(14:52) I. Allegro con brio
2.(14:37) II. Marcia funebre: Adagio assai
3.(06:05) III. Scherzo: Allegro vivace
4.(12:34) IV. Finale: Allegro molto
total(48:08)

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 – Berlin Philharmonic Orchestra
カール・ベーム – Karl Bohm (指揮)
録音: January 1961, Jesus-Christus-Kirche, Berlin, Germany

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「コリオラン」序曲 ハ短調 Op. 62
5.(08:34)Overture to Collin’s Coriolan, Op. 62, “Coriolan Overture”

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 – Berlin Philharmonic Orchestra
カール・ベーム – Karl Bohm (指揮)
録音: December 1958, Jesus-Christus-Kirche, Berlin, Germany

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交響曲第7番 イ長調 Op. 92
Symphony No. 7 in A Major, Op. 92

6.(12:58) I. Poco sostenuto – Vivace
7.(10:11) II. Allegretto
8.(08:23) III. Presto, assai meno presto
9.(07:19) IV. Allegro con brio
total(38:51)

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 – Berlin Philharmonic Orchestra
カール・ベーム – Karl Bohm (指揮)
録音: April 1958, Jesus-Christus-Kirche, Berlin, Germany

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ヨハネス・ブラームス – Johannes Brahms (1833-1897)
交響曲第1番 ハ短調 Op. 68
Symphony No. 1 in C Minor, Op. 68

10.(12:40) I. Un poco sostenuto – Allegro
11.(09:31) II. Andante sostenuto
12.(04:33) III. Un poco allegretto e grazioso
13.(16:33) IV. Adagio – Piu andante – Allegro non troppo ma con brio
total(43:17)

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 – Berlin Philharmonic Orchestra
カール・ベーム – Karl Bohm (指揮)
録音: October 1959, Jesus-Christus-Kirche, Berlin, Germany

ベーム&ベルリンフィル ベートーヴェン交響曲第3番《英雄》・第7番/ブラームス: 交響曲第1番他

ベーム没後40年企画。
壮年期のベームがベルリン・フィルと残したステレオ録音の壮麗なベートーヴェンとブラームスを、新規で本国のアナログ・マスターテープより最新復刻!
ベートーヴェンの3曲は世界初SA-CD化!

力感が強調されがちな「英雄」ではしっかとした構成力の確かさと共に、引き込まれるほどの流れの良さがベームのこの演奏では特筆すべきところです。
1点の隙間が無いほど高度に凝縮された音楽性の高さを聴くことができるこの録音は、数あるベルリン・フィルの「英雄」の中でも上位に位置する名演でしょう。
聴き手に時間感覚を麻痺させるほどの演奏です。第7番も同様の傾向で、この時期のベームの生命力の強さには圧倒されます。

ちょうど同時期にはDGでフリッチャイのベートーヴェン録音も行われており(英雄は1958年10月、第7番は60年10月録音。PROC2265と2194でSA-CDハイブリッド盤がタワー企画盤で販売中)、両曲とも数年のずれがありますが、年齢的には約20歳下のフリッチャイとの響きの差にある意味驚きます。
もちろん、精神的な深みの差なのではなく、両者とも最上級にある指揮者としての音楽性の違いや解釈が基になっている点がポイントです。

その意味でもブラームスの第1番もまた重量級で推進力に満ちた演奏であり、壮年期のベームの特徴が良く表れている演奏と言えるでしょう。まるで一筆の楷書で書かれたかのような、芸術性の高い演奏ではないでしょうか。



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