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三原貴之 ファーストアルバム ベートーヴェン ピアノソナタ集

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こんにちは、
ともやんです。

面白いCDを聴きました。
三原貴之さんというと20代のピアニストの演奏です。

ただ本職の音楽家ではないようです。
むしろ本職は研究者と言った方が良いかもしれません。

生年などはわかりませんが、2009年と10年にアジア国際音楽コンクール中学生部門でそれぞれ第3位、第1位を受賞していることから、1995年から96年生まれと思われ、現在20代後半と思われます。

慶應義塾大学薬学部薬学科卒業し、現在慶應義塾大学大学院薬学研究科博士課程在学中ということです。

これまでに武蔵野音楽大学付属音楽教室にて小柳信道氏、桐朋学園大学音楽学部付属子供のための音楽教室にて山本恭仁子氏を経て、故杉谷昭子氏に師事してこられたそうです。

活動としては、幼少より通っていたキリスト教会や大学から依頼を受けソロコンサートを行ったり、同じ杉谷昭子門下のピアニストたちと共に演奏会を行ったり、開成ピアノ愛好会による演奏会に出演したりと、多様な演奏活動を繰り広げているとのこと。

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三原貴之のベートーヴェンを聴く

そんな三原氏がベートーヴェンのピアノソナタを録音しました。
面白そうなのでその録音を聴いてみました。

少年期に杉谷昭子氏に師事してきたことから、師の演奏するピアノから奏でられる優しさに包まれながらも迫力のある音楽に魅了されました。その指導のもと、美しい音を追求してピアノからの多彩な音色を引き出すことに熱中していったそうです。

そんな三原貴之氏が弾くベートーヴェンのピアノソナタを聴きました。
これが独特です。
“月光”の第1楽章などその重厚さに驚かされました。
つまり、一般的な演奏スタイルに拘らないで、かなり自由に演奏している印象です。

しかし、まだ生煮え的な部分もあり、これは経験的なものか、それとも初録音ということからでしょうか?

今後、三原氏はプロの音楽家として活躍していくのか、それとも研究者として極めていくのか、それとも二刀流として進んでいくのか注目していきたいと思います。

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三原貴之 ベートーヴェン ピアノソナタ集

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 Op. 110
Piano Sonata No. 31 in A-Flat Major, Op. 110

1.(06:50) I. Moderato cantabile molto espressivo
2.(02:12) II. Allegro molto
3.(12:46) III. Adagio ma non troppo – Fuga: Allegro ma non troppo
total(21:48)

—————-

ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調「月光」 Op. 27, No. 2
Piano Sonata No. 14 in C-Sharp Minor, Op. 27, No. 2, “Moonlight”

4.(09:16) I. Adagio sostenuto
5.(02:19) II. Allegretto
6.(07:09) III. Presto agitato
total(18:44)

—————-

ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調 Op. 109
Piano Sonata No. 30 in E Major, Op. 109

7.(04:27) I. Vivace ma non troppo
8.(02:35) II. Prestissimo
9.(17:43) III. Gesangvoll, mit innigster Empfindung: Andante molto cantabile ed espressivo
total(24:45)

三原貴之 – Takayuki Mihara (ピアノ)
録音: 3-5 April 2022, Watanabe Memorial Hall, Japan

ベートーヴェン ピアノソナタ集 三原貴之

新鋭 三原貴之の1stレコーディングは、ベートーヴェンの傑作ピアノソナタ3曲。若きピアニストが等身大の共感をもって描き出すベートーヴェンで、作品へのひたむきな眼差しが音楽の熱量となってダイナミックに迫ります。2019年に急逝した恩師杉谷昭子との思い出に捧げられており、全体を貫く敬虔さが音楽に深みを与えています。



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