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シャーマーホーン&ナッシュヴィル響 ベートーヴェン ミサ・ソレムニス

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こんにちは、
ともやんです。

2月にベートーヴェンのミサ・ソレムニスのコンサートに合唱団の一員として参加するため、現在必死に練習中です。だから聴くCDなどもミサ・ソレムニスが中心になっています。

往年の指揮者、例えばオットー・クレンペラー、ゲオルグ・ショルティなど名盤も多いですが、21世紀の新しい録音で良いものはないか、と探していると意外な録音に感銘を受けました。

今日は、そんなCDをご紹介します。

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ケネス・シャーマーホーンって誰?

そのCDとは、ケネス・シャーマーホーン指揮のナッシュヴィル交響楽団&合唱団。ソリスト4人も初めて聴く名前ばかりで、テノールが、ジェームズ・テイラーという名前で、あの「君の友だち(You’ve Got a Friend)」などで知られるシンガーソングライターと同姓同名で、スペルも同じですが、まさか同一人物とは思えません。

さて、初めて聴く名前の指揮者ケネス・シャーマーホーン(Kenneth Schermerhorn)。録音が2003年ということでまだ若い人かと思ったらさにあらず。なんと既に故人でした。1929年生まれで2005年に亡くなっています。ニューヨーク州スケネクタディに生まれのアメリカの指揮者。
しかもクラシック音楽の世界では、名前が知られていないオーケストラと合唱団。どんな演奏を聴かせてくれるんだろう、と思い聴きだすと、ぐいぐい惹き込まれていくのです。

ケネス・シャーマーホーン(Wikipedia)

こちらを参照ください。

これは凄い。
分別くさいところが微塵もなく、少し早めのテンポで、力強さと勢いを持った演奏なのです。そのけれん味のない、野球で言うと快速球をぐいぐい投げ込んでくるような小気味良さ。

しかも粗さは全くなく丁寧さも失っていない。
世界は、広いなぁと唸らせる演奏家たちです。

そんなクラシック音楽の世界では、未知とも言えるアメリカの地方都市の演奏家たちにベートーヴェンの傑作「ミサ・ソレムニス」の録音を託すなんて、ナクソスの情報網というか、素晴らしい音楽家たちの発見に賭ける情熱にも心を打たれました。

とくかく、ぜひ聴いてほしい名盤です。

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ケネス・シャーマーホーン ベートーヴェン ミサ・ソレムニス

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
ミサ・ソレムニス(荘厳ミサ曲) ニ長調 Op. 123
Missa Solemnis, Op. 123
作詞 : ミサ典礼文 – Mass Text

1.(05:01) Kyrie eleison
2.(05:01) Gloria: Gloria in excelsis Deo
3.(05:17) Gloria: Qui tollis peccata mundi
4.(06:37) Gloria: Quoniam tu solus sanctus
5.(04:18) Credo: Credo in unum Deum
6.(05:06) Credo: Et incarnatus est
7.(09:12) Credo: Et resurrexit tertia die
8.(05:38) Sanctus
9.(10:23) Sanctus: Benedictus
10.(05:53) Agnus Dei
11.(09:27) Agnus Dei: Dona nobis pacem
total(71:53)

ロリ・フィリップス – Lori Phillips (ソプラノ)
ロビン・レドモン – Robynne Redmon (メゾ・ソプラノ)
ジェイムズ・テイラー – James Taylor (テノール)
ジェイ・ベイロン – Jay Baylon (バス・バリトン)
メアリー・キャスリン・ヴァン・オズデイル – Mary Kathryn van Osdale (ヴァイオリン)
ナッシュヴィル交響合唱団 – Nashville Symphony Chorus
ナッシュヴィル交響楽団 – Nashville Symphony Orchestra
ケネス・シャーマーホーン – Kenneth Schermerhorn (指揮)
録音: 21-22 April 2003, Ingram Hall, Blair School of Music, Vanderbilt University, Nashville, Tennessee, United States

ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス Op. 123(フィリップス/レドモン/テイラー/ベイロン/ナッシュヴィル交響合唱団&交響楽団/シャーマーホーン)

アルバム紹介(公式)
晩年のベートーヴェンが熱烈な信仰を音に託した名作として余りにも名高い「荘厳ミサ曲」。曲の解説は省き、「ナクソスはこの名曲を何故、アメリカの地方都市の楽団に委ねたのか」といぶかしく思う貴方に敢えて申し上げましょう!細かいことは気にせずサクサク明快に楽想を紡ぐシャーマーホーンの棒。力強い独唱陣、意外過ぎるほど(失礼!)優秀な合唱団と、声楽パートも充実し、全曲に漲るサウンドの力強さ。ベネディクトゥスの、あの天国的に美しいヴァイオリンソロの、真心いっぱいの歌いまわし。演奏家の名声に関わらず名演を提供するナクソスの原点、ここにあり!超名曲のCDは、何枚あってもいいものです。



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