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バレンボイム ベートーヴェン ピアノ協奏曲全集

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こんにちは、
ともやんです。

ダニエル・バレンボイムも若い若いと思っていたら、もう来年80歳です。同じアルゼンチン、ブエノスアイレス出身のマルタ・アルゲリッチの1歳違いなのです。

考えてみたら、僕より15歳年上ですから、僕もそれだけ年齢を重ねたわけで、僕がクラシック音楽を聴き始めた1970年は、僕もまだ中学生でしたが、バレンボイムもアルゲリッチもまだ20代で、まだ若手と言われていたころで、その時のイメージがずっと付いてきているんですね。

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バレンボイム フルトヴェングラーとの共演?

バレンボイムの経歴を見ていると、なんとフルトヴェングラーと共演したことがあるらしい?ということを知りました。

えっ?フルトヴェングラーと共演?
だって1942年生まれのバレンボイムは、フルトヴェングラーが亡くなった時まだ12歳だったのに?

1987年10月30日発行のレコード芸術・別冊『演奏家別クラシック・レコード・ブックvol.1 指揮者篇』のバレンボイムの項で、評論家の小石忠男氏が書いています。

それによるとロシア系ユダヤ人だったバレンボイムは、一家で52年にイスラエルのテレアビブに移住し、神童と言われていたダニエル少年は、アメリカ=イスラエル文化財団からの奨学金を得て、ザルツブルクのモーツァルテウム音楽院に入学することになったのです。
そこではなんとピアノをエトヴィン・フィッシャー、指揮法をマルケビッチ、室内楽をマイナルディに師事して勉強しました。

そして、ザルツブルクで天才少年として話題になり、かつてモーツァルトが使ったピアノの演奏者に推薦されたそうです。

普段は、「天才」「神童」には目もくれなかったフルトヴェングラーにもその名声が届き、そしてバレンボイムのピアノを聴いて、すぐ共演をしたそうです。
フルトヴェングラー自身もピアノの名手だったこともあり、バレンボイムの才能に驚嘆したと思われます。

ただ、そこにはいつどこで、どんな曲を演奏したか書いてないし、もしかしてこれが事実ではないのかもしれません。

このあたりは、バレンボイムの自伝などもあるので、今後ちゃんと調べてみようと思います。

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バレンボイム&ベルリンフィル ベートーヴェン ピアノ協奏曲全集より

バレンボイムの弾き振りによるベルリン・フィルとのベートーヴェンのピアノ協奏曲全集は、1985年に録音されています。

当時40代前半のバレンボイムですが、落ち着いたテンポで風格溢れる演奏です。
ひとつの模範的な演奏だと思います。

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
ピアノ協奏曲第4番 ト長調 Op. 58
Piano Concerto No. 4 in G Major, Op. 58

1.(19:50) I. Allegro moderato
2.(05:46) II. Andante con moto
3.(10:19) III. Rondo: Vivace
total(35:55)

ダニエル・バレンボイム – Daniel Barenboim (ピアノ)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 – Berlin Philharmonic Orchestra
録音:1985年 ベルリン、フィルハーモニー

——————————

ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 「皇帝」 Op. 73
Piano Concerto No. 5 in E-Flat Major, Op. 73, “Emperor”

4.(21:00) I. Allegro
5.(08:39) II. Adagio un poco moto –
6.(10:24) III. Rondo: Allegro
total(40:03)

ダニエル・バレンボイム – Daniel Barenboim (ピアノ)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 – Berlin Philharmonic Orchestra
録音:1985年 ベルリン、フィルハーモニー

ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ&協奏曲全集 ダニエル・バレンボイム ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

「ピアノ・ソナタ全集」は、若き日のバレンボイムによる1966-1969年に録音した有名な演奏。古典派作品というにはあまりにもロマン的なスタイルですが、情感豊かでレンジの広い表現には独特の魅力をもったもの。セッション録音ながら自由なアプローチも、感興重視のバレンボイムならではものです。

「ピアノ協奏曲全集」は、バレンボイムはこの録音の前にピアニストとして1度(クレンペラー指揮)、指揮者としても1度(ルービンシュタインのピアノ)、ベートーヴェンのピアノ協奏曲全集を完成させています。

そして1985年にベルリン・フィルという最高のパートナーを得て、自ら指揮もして挑んだのがこの録音。それまでの録音よりさらにスケールアップし、成熟したバレンボイムが成し遂げた金字塔ともいえる全集です。

1991年にエラートに録音した「ディアベリ変奏曲」は、並外れた規模と内容をもつ作品の魅力をぐいぐいと引き出した、圧倒的な感銘を聴き手に与えまた演奏も収録。
ワーナーミュージック・ジャパン



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