こんにちは、
ともやんです。
会社員時代の密かな楽しみは、仕事の帰りに新宿三丁目にあるディスクユニオンのクラシック館によって、なにか面白いCDないかなって探すのが至福の時なのです。
ただ、会社員を辞めて横浜の自宅周辺が生活圏内となってからほぼ行かなくなりました。
そんな時、新宿に行く機会がありました。そして当然ディスクユニオンに寄りました。
若杉弘のCDを探す
なんか若杉さんのCDがないか？というのがその時の目的でした。
なぜ若杉さんなのか？
実は、若杉さんの録音はあまりサブスクなどでは聴けないのです。
もちろん全くというのないのですが、得意のブルックナーやマーラーはまず皆無なのです。
これは買うしかない。
しかし、新譜がなかなか高額なのです。
そんな時、Ｎ響とのブルックナー全集を見つけて迷わず購入。
こうなると気は大きくなる。まるでセットかよ、という感じで、ベートーヴェンの英雄やハイドンの71番、ブルックナーの2番と9番が収録された3枚組も購入したのです。
そして聴きだすとどれも素晴らしい。
ベートーヴェンの英雄は、その格調の高さではピカイチだと思います。
こんな格調高く、説得力のある演奏はあまりないと思います。
結局、都響とのマーラー全集は、新譜で購入しました。
若杉弘 ベートーヴェン交響曲第3番 英雄
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第3番 変ホ長調「英雄」 Op. 55
Symphony No. 3 in E-Flat Major, Op. 55, “Eroica”
1.(18:40) I. Allegro con brio
2.(17:27) II. Marcia funebre: Adagio assai
3.(05:48) III. Scherzo: Allegro vivace
4.(12:16) IV. Finale: Allegro molto
total(54:18)
ザールブリュッケン放送交響楽団 – Saarbrucken Radio Symphony Orchestra
若杉弘 – Wakasugi Hiroshi
録音：1993年4月
ベートーヴェン: 交響曲第3番「英雄」; ブルックナー: 交響曲第2番＆第9番 / 若杉弘
追悼！若杉弘。日本を代表する巨匠指揮者が得意としたドイツ交響曲！
このボックス・セットは若杉弘が1980年代後半から90年代前半、ヨーロッパで重要なポストを持ち活躍した最後の時代であると同時に、「マーラー＆新ウィーン楽派」全曲演奏など瞠目された活動を東京都交響楽団の音楽監督（1986～1995）として行った時代に、ザールブリュッケン放送交響楽団と南西ドイツ放送交響楽団に客演指揮し録音したレコーディングを3枚のアルバムにまとめたもの。コンサート指揮者としてケルン放送交響楽団での成功を皮切りに客演指揮に招待された本場ドイツのオーケストラでも八面六臂の活躍しながら、ドイツ・オーケストラ音楽の神髄を体現していた時代にハイドン、ベートーヴェン、ブルックナーといった重要なレパートリーを客演したオーケストラから任されたコンサートの副産物として録音されたもので、若杉がオペラだけではなくコンサートのフィールドでも日本人指揮者として先達的音楽境地に達していたことを証左する記念碑的なレコーディングの集成。
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